つれづれ週報#5
以前いた会社では、規模が大きくなるごとに(約3年ごとに)引っ越しを繰り返していました。いちいち名刺や封筒を刷り直す上、引っ越し代もかかるので、もったいないなぁ…と思っていましたが、、、。
今週の仕事でインパクトの大きかったことの一つは、住所変更の波及効果。
特許権や商標権等の権利を有している会社が引っ越すと、「登録名義人の表示変更登録申請」というのが必要になります。権利化後のこうした書き換えには、一案件につき1,000円かかるため、数千件の権利を有していた場合、その書き換えだけで数百万円かかることになります。ひぇぇぇぇ~!
今週の仕事でインパクトの大きかったことの二つ目は、書面の電子化費用。
自分のミスを棚に上げて言うのもなんですが、電子で提出できる書面を紙で提出してしまうと、一通\1,900-の電子化手数料がかかります! ひぇぇぇ~! 多色刷の振込用紙を一色にするなどして、もうちょっと安くならないものでしょうか…。内訳はわかりませんが、手数料というよりは罰金のような印象です(苦笑)。紙の時代には許容されていた手続きが、電子化の利便性と引き換えに、杓子定規にならざるをえないということか、、、以後気を付けます(涙)。
今週の仕事でインパクトの大きかったことの三つ目は、タイ語とノルウェー語の公報。
タイ語のあの独特の雰囲気の書面は、なんだか微笑ましくて、難しい技術内容が書かれている気がしないのが不思議。また、ノルウェー語の公報には、可愛い丸がたくさんあって、これまたなんだかフワフワした雰囲気。
また、拒絶理由通知の引例にフランス語の公報なんかがサラリと入っていたりして、審査官の方々って何か国語くらいの公報に当たっているんだろう??と想像を膨らませました。
もう何年も知財業界で働いている人にとっては当たり前の事柄も、新参者にはいろいろと新鮮なものでございます(笑)。
| 固定リンク
「特許事務所勤務」カテゴリの記事
- 合同新年会(2025.01.25)
- 仕事納め(2024.12.28)
- 師走…ラストスパート!(2024.12.01)
コメント