« Patent vol.67 11月号 | トップページ | AW Kitchen & INTERMEDIATHEQUE »

2014年12月20日 (土)

身近なアイディア#1

 事務所2年目の週報は、もはや仕事の概略を書いても、あまり自身の備忘には役立ちそうにないので、少し趣向を変えようと思案中。身近で、自分自身が生活者として心動かされたアイディアについてメモしておくのはどうだろう?と思い、ものは試し。
 記念すべき第1回は、【発明の名称】:袋ーー(笑)。毎日毎日お世話になる、粉末状洗剤の詰替用袋に関するものです。
 我が家の定番洗剤は花王の「アタック」ですが、かつては紙の箱に直接洗剤が封入されており、開封時の紙蓋の引きはがしに失敗することが多く、使い終わると箱ごと捨てて、新たな箱を買ってこなければなりませんでした。その中にはプラスティックの計量スプーンも入っていて、それも1箱に1つ入っているので、毎回捨てざるを得ません。この入れ替え作業をするたびに、ものすごく勿体ないことをしている気がして罪悪感に苛まれ、「あ~、詰替用の袋が発売されないかなぁ…」と思っていたので、それが実現したときには、とても感動したものでした。
 この袋につき、特願2011-170592という公報が出ていたので読んでみました。袋の構造や作り方、箱への封入方法や易開封加工等について書かれており、粉末状洗剤が湿気ないための工夫や、詰替えやすくするための工夫・箱と袋がフィットする工夫・エコに貢献することも明記されていて、たかが袋とはいえ、細やかな配慮がされていることがわかりました。
 一消費者として、とても感銘を受けている商品。私の罪悪感を一つ取り除いてくれたことに、感謝です(笑)。

|

« Patent vol.67 11月号 | トップページ | AW Kitchen & INTERMEDIATHEQUE »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Patent vol.67 11月号 | トップページ | AW Kitchen & INTERMEDIATHEQUE »