Disneyで考える著作権保護期間
TPPの著作権分野の交渉事項に、「保護期間を著作者の死後50年から、70年へ延長」というものがあるらしい。そういえば、ウォルト・ディズニーの命日は1966年12月15日。日本では、映画以外の著作権については3年後に切れることになる。(c) Disney All rights reserved .の権利が切れると、世の中一体どうなるんだろう?
下世話な皮算用だけれど、書籍でさえ、ミリオンセラー1冊で家が建つのだから、ディズニーのロイヤリティー収入はおそらく、TDLだけでもミリオンセラー100冊分以上にはなるだろう(そんなもんじゃない?)。所得税は間違いなく最大比率だろうことを考えると、税収にも大打撃?!
こと書籍の著作権については、以前からいろいろ考え続けており、死後50年でも長いんじゃないかと思ってしまうけれど、Disneyがらみの著作権が切れた場合、ミッキーたちキャラクターは一体いつまでどんな風に扱われるんだろう? 商品範囲があまりにも広すぎて想像つかない…。
毎日拝見するブログの作者さんは、保護期間の交渉が他の交渉項目の政策的取引の材料にされていることを憂いておられたが、まったく同感。また、ごくごくフツーの著作物と、化け物版権とを、同じ俎上に乗せるなら、やはりフツーを基準に考えるべきだと思うけれど、いかがなもんだろうか…?
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