叱られ週報#1(ドラマ仕立て)
この物語は半分フィクションであり、実在の人物・団体とはちょっとしか関係ありません。
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ある日の事務所での一コマ。
BOSS:「Taracoさん、商標の補正の条文って何条?」
Taraco:「えっ?!…え~と…(アレ?16条の2?違うな…)」
BOSS:「なんだなんだ~? 去年まで勉強してたんだよね?」
Taraco:「はぁ。試験が終わった途端に全部忘れました。(あ、何言ってんだ私?!)」
BOSS:「こういうのが即出て来なくちゃ、お客さんに対して説得力ないでしょ?」
Taraco:「はい、すみません」
BOSS:「ガミガミガミ…」
Taraco:「…(BOSS、最近では、鎌倉幕府ができたのは1192年じゃないんですよ? “事件が審査係属中は補正可能”と覚えた方がいいのでは? そもそも、普遍的でないものを覚えるような試験をさせられるのがイヤだから物理をやったんですが…←屁理屈)」
BOSS:「四法対照法文集、持ってる?」
Taraco:「はい。。。あ、68条の40でした!」
BOSS:「(こやつ、全然反省しとらんな…)」
内心いろいろ屁理屈をこねつつも、実務でも条文は覚えていなくてはならないんだと、一応反省したTaracoだったが……、事務所の某先輩は、スルリと空で答えた上、「ちなみに、意匠は60条の3です」とオマケまで付ける見事さ! Taracoは深く反省した! そして経験値が1上がった。
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