地の塩たらん…
STAPショックで茫然自失しています。
サイエンスライターの友人がFBで、「地の塩」というドラマ&聖書の言葉を紹介していたので、自分の戒めのために引用します。“腐敗を防ぐ塩のように模範的であれ”という意味を持つとのことで、まさに今回の騒動とシンクロします。この言葉は、真理の探究に勤しむ者すべてが胸に刻むべきものですね。
自分の研究分野に脚光が当たり、国民の支持を得て予算を獲得しやすくなることは、誰しも願う状況ではあるのでしょう。予算がつけば、もっとあんなことやこんなことにもチャレンジできるのに…。。。とはいえ、そうした願いは、自然に対して誠実であることが大前提。
事の真偽や詳細はわかりませんが、それでも、今回のアイディアが、ある種の頭の切り替えをさせてくれたことには感謝したいと思います。知らず知らず常識の糸にからめ捕られている頭に、一撃をくらわせてくれたことは確かだからです。「信じられないけど、そういうことがあっても、おかしくはないかも…」――― 想定外の事象に出逢ったとき、そういう受容の姿勢は忘れないようにしたいです。
明日行われるという理研の記者会見は気になりますが、若いんだから、難病の人のための研究なら、まだまだいくらでもできますよ!!!
(それにしても、考えれば考えるほど、震災以降の科学技術界への信頼失墜は凄まじ過ぎる気がします。科学や技術に携わる人たちは、その自覚があるのか、それがまた疑問です)
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