『chocolate bar』
先日、「世界を変えるテレビ」という番組で、『chocolate bar』という本が紹介されていました。仲良しの友達の病気を治すために、研究機関への寄付金を集める目的で描かれた絵本。とてもチャーミングな絵本で、子どもの素直な気持ちがストレートに感じられてウルウルしました(笑)。
自分にとっての“So Chocolate Bar”な事々の中に、友達を助けたいという気持ちが当然のようにあって、それこそが“The Biggest Chocolate Bar”だなんて! イイネ! イイネ!
さらに、池上彰さんがレポートしたフィリピンでの“エフレンさん”という人の活動が印象深かったです。貧しいスラム街で、学校に行けない子どもたちに、手押し車で教科書類を運んで読み書きを教える活動――。その活動のおかげで教育を受け、仕事に就けた男性の言葉――「“教育”は、物やお金と違って、決して人から盗まれることのない財産だ」――、まさに“知的財産”の原点のような言葉です!(現実の世の中では、そんな財産の所有権をめぐって、結構エグイ綱引きが、あちこちで起こっているわけではありますが…汗)
世界の隅々まで、こんな財産が行き渡るようになったら、So Chocolate Barだな(笑)。
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