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2013年11月 3日 (日)

BSフジ「プライムニュース」

 FBでご紹介のあった、BSフジ「プライムニュース」の“TPP知的財産を検証 日本の権益どう守る”というネット配信を視聴。菅原淳一氏・相澤英孝氏・福井健策氏の3名をゲストに迎えて、産業財産権と著作権分野の交渉の動向が語られていた。身近な著作権への関心からメモ。
 著作権の主な争点は3つだそうな。
1.保護期間延長
2.非親告罪化
3.法定損害賠償
 保護期間については、参加12か国のうち、保護期間が50年の国が6か国、70年か100年の国が6か国の均衡状態。今は70年のアメリカ国内でも、もっと短縮すべきという声もあるようで、これについてはただ、勢力ごとの力関係を見守るより他なさそう。
 驚いたのは、日本の著作権によるロイヤリティ収支が6,000億円の赤字という話。映像系に限った単純な図式として、
 洋画&韓流ドラマ >> マンガ&アニメ
ということなんだろうか?!  うむむむむぅぅ。
 私にとって目新しかったのは“ISDS”という言葉。これまで、国対国としてしか争えなかったものが、個人対国としても争えるようになるようなお話だった


(別件で、JASRAC「包括契約」が独禁法違反の恐れとの判決。個人的に未だわからない、著作者への分配方法。。。忘れるべからず。また、「新週刊フジテレビ批評」にてゲストの須賀千鶴氏が“クールジャパン戦略におけるテレビの役割”と題した解説。経産省と東大等で海外のトレンド予想サービスをするサイトを作ったとか、クールジャパンファンドを立ち上げたとかいうお話があった。日本ほど、政府が関わらなくても泉のようにコンテンツが自然に生み出される国は珍しいとも。創作意欲が高い国ってことかな? この贅沢環境の成果を活かさない手はないですねぇ。。)

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