EPO値上げ週報#20
4月以降、ヨーロッパ特許庁への審査請求に関する現地代理人からの請求が増えていたらしく、「調べてみてくれる?」と言われて検索したところ―――、4月1日からexamination feeが値上げされていました。インフレ調整に基づくものらしいですが、、、インフレ…?
なんとなく、ギシギシといっている感の否めない昨今のEUですが、EPCは大丈夫なのかしらん?
また、5月1日施行の中国商標法改正の影響で、更新時の必要書類が増えて焦りました!
そして、今週の新入職員向け講座の内容は、「弁理士倫理と職員の義務」。守秘義務違反は6月以下の懲役又は50万円以下の罰金とか、弁理士職業責任保険の事故のうち70%は期限管理の失敗が原因とのことで、オドロオドロしいお話(出願にまつわる技術の話はブログには一切書かない!と誓ってはいるものの、それ以外にもいろいろ気を付けないと…汗)。利益相反行為もしてはいけないとのことだけれど、お客様が多角経営の大企業だった場合、利益相反か否かの判断は難しかろうなぁ…と思って聴いていました。
また、「苦情事例集」というものの中から、5つの事例が紹介されましたが、原因は大きく3つといえそうです。説明不足、コミュニケーション不足、サービス業としての自覚の欠如――。マクドナルドのごとく、公明正大な価格表オープンと、スマイル0円と、正確ながらも効率的で無駄の少ない行動の追及…コレですな(苦笑)。
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