東京ホタル(R)
去年から始まったらしいが、今日の晩、「東京ホタル」というイベントが隅田川テラスで行われる。約10万個の太陽光蓄電LEDが川に放流される模様。「川と暮らすこと、新しい親水ライフ、川や環境との共生」がテーマで、隅田川をもっときれいに!という願いがこめられているようだ。
イメージから活動を盛り上げていくことも大切だけれど、並行して、納豆菌ブロックを川底に敷き詰めてみるとか、上流の生活排水や工業廃水の希釈状況を調べて公開するとか、水の透明度の経年変化を数値的にWebにアップしていくとか、多摩川の浄化活動に学びつつ競走するとか、実質的な活動と組み合わせて欲しいな、と思う。
夫の父は小さい頃、隅田川で泳いでいたという話で、ほんの70年ばかりの間にずいぶんと川が汚れてしまったのだろう。一度汚れたものをきれいにするのは、倍以上の時間がかかるのかもしれないけれど、私の孫の世代にはまた泳げるようにならないかなぁ~…と願う。
(昼過ぎ、入院中だった母、退院)
| 固定リンク
コメント
実のところ、私もかなり「?」な気持ちです。
集客によって得た利益で、見えないところで
もっと実体的な活動が行われることを祈るばかり。
今の世の中、汚いものにフタをして、見ないように
してばかりのような気がして、もっと実体を冷徹に
晒していく必要があるように思えますね~。。。
投稿: Taraco | 2013年5月25日 (土) 07時21分
10万個の太陽光蓄電LED放流って、環境破壊そのものの様な気がするのだが...。完全回収、って書いているけど、光らなかった故障品とか、沈んでしまった物とか、完全は無理な気がします。
養殖した蛍を放つイベントも見た事があるけど、行く末を考えると帰る自然が無い環境に放つのが凄く悲しく、残酷に思えました。
蛍、仕事の帰り道に最寄り駅から家までの間で、たまに飛んでいるのを見かけます。(今はまだ季節が早すぎて飛んでいませんが、田んぼに水が張られてカエルがゲコゲコとにぎやかです)
投稿: Y.Mita | 2013年5月25日 (土) 07時13分