普通救命講習
昨日は、区の防災課普及係主催の「普通救命講習」でした。区内の消防署へ赴いて、人形を使った心肺蘇生法や人工呼吸法・AEDの使用方法、止血方法等を習いました。我が家は、息子と私が参加。後日「救命技能認定証」が交付されるとのことで、3時間に及ぶ結構ちゃんとした講習会でした。講師の先生がとてもパワフルで楽しいキャラクターで、長丁場だったわりに、あっという間の時間でした。
蘇生用マウス・ピースを使って、生まれて初めて人工呼吸を施しましたが、気道確保して息を吹き入れると、意外に大きく胸が膨らむのが驚きでした。
AEDの種類は十数種もあるそうですが、どれも音声で誘導してくれるので、言われた通りに冷静に対処すれば、誰にでも使える医療機器であることが実感されました(ただ、1台80万円ほどもするそうで、中には量販店で20万くらいで買える機種もあるらしいですが、一家に一台とはいかないですね)。AEDは、心臓に電気ショックを与える機械…くらいの認識しかありませんでしたが、正確には、心室細動や無脈性心室頻拍の状況をリセットするために、いったん心臓を止める機械だと説明されました。近所で、最低2か所は、AEDのある場所を把握しておくようにとのお達しも。
そしてなんと、自分の地区にはたった1台しか救急車がないこと、区全体でも4台しかないことを知って、驚愕! 足りない時は、隣の区からヘルプが出るとのことですが、救急時のバイスタンダーの役割は大きいなぁ~。
心臓の偉大さと、声掛けの大切さを痛感するとともに、人の手でも多少はポンプ代わりになることがわかり、心肺蘇生のリズム(1分間に100回くらい)は忘れないようにしようと思いました。ご一緒したご近所夫婦のご主人が、肋骨4~5本折りそうな勢いで心肺蘇生を行っている様子が微笑ましく頼もしかったです(笑)。
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