ステント考
先日、再狭窄の治療のために入院した義理の父のお見舞いに行き、手術前の説明を一緒に聞いた。3重に入れたステントの横に、2重に入れたステントがあるのだが、その部分が再狭窄しているとのこと。バルーンを入れて広げ、再狭窄の原因を探りつつ対処するそうだが、以前入れたステントがひしゃげている場合もあるのだとか。
ステントも日々改良が重ねられているらしいが、説明を聞いていたら、「患部に到達するまでは細くて柔軟で、患部に到達したら血管を適当な太さまで押し広げた状態で伸縮可能な状態で固定され、一定の期間経過後は生体に同化する」ようなステントがあればいいのになぁ…と思った。どうしても、「あちらを取ればこちらが取れず」という改良にならざるをえない面はあるだろうが、人間の欲は尽きない…(苦笑)。
まだ症状が軽いので、全身麻酔をしてバイパス手術をするのには抵抗があるのも無理はない。なんとか既存の血管のままで血流がよくできればいいのだけれど―――!!!
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