「楽園追放」
先の日曜日、家族で映画「楽園追放」を観に行きました。CGアニメの野心作であるという噂や、目下絶好調の作家さんたちが関わっているということで、家族の好奇心が一致しました(笑)。以下、ネタバレがあるかもしれませんのでご注意を。
観終わって、「電脳世界ディーヴァと地球上で生きるならどっちがいい?」という点に絞って意見を訊いたところ、夫は、「そもそも人間は、肉体と精神を分離して存在できないと思う」と、質問自体をナンセンス呼ばわり(苦笑)。息子は、「人口爆発とか資源枯渇なんて事態を招かないようにしなきゃ」と、至極まっとうな感想で、地上での生を尊重する発言(笑)。私はと言えば、電脳世界で味覚を軽視している感じは納得できなかったものの、ディーヴァに行けば、炊事・洗濯・掃除といったハウスキーピング作業から解放されて、まさに楽園だろうなぁ~…と遠い目(^0^;;。
大雑把に言って、“身体”と“心”、“実体”と“無体”のバランスとか連携について考えさせられる印象でしたが、単純にエンタテインメント的に捉えると、度胆を抜かれるような驚きはなかったものの、エージェントのディンゴがとにかくカッコよかった!というのが感想です。アニメでなくても、実写でも演劇でも成立しそうな、アンジェラとディンゴの掛け合いが面白く、彼らに加え、人工知能のフロンティアセッターの心根が素敵でした♪ 世界のあらゆる情報を把握した上で目覚めた人工知能の自我が、あんなにいい性格になるものなのかはわかりませんが、設計した人の思想がそうさせたのかな?(ホーキングの警告は現実となるか?!)
正直、CGやアクションは私の興味の範疇外ですが、それらを楽しみにして来た人にとっては、あのCGサーカスはスゴかったのかな?
男性客が大部分で、女性の観客がほとんどいなかったのが不思議な気もしましたが、楽しく拝見しました~♪
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