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2016年2月26日 (金)

十数年ぶりの再会

 先週の金曜日、十数年ぶりに、元の会社の後輩君と、OAZO4Fの喫茶店で会いました。既に他の出版社へ転職していることは伺っていたのですが、その会社が近所に引っ越してきたのを機会に久々に。
 彼は、私などよりずっといろいろな本を読んでいて、ジャンルの守備範囲も広く、転職した会社は老舗系の大手。歴史や文化の本を手掛けることが増え、打ち合わせも研究者の方々がメインになったとのこと。
 とはいえ、元の会社では、ラノベで大ヒットを飛ばし、アニメ化・ゲーム化・ドラマCD化・パチスロ化等、いわゆるキャラクタービジネスへの広がりを作り、製作委員会に参加していたというので、私としては、その辺の話にすごく興味がありました。。。(「ガンダムUC」が今度、TV版で放送されるそうで、そういう順序もアリなんですね~)。
 が、残念ながら出版社としては、専属窓口担当の人がいて、編集者が直接的に関わる場面はごくごくわずかだったとのこと。委員会メンバーごとの定期報告を聴いたり、著者への連絡を右から左へ流したくらいの記憶しかないそうで、著作権契約の話とか、出資額やらロイヤリティ比率なんかの細かいことはノータッチだったそうです(知っていても守秘義務があって話せなかったかもしれませんが…苦笑)。
 前出版社の卒業生の話に及ぶと、他社に移った人のほか、自己啓発系のセミナー会社を作っちゃった人やら、大学教授になった人、編プロをやっている人、宗教に目覚めちゃった人など、ずいぶんとバラエティに富んでいて驚きました。
 老舗系出版社の編集さんはどんな働き方なのかを伺ったところ、「いやぁ、以前と一緒です。見たいものを見に行き、会いたい人に会いに行って、好き放題やってます。数字さえこなせば、会社にいなくても全然問題なしです。そもそも、上の人がそんな感じですから(^^)」とのこと。やっぱりそうなのかぁ~!!♪ 組織に属しつつも自由業的で、なんともうらやましい!
 別れ際、思い出したように一冊の本を紹介してくれました。――『エンピツ戦記』――うん、私の興味には直球ど真ん中ストライクです♪ どうもありがとうございました~。

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