損保→特許事務所
夫が先週、高校時代の同窓会に出席して聞いてきた話。同級生の娘さんが、損保の会社から特許事務所へ転職したとのこと。その娘さんの先輩も、同様のルートで転職しているとのこと。「どうして損保から特許事務所なんだろうね?」と話していたのだが――。
その2日後くらいに、“みなとみらい弁理士日記”さんに「損保/知的財産権特約」という記事を発見!
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AIUの個人情報漏洩保険の特約として、知的財産権特約というものがあるのです。
この特約、第三者の特許権、商標権、著作権等の知的財産権を侵害してしまった場合や、
不正競争防止法に規定される不正競争行為をしてしまった場合に、相手方から請求される損害賠償金や訴訟における弁護士、弁理士費用を負担してくれるというものです。
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なるほど~、そんな関連が?! このご時世での損保業界の状況を想像しつつ、この特約がどれくらい活用されているのかを聴いてみたいな~と思った。
ところで、先日、茂木経産大臣が個人で特許取得したという話があったけれど、このアナウンスで一つ、いい効用を想像した。よく、経済的に余裕のあるお年寄りが、自分の履歴書的自叙伝を自費出版したいという声を耳にするけれど、過去を総括するのもいいが、子や孫世代のために小発明をしてもらうというのも一案じゃないかな~?とずっと思っていたからだ(笑)。何年も待たされるんじゃ、やる気も失せるだろうけれど、四半期ベースで結論が出るなら、前向きに考える人は増えるような気がする。暇そうにしているご老人がいたら、提案してみようかな?。
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