うたごえ喫茶
“うたごえ喫茶”というのをご存じだろうか? 私はつい先ごろまで知らなかったのだけれど(汗)、入院中の義理の父の手術当日に再度お見舞いに行ったら、義理の母の妹さんと居合わせ、いろいろ話しているうちに“うたごえ喫茶”の話になったのだった。
この妹さん、ボランティアで老人ホームを回ってはフラダンスを踊ったり歌をうたったりしているそうで、「フラダンスはあまり皆さん興味なさそうなんだけど、古い歌謡曲なんかを歌うと、みんな目がキラキラして一緒に唄い出し、中には涙を流す人もいるんですよ」とのこと。で、歌はいいね、という話になり、そのうち義理の父が、「少し前まではよく、“ともしび”で歌ったもんだなぁ」と言うので、「“ともしび”って何ですか?」と尋ねたら、それが“うたごえ喫茶”のことだった。昔は、左翼系の若い人が集まったりして見知らぬ人同士、大勢で歌を歌っていたらしいが、最近はお年寄りがなつメロやらロシア民謡を唄うケースが多いのだとか。。。おひとりさま用のカラオケが流行る昨今だけれど、年配の人たちの話を聴いていたら、“うたごえ喫茶”の方がよほど、ボケ防止には効果的のような気がしたのだった(笑)。
手術は無事終わり、ステントを3重にすることなくバルーンだけで対応できた。本日退院で一安心ながら、今度は、この日の前日に体調を崩してしまった義理の母の方が心配だったりする。。。
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