ワーキングマザーの4番目の壁?!
私が復職してから、息子の成績がメキメキ下がり始めました(汗)。先日、たまりかねて尋ねたものです。
「最近成績悪いのって、ママが働き始めたせい?」
すると、間髪を置かずに、
「そうだよ」
との応え!!!
「え~?なんでなんで?! 別にいてもいなくても変わらない生活してるじゃない?」
「学校から帰ったときに家が暗いと、やる気出ないの」
「はぁ~っ?!」
甘っタレにもほどがありますが、まぁ思春期の世迷いごとでしょうか…。
思えば、ワーキングマザーには3つの壁があると思っています。
1つ目は保育園の壁。慣れるまで何度も泣かれる別れの辛さは、誰しもが乗り越えなければならない壁です。とはいえ、保育園に通う子どものママさんは、基本的にみんな働いているわけだから、馴染んでしまえばこっちのもの。朝から晩まで預かって、昼食もおやつも出してくれる上、きちんとした生活習慣まで教え込んでくれるありがたい場所。
2つ目は小学校の壁。多くの友達は皆、放課後は家に帰ってお母さんにおやつをもらって遊びに出かけて…という生活なのに、自分は学童に直行し、暗くなって帰宅するのはなぜ…?という疑問を、子どもながらに抱くようになる。また、学童に拘束されるのが嫌というお子さんも。。。1つ目の壁より、相当高く感じられたものです。
そして3つ目は学童後~思春期の壁。もはや“育児”という仕事からは相当解放される時期ながら、実はこの壁が一番厄介かもしれません。かくいう私は、この3つ目の壁に阻まれ、天職と思えた仕事を離れました。物の道理がずいぶんとわかるようになって、自我が如実に立ち現れる時期。まだまだ長い放課後を、夕食時まで放置しておけなくもない年頃ですが、心配性の私には、それができませんでした。。。
さすがに高校生になったのだから、もう親がいようがいまいが自分の世界を謳歌する季節だろうと思いきや、なかなかどうして、まだ根っこは家にあるようで…(苦笑)。まぁ、これまでがやや過保護気味だったかもしれず、親離れ子離れにはちょうどいいタイミングだと思って、子どもの成績の下降を第4の壁にしないように辛抱しています(笑)。…というか、お母さんが働いていたって、しっかり自主的に勉強しているお子さんは数知れず、この第4の壁は我が家特有のものだと思います~(涙)。
(自分が暗い家が嫌なせいか、私の帰宅時には玄関の灯りを付けておいてくれる息子です)
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