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2013年4月 9日 (火)

電子出版権

 
 砂川事件における司法権の独立に関する報道には「じぇじぇじぇじぇじぇ~!」と背筋が寒くなったが、法改正の検討はそこここに。。。
 出版社に対し、電子出版権を認める方向での法改正が検討されているとのこと。出版社や一部の著者には喜ばしい話なのだろう。けれどこの動きについては、歓迎する著者がいる一方、反発する著者もいるように思う。
 いろんな要素で立場が分かれることが予想される。
 まず考えられるのは、出版社と著者の関係性によるもので、「書いていただく」という著者優位の場合と、「書かせてもらう」という出版社優位の場合で分かれるケース。
 また、レイアウトや挿絵、翻訳、校正等、たくさんの協力関係の元で作られる本の場合と、大部分が著者の技量だけで成立してしまう本の場合とで分かれるケース。
 さらに、著者の考え方の違いによっても変わってくるだろう。本業が別にあって執筆する人と、執筆で生計を立てている人とでは、ネット上での自著の扱いについて、ずいぶんと考え方に違いがあるように思う。
 他にもいろんな要素があると思うのだけれど、個人的には、電子書籍がメジャーになってきた場合、出版社とは別に、出版版のJASRACのような、著作権管理団体が必要になる気がしていた。まぁ、自分で自分をプロデュースできる著者の場合に限られるのかもしれないけれど。。。

 我が家では、いの一番に息子が i Pad2 を手に入れたが、今度は夫と私と二人同時に Kindle を入手しようかと話している。当面は、分厚い本や資料がターゲットだけれど、こなれてきたら、電子出版権についてもっと需要者の立場からも考えられるようになるかな…(電子書籍の採算資料を見てみたいなぁ)。

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