Hotel Loungeでおしゃべり会
先日、同期の女性とホテルのラウンジで待ち合わせて、諸々四方山話。彼女とは、某2会派の祝賀会でご一緒して以来。化学がご専門ながら、知財業務に関しては未経験者と伺っていたので、「どうしてるかな~?」と思っていたのですが、無事就職され、今は日々猛烈な忙しさの中で修行中とのこと。
同じく同期の別の方は、大手企業の知財部出身ということもあり、事務所に就職後はひたすら明細書を書き、文章添削を受ける日々だと伺っていたので、この日お会いする方はどんな仕事ぶりなのかを聞くのが楽しみでした。
事務所勤務といっても、その規模や、所長の考え方や、来歴等によって、ずいぶんと仕事ぶりも変わるもののようで、彼女の場合、豊富な外渉経験と英語力とコミュニケーション能力を買われたらしく(もちろん専門性もですが)、弁理士としての文章鍛錬も受けつつ、外国クライアントとのコレポンや、英語の明細書チェック、裁判や審判の補助等、幅広い経験を積んでいるとのことでした。
弁理士の人たちと事務方とがきっちりと分かれており、双方不可侵的な雰囲気だというのも驚きでしたし、お得意様がいるというよりは、バラエティに富んだクライアントの案件をこなしているというのも驚きでした。審判や裁判もとても多く、すでに何度か裁判所に足を運んでいるとのことでした。使っている期限管理ソフトも違えば、勤怠管理の仕方も違ったりして、いろいろと興味深く伺いました。
意気投合したのは、弁理士側と事務側とで、二度手間になっている作業があるよね、という話や、事務の人の、正確で丁寧で素早い仕事ぶりに感嘆している点。
また、音の商標の話をしていたら、ピアノの腕前が玄人はだしで絶対音感の持ち主の彼女曰く、「USのインテルの音の商標のディスクリプションが、実際のCMの音と違うんだよねー」だそうな。帰宅後に調べたら、OHIM:4610986では、楽譜で多重音階になっているのに対し、米国では(2315261)単音階で、しかもOHIMと微妙に違う…。本来は、
(全フラットで) レ・レソレ・ラ
が正解では?と思えました。電子オルガンを引っ張り出して弾いてみたりもしましたが…そもそもCM音の記憶が定かでないので何とも言えませんが、 相対音感くらいはあるつもりの私としては、OHIMに軍配。どうしてUSとOHIMで登録内容を変えているんでしょうか?? 日本の音の商標の登録条件はどうなるんだろうね~?と話しつつ、大学のオケの延長でいまだに音楽活動も続けている彼女が、「今度、演奏会があるときにはお誘いするね♪」と言ってくれ、そちらの方が楽しみになってしまいました(笑)。
ともあれ、久々に同期同年代の女性とおしゃべりできて、別事務所の事情も聞けて、いろいろと勉強にもなり楽しいひとときでした♪ また是非お会いしたいです~! 演奏会のお誘い、お待ちします!!
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