ヒルズ巡りと「アナと雪の女王」
日曜日、息子は5時起きして出掛けてしまったため、夫と私でヒルズ巡り&「アナと雪の女王」鑑賞の休日となりました。虎の門ヒルズ→アークヒルズ→六本木ヒルズとテクテク散歩して、「モロコバー」でパンケーキを食べたり、「フランツィスカーナー」でドイツビールを飲んだりした後、DVD発売目前の今頃になってやっと「アナ雪」を観たのでした。
そして……全世界で大ヒット上映中の「アナ雪」の感想は――(ここからはネタバレがあるかもしれないので、未見の方はご注意を!)
ごくごく個人的な独りよがりの感想ですので、アナ雪ファンの方々、平にご容赦を。
歌とCGの素晴らしさには、本当にうっとりさせられました♪ ただ、物語運びという点で、前半は特に大味に感じ、「これには絶対ジョン・ラセターさんは関わってないな…」と思いながら観ていた私。ところが、エンドクレジットの最初に、“Executive Producer:JOHN LASSETER”と出てきたではありませんか?! ショ~~ック!! 「ほんとに?!」という思い。なんとなく、歌の効果以外は、Pixerのアニメーション技術とラセターさんの名義貸し的ささやかな貢献に支えられた作品では…と失礼な感想が頭をよぎってしまいました。脚本分担が細分化されすぎているというか、シーンシーンは印象的でも、全体を貫くクリエイター個人の強い個性とか趣味が感じられないような気がしました。それでも、クリストフとスヴェンのコンビが大好きになったし、鑑賞後は無性にニンジンを齧りたくなった私ですが(苦笑)。
「マレフィセント」も「アナ雪」も、“真実の愛”がテーマになっているようですが、単純なラブストーリーからの卒業をディズニーが模索しているのか、はたまた現代人が近親者からの当然あるべき愛に飢えているのか、“かりそめの愛”に辟易しているのか…? “王子様のキス”じゃ何も解決しない、という現実を悟ってしまった女性から、若い女の子たちへのエール…という印象でもありました(苦笑)。夫曰く、「白馬の王子様を待つんじゃなく、能動的であれって映画じゃないの?」だそうです(笑)。
「All you need is kill」を見たがっていた夫を説き伏せての鑑賞でしたが、いろいろと混乱させられ、ラセターさんの関与度合いを知りたいがためだけにパンフまで買ってしまいました(涙)。
来月は、「宇宙兄弟#0」と「思い出のマーニー」に付き合わせちゃおうかな?
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