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2015年2月 7日 (土)

身近なアイディア#7

 2003年だったか2004年だったか、まだ本を作っていた頃のこと。ちょうどハンガリー出身の方の本を制作していたとき。。。その著者さんと一緒に本屋をブラブラ歩きながら、内容のこと・本の雰囲気のこと・装丁のこと等々、あれこれおしゃべりしていた時、その方がふと言いました。
 「Taracoさん、“ウェブログ”って知ってます?」

 その当時、ブログ文化がどれくらい浸透していたのかわかりませんが、少なくともその時の私は、“ウェブログ”という言葉を知りませんでした。“ウェブログ”が語源だということを知らなかったのか、“ブログ”自体を知らなかったのかは、今となっては覚えていません。
 正直に、「いやぁ~、なんですか?ソレ」とマヌケな受け答えをしたような赤面モノの淡い記憶(苦笑)。その少し後に、同じ編集部でSEO対策本なんかが企画され始めていたような…。
 ほんの十年ちょっと前の話なのに、隔世の感があります。「あ~、あの頃だっけ? Googleに夢中になって、“ページランク”ってどんな仕組みなんだろ?とか思ってたのは…」と、なつかしさに浸りつつ、IPDLでGoogle関連の文献を拾ってみたら、特許4837040号の「ブログ文書のランク付け」なんていうのが出てきました。
 今や、検索技術はすっかり身近でなくてはならないものになっていますが、自分がブログに書いた言葉をググっても、ほとんど自分のページがヒットしないのは、私がSEO対策に無頓着だから?
 2008年に出願されて、2011年に登録されているこの特許、請求項1によると、ブログに品質得点なるものが設定されるようで、ドキッとしました。【0028】以降にブログの品質得点の決定の仕方が書かれていますが、高得点を得るには、有力ページからリンクを張ってもらうのが一番手っ取り早そうな印象。個人的には、マメに心ある記事をアップし続けるのが、最良のSEO対策じゃないかと考えていますが、それは決して最強のSEO対策ではないようで…(苦笑)。
 この検索文化、10年後にはどんな風に発展してるのかな~?!

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