ブロックバスター
先日、夫とノーベル医学生理学賞の大村さんの話をしている最中、夫が唐突に私に訊きました。
「ブロックバスターって知ってる?」
「は?、ゴーストバスターズ?」
ーーー聞けば、医薬品業界でのヒット商品のことらしく。およそ1000億円を超える売上のあった新薬のことを言うようです。出版界で言うところの“ミリオンセラー”みたいなものですね。1500円の書籍でミリオンだったら、売上は15億だから、医薬品業界とは2桁違います(汗)。まぁ、ハリーポッターなんかは、軽く5000万部くらいは売り上げているでしょうから、ブロックバスター並みであることは間違いありません。そして、医薬品は開発費もハンパない上、たくさんの人が関わっていますが、本の場合、著者は一人だし、出版社の人数だって数人とか数十人とかですから、そう考えると、ミリオンセラーとブロックバスターはどっこいどっこいかも?!(笑)。
(それにしても、ブロックバスター第1位が、高脂血症治療薬とは。体質が原因の深刻なものと、いわゆる贅沢病的なものと、どちらが多いのでしょうか?!…汗)
【ところで、このイベントに参加する人の話、聴いてみたい…】
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コメント
LotusFlowerさん、コメントありがとうございます。
贅沢病でなく、体質で薬が必要になってしまう方は本当に辛いですね。おっしゃる通り、安易な処方のせいでブロックバスター化しているケースというのもあるのかも。スタチンは、メガブロックバスターの域だそうですが、本当に必要な人と、別の解決策がある人との割合の違いを知りたいなぁ…と思いました。
基準値というのも、目安の一部にはなるのでしょうが、個人的には、自分自身が快調かどうかに重きを置いています(^^;;。
投稿: Taraco | 2015年12月 3日 (木) 08時21分
薬のブロックバスターはスタチンでしょうね。中年以上でコレステロールが高めの人はたくさんいます(私もそうでした)。脂質とか油分の取りすぎが問題なのではなくて、ほとんど体質です。体が必要以上のコレステロールを作ってしまったり、いわゆる悪玉コレステロールの回収が遅かったり。でも、コレステロールの基準値って現在では議論の的となっていて、見直しが必要だと考えている向きもあります。印象では、スタチンは安易に処方されすぎなような気がします。
投稿: Lotus Flower | 2015年12月 3日 (木) 07時56分