Schaft
「シャフト」と聴くと、反射的に「まど☆マギ?」と反応してしまうダメな私ですが、先週、“Schaft”というロボットが歩く動画を見ました。うむむむむぅ。新感覚!
二足歩行といえば、十数年前に三田のビルのワンフロアの会社訪問をして、ロボット本の企画話を相談させていただいたZMPという会社は、今どうしているんだろ?とネットで調べたら、小石川でずいぶん大きくなられているご様子にビックリ! 古い名刺フォルダーには、現取締役社長や取締役の面々の名刺が、PINOというロボットの写真と一緒に入っていました。うむむむむぅ。Zero Moment Pointに賭けて十数年、スゴイ!
CPUの処理能力アップと歩を合わせ、どんどん進化するロボットを見ていると、脳からの電気信号で手足を制御する自分が、出来の悪いアンドロイドのような気がしてくるほど、最近の私の反射神経は衰え鈍ってきているのを感じます(汗)。誤って鉄パイプを踏んずけたら、果たして上記のSchaftのように、転ばずにいられるでしょうか…?!
ある特定の機能に限って見れば、人間とAI の相違って何なんだろ?と思わざるをえない昨今。“こころ”(思想や感情)の在る無し…と咄嗟に思うものの、脳科学の分野では記憶の書き換えなんかもすでに実験段階にあったりして、“有機的にホリスティックな存在”でなくても、“こころ”は宿りうるのでは…?と思えてきたりもします(笑)。
AIコンテンツと著作権の話題もにぎわっていますが、著作権を得ることの意味が、“知的所有権確保による名誉保持”と“生きる糧”にあるとすれば、AIも“名誉”を感じるようになり、電源管理や保守管理も自分でマネジメントして“活きる糧”の確保に奔走できるようになったら、、、著作権を保持する意味は出てきそうです。ただ、“創作意欲”ってやつが“自発的”に湧くと言えるのかが疑問。人間がそのように設定しなくても、“創作せずにはいられない”なんてことが起こりうるのか。。。? こんなことをツラツラ考えていると、“七つの大罪”が妙に愛おしく感じられてきたり…(苦笑)。このあたり、まだまだカオスですね~。
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