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2014年8月26日 (火)

ご様子伺い

 先週の土曜日昼前、夏の旅行みやげを持って夫の実家へ行きました。お正月以来で、なかなか訪問できないことをお詫びしつつ、みんなでお寿司やメロンや和菓子を食べつつおしゃべり。
 一時期は体重が35kgくらいにまで落ち込んで、すっかり体力の衰えていた母は、40kgくらいまで体重を増やし、少し顔色がよくなっていた印象。でも、唾液が出ないとか、足の指が湾曲してしまうとか、骨粗しょう症が進んでしまうなど、「もう満身創痍でね~」とのこと(汗)。アルツハイマーが進まない薬を飲んでいるとのことでしたが、昔のことは驚くほどよく覚えている様子。「昔の自分に会いに行く夢をよくみるのよ~」というのも不思議でした。
 父の方は、母に変わって家事一切を取り仕切っているそうですが、足が痛い症状がずっと続いていて、毎週2度ほどの通院は欠かせないとのこと。「往復タクシーを使うから、大変だよ」とおっしゃっていました(苦笑)。さすがにいろいろ心細くなっているのか、息子に、「もし困ったことがあったら電話できるように、携帯電話番号を登録させてくれるか?」と頼んでいました。
 お二人とも、外出用バッグに赤い小さなお守りのようなものを付けていて、中には自分の名前や親戚の名前と連絡先が書いてありました。「区役所から配られてね…」とのことでしたが、いいアイディアだと思います。
 旅行好きの父ですが、母が出歩けなくなって以降、近所の囲碁クラブに通う程度の娯楽しかないようで、夫婦でどこかに連れていってあげられたらなぁ…と思いました。
 昼食後、ぐ~ぐ~と昼寝を始めた息子を横目に、「まだ全然宿題に手をつけてなくて、両親とも割と勤勉な方だから、息子の気持ちがまったく理解できないんですよね~」と愚痴ったら、父も母も、「我々の頃は、休暇中に宿題なんか出なかったけどねぇ~」とのこと。ホント、いっそ宿題なんか出なければ、親の方ももっと心穏やかな時を過ごせるのに~!!!

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