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2016年7月の31件の投稿

2016年7月31日 (日)

国会図書館デート

20160730_120160730_2 昨日は、同期の友人と久々のランチ会。2~3か月会わないうちに話したいことが溜まるのと、あまり同業者と話す機会がないので、業界ネタのアップデートを兼ねて。ランチ前、国会図書館で待ち合わせて、各々希少本を閲覧後、ブラブラと四ツ谷駅まで歩きながらお店を探索しました。
 ちょうど、水曜日にグランド・オープンしたばかりの(赤坂プリンスの跡地の)東京ガーデンテラス紀尾井町が近かったので、暑い中、てくてくとお散歩することに♪
 ランチは、「リストランテ インカンティーナ」というお店で。開業記念特別コースというのがリーズナブルに提供されていたので、それをいただきながら、2時間ほどゆるりゆるりとおしゃべり。ミグ25とかSF映画とかポケモンGOとかパタリロ演劇とか家電の話とか、取り留めない話をアレコレ(笑)。鹿児島には、燃えるゴミの日、燃えないゴミの日、ビン缶の日のほかに、「火山灰の日」というのがあるという話にビックリ!
20160730_320160730_4 その後、館内をブラブラしたりクラシックハウスをぐるりと巡ったり、ビオトープ周辺を歩いたりして、ホテル・ニューオータニのガーデンを抜け、四谷の土手を歩いてJRの駅まで散歩。「暑くなければ、迎賓館も回りたいけどね~」と言いつつ、熱気に当てられてクーラーの利いた屋内に退避。アトレのSOUP STOCKで喉を潤し、夕方まで過ごしました。
 業界話としては、個人事務所の後継者問題とか、専門外対応の話などが出ましたが、「J Plat-Patのワン・ポータル・ドシエ、使ってみた?」と訊いたら、「国内ばっかりだから、一切見ないよ」とのことで、そういうもんか~?!と驚きました。
 ともあれ、なんとも優雅で楽しい休日を過ごしたのでした。また秋にでも会えるかな~?♪
 

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2016年7月30日 (土)

高橋是清『随想録』

20160725_3  7月最後の月曜夜、やっとこさっとこ『随想録』を読了。明治時代の人の文章を読むのは骨が折れました。
 とはいえ、政治・経済・教育等について、広範な話が満載で、やや時代錯誤の部分や繰り返しもあったとはいえ、ついつい現在のこれらの問題に照らして、考えさせられました。

 雑駁な感想としては、「変わりゆく世相と、繰り返される時代と、変わらず大切なもの」が混在した一冊だった…という感じでしょうか。経済人としての是清翁の言葉より、教育者としての彼の言葉の方が、ストンと腹に落ちたように思います。
 お金の使い方も、能力の使い方も、“無駄にせず、有為に使う”という考え方が貫かれていました。

 付箋箇所は大量ながら、いくつか抜粋してメモ。
 八幡製鉄所で数年間、薄鉄板の製造指導をしていたドイツ人、ラウスキー氏の言葉。
――そもそも各階級の監督の任に在る者は、その部下をして自己の導くところに従はせねばならぬのであるが、これをなさんには、先づ彼自身が、その仕事に確信があり、自己の発する命令に自信がなければならぬ。しかるに日本の職工長や下級官吏は、未だ実地の練習が足りない。彼は職工程の実際上の経験が無い。元来良き職工長は優秀なる職工の中から選抜すべきものである。実際に十分の経験があり、責任を重んじ、精力絶倫なる職工でさへあれば、その外には何の資格も要らない。教育も普通教育で十分である。もし是非とも今少し教育を受けたいと云うなら夜学でも結構である。しかし工場の職工長にはその必要もあるまい。あまり学問が有過ぎる事は、却って彼のために有害の場合もある。学問あるがために、往々にして、真の力の源泉たる、実際的仕事を軽視し、且つ等閑に附する傾向がある。――(p.372~)

 巻末近くの、女子教育についての章は、複雑な心持ちで読みました。
――生地を作る事は小学校と家庭の力に負うものであるから、良き子弟を育て上げるには、どうしても家庭に於ける教養ある主婦たり賢明なる母たるべき婦人の丹精を必要とする。――(p.380)

 英語が堪能なことで、ひたすら西欧文化を取り入れ、工業による興国ばかり優先させた人かと思いきや、実のところはまったく違い、外から日本を見ることで、日本独自の文化の良さを把握し、農業を大切にすることが世界平和に資することだと考えていたようにお見受けしました。
――毎日毎日の疲労が、その夜その夜の眠りで恢復すると、今日もまだ働ける、と思っている。時には、何十万年か後かは知らないけれども、いつかは必ず、人間がみな神様になって人類全体が一つの国民になり、…つまりは、人種とか国家とかの区別などを考えないようになって、この地上が楽園となる日の来ることを、じっと想ってみることもある。――(p.155)

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2016年7月29日 (金)

ワン・ポータル・ドシエ照会

Opd  今週頭から、「ワン・ポータル・ドシエ」のサービスが拡充されました。試みに、2012年に日本で成立したiPS細胞がらみの特許出願(特願2007-550210)を、ドシエ照会してみたところ、カラフルなページが開きました。日本、アメリカ、EU、中国、韓国の五大特許庁に加え、WIPOとカナダの基礎情報も見られるようです。分割の関係がもうちょっと見やすいといいのにな、とは思いましたが、ファミリーの概略を掴むにはすごく便利な印象!
 一覧性に富んでいて、外国展開していない国内オンリーの出願も、こちらで閲覧した方が、時系列や英訳や経過に加え、分類情報や引用情報等、一括で見やすいような気もします♪ 五庁の中では後塵を拝した形ですが、その分、他の四庁に比べて「こりゃ便利!」という機能が何かしら追加されているのかしらん? ウォッチしておきたい案件にチェックを入れると、データが更新されたらメールで教えてくれる機能とか、ないのかな~?
 この週末会う予定の、特許専門の方に、どのへんを便利に使っておられるか、訊いてみよう~。

【特許業界今昔物語】 時々拝読していたブログが、URL移動され、「特許業界今昔物語」となりました。私は、すっかりIT化された後でこの業界に片足を突っ込んだので、昔の“手めくり”の時代や、その後の高額サーチの時代を知りません。昔話を聞く機会が時々ありますが、本当に隔世の感があります。いろんなDBを触っては、ついつい“ケチ”をつけたくなりますが、もっとありがたみを痛感しないといけませんね(苦笑)。

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2016年7月28日 (木)

初音ミクV4X

20160724_3  8月の終わりに、「初音ミクV4X」(Windows10対応版)がリリースされるというので、つい、『いちばん基本の初音ミク V3マスター』なんて本を買ってしまいました(苦笑)。一度、DTMというのをやってみたいと思っていたので、本を読んでみて、できそうならソフトを買っちゃおうかな~…と。。。
 秋以降に、変な歌がブログにアップされたら、「ハマったな…」と思っていただければと(笑)! とりあえず、最初にトライするのは、息子への受験応援歌か?!(ミクに歌ってもらえれば、息子も発奮??)

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2016年7月27日 (水)

Wikipedia投稿

 先日、生まれて初めて、Wikipediaに記事を投稿しました。
 「世の中の、どんな人が、Wikipediaの記事を書いてるんだろ~?」とかねがね思っていましたが、まさか自分が書くことになろうとは。きっと、図書館の司書さんとかが多いんじゃなかろうか…と勝手に思っていますが、真相はいかに??
 私の場合は、ちょっと調べ事をしていて、あって当然の項目がWikipediaになかったので、「それなら自分で書いちゃえ~」ということで書いたので、これっきりになりそうですが。。。(笑)。
 記事を書くに当たっては、2人の人に取材をして、国立国会図書館で資料をコピーしたり、関連雑誌を読んだり、かれこれ3か月くらいかかりました。カスミを食べて生きていけるなら、こういう仕事に人生捧げるのも楽しいかも…なんて思いつつ、日夜、記事の充実のために頑張ってくれている人たちへの感謝の気持ちが強まりました。誰でも編集できるので、トラブルがないわけでもないようですが、見ず知らずの複数の人たちで百科事典を作り続ける営みって、いいなぁ~♪
 ちなみに、Wikipediaはユーザーからの寄付で成り立っていますが、日本からの寄付はかなり少ない模様。個人的に、コンビニ払いを可能にしたら、寄付する日本人はずっと増えるんじゃないかなぁ~?と思うんですが、いかが思われますか?(かくいう私も、よほど信頼の置けるサイトでない限り、カード情報を入力する気にはなれません)。

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2016年7月26日 (火)

Pokémon GO体験記

20160725_120160725_2  新しモノ好きの人が、“とりあえずやってみる”のと同様、私も昨日一日限定で、「Pokémon GO」を触ってみました。ちょうど出歩く予定があったので、行き帰りの2時間弱を費やして、スマホ片手にテクテク歩き回りました。
 私は、Googleアカウントでログインしましたが、GoogleとNianticとポケモンカンパニーと任天堂の関係がよくわからず、個人情報はどこが管理するのか気になりました。gmailに紐づけられて、どんな情報が収集されているんだろ…とドキドキし、「コイツはゲーム・フリークだ」とか、「この辺が活動範囲だ」とか、「移動が遅いな」とか、「お金使ってくれないな」とか、監視されているようで落ち着きませんでした(苦笑)。が、大きな公園に入るといきなりたくさんのポケモンに遭遇して、お仲間もワンサカいたので、だいぶ気は紛れました。
 現実の施設が結構登録されていたり、歩くうちにレベルアップして、レベル5以上になるとジムにも立ち寄れるようになる等、成長に応じた楽しみ方もあるようで。。。
 結局、2時間弱で、28/250匹のポケモンをゲットし、レベル5まで成長。最初の一匹は、家の中で遭遇したヒトカゲでしたが、道端に佇むニョロモが断然可愛かったなぁ~♪ 電池の減りがすごく早いし、やはり公道で立ち止まるのは顰蹙だと思いましたが、街中にはどんどんポケストップの桜吹雪が増えていて、客寄せするお店で立ち止まる分には、まぁ許されるのでしょうか…。
 私がインストールしたのを見るやいなや、「ボクもやろっ♪」と、息子も始める始末(汗)。しかし、いい歳をした大人が、路上で「ポケモンGO」をやっているのを見られるのは、相当恥ずかしいですね。やはり、親に付き添われた小学生が、夏休みの間だけ、自由研究的に取り組む程度がよいのではないかと思いました~(笑)。

【東のエデン】 このフィーバーぶりを見ると、2009年に放送された、神山健治監督の「東のエデン」を思い出します。2010年にはこんな実験的イベントもやってたんだなぁ~!

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2016年7月25日 (月)

久々TOEIC

 昨日、数年ぶりにTOEICを受験してきました。

感想は――「寒かった~!」と、「疲れた~!!」――でしょうか…
(会場の冷房、もう少し弱い方がいいと思います~!)

 様式が少し変わるということでしたが、あまり変わった気がしませんでした。どちらかと言えば、自分の英語力がさらに落ちてるのが実感されたくらい…(笑)。より現実に即した傾向になるという噂でしたが、むしろNewYorkerのような処理能力を求められている気がしました。ネイティブの人に受験してもらって、何の対策もなしで何点取れるのか教えて欲しい!
 試験前の2週間ほどで、スマホに「キクタン」という英単語ソフトを入れ、1120語中の80%くらいにサラリと目を通して臨んだものの、Listeningは聞きながら回答しないと間に合わないし、Readingはまったく時間が足りずに、最後の15問くらいは闇雲にマークシートを塗ってしまいました(汗)。もはや語彙力云々の問題ではなく、“聞きながら読む”とか、“文書を画像認識する”ような感じで取り組まないと、オバサンには時間が足りません。
 30日ほどで結果が郵送されてくる予定ですが、見るのが恐ろしい~!
【!】 この方によれば、大卒の英語ネイティブの人がTOEICを受けると、950~970点で、簡単で退屈すぎて、集中力を保つのが大変だそうです~!

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2016年7月24日 (日)

面談

 先日、息子の担任の先生との面談がありました。
 先生のお話を総合して端的にまとめるなら、「自己肯定感をもってゆったりと構えるのが、長い目で見て大事」ということでしょうか。。。
 この歳になってすら、自己肯定感などほとんどなく、焦ってばかりの私なので、「そりゃ~難しいな…」と思うと同時に、「こんな私が育ててるから、子どもにも余裕がないのか?!」と、責任を感じてしまったり…(苦笑)。
 勉強に関しては、こと入試対策だけなら、できるだけ初見の問題を減らすような勉強の仕方もなきにしもあらずだけれど、将来のことを考えたら、“質の高い”勉強をして欲しい、とのことでした。私もこれは尤もなことだな~と共感しました。とはいえ、“質の高い”勉強こそが難しいのも事実…(汗)。
 人間性も学問も、一生かけて徐々に高めていくよりほか、凡人にはなすすべなし…と観念して、少なくとも、否定的なことだけは言わないようにしよう!、、、と、思わされた面談でした

 それより何よりショックだったのは、、、先生が見せてくださった書類の字が小さくて、メガネをかけたままでは全然見えず、「すみません、老眼で小さい字が見えなくて…」と言い訳しながらメガネを外し、しげしげと見ざるを得なかったこと。。。さすがにボチボチ、遠近両用メガネを作らないと恥ずかしいかな(苦笑)?

 私のこんな苦境をよそに、「セルギエフ ポサード」という街からはこんな写真が…
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2016年7月23日 (土)

ノンアルビール訴訟とポケモンGO

 昨年の春先に提訴された、ノンアルコールビールの特許侵害訴訟と、それに対抗する無効審判が、双方取下げという形で和解となったそうで。。。
 ここ数か月、仕事でビール本に関わっているせいか、関心が持続しています。
 ワインは、テロワールとか葡萄の品質・出来とか酵母の働きとか、人為的にコントロールするのが難しい要素が多いのに対し、ビールは職人の手によってコントロールできる部分が多いとのこと。それなら、酵母を働かせないノンアルコールビールなら尚更、人為的な組み立てが味や香りに大きな影響を及ぼすことは否めません。
 コカ・コーラの原液の成分は、すでに成分解析はされているものの、その“混ぜ方”は依然、営業秘密として厳格に管理されていると聞きます。モノをブレンドする割合の調整やその手順というのは、秘密にできるものなら秘密にした方が、“神秘の風味”としてブランド価値は高まりそうですね。
 昨今のクラフト・ビールばやりの傾向を見るに、消費者は、画一的に大量生産される風味より、時節や土地柄や作り手の趣味など、様々な要素が織りなす“偶然性”に拠った風味を、奇遇な出逢いとともに愉しんでいるように感じます。
 クラフト・ビールの生産者たちは、お互いに各人の作品を愛でて品評し合うような、連帯感を持っているようですが、営利追及の大企業ともなると、そんな暢気に構えてもいられないんだろうなぁ…と思うと、少し気の毒な気がします。でもきっと、裁判で争った会社の人達も、実は無類のビール好き揃いで、晩酌時には、「研究、研究」とか言いながら、他社製品を楽しんでいるんだろうと想像して、本件は私の中では手打ちとしました(苦笑)。

 一方、アメリカ等で先行していた任天堂の「ポケモンGO」が、子どもたちの夏休み入りとともに、日本でもダウンロード開始となりました。息子に、「まさか、やらないよね?」と訊くと、「“遊戯王”でコレが始まったら、やっちゃうな…」とのこと。確かに、ポケモンの歴史は20年、遊戯王も20年、ガンダムは37年、仮面ライダーは45年、ウルトラマンは50年と、日本には長い歴史を誇るコンテンツがこんなにもあって、イングレスを活用できそうな素材に溢れています(ゲーム会社同士のコラボを巡り、各社とNiantic,Inc.が交渉中?なんちゃって…?!)。
ARを一気に身近にするのは、こうしたコンテンツの威力かもしれませんね!
 ともあれ、プレイヤーの皆さんには是非とも、TPOをわきまえて楽しんでもらいたいものです。
(親としては、このシステムで英語学習ソフトを作ってみて欲しい…)

 ( ↑ 上記の各コンテンツの周年は不正確かもしれませんので悪しからず。。。)

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2016年7月22日 (金)

ベストアイランド・マウイ

 今年の、旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」トラベラーズチョイスの「世界のベストアイランド賞」に、マウイ島が選ばれたそうですね! いろいろとTVの旅番組で取り上げられていました。
 実は我々夫婦、四半世紀ほども昔の新婚時代にマウイ島に行ったので、なつかしいのなんのって! 確か、Royal Lahaina Resortとかいうホテルに泊まり、Whalers Village周辺で泳いで、夫がさんざんな日焼けをした忘れがたい記憶も(汗)。ハナまでドライブして、熱帯雨林のスコールのような急な雨を体験したり、夕暮れ時のテラスで夕日を眺めながらカクテルを飲んだり、そりゃぁ~もう、若かりし日のいい思い出。
 もう一度行く機会があれば、今度は是非「モロキニ島」へ行きたい~!
 この夏も、どこにも旅行には行けそうにないので、昔の思い出に浸りながら、気分だけタイム・トリップ致します(^^;;;。

【夢】 先日、うたた寝から起きた息子が、「今、家族で旅行に行ってる夢みてた」と言うので、「どこに行ってたの?」と尋ねたら、「たぶんハワイ。でもまだホテルから一歩も出てない…」と言ってました(笑)。私も、夢でもいいから旅行したい~!

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2016年7月21日 (木)

『パテント』2016.7

 今月の『パテント』の特集は、「知財教育」についてでした。
 今回の記事中に、「こたえのない学校」というのが紹介されており、面白く拝読しました。オーガナイザーの藤原さとさんの問題意識に共感するところも多かったです。私もまさに、息子には、「こたえのない問題を見つけ、それに立ち向かえる力」こそ、身に付けて欲しいなぁ…と思っています。こんな学校で行う知財教育って、どんなのがいいんだろ?と考えつつ、「大事なのはやっぱり、何かを実現するために模索する訓練かな~?」と感じました。

 今、『随想録』という本を読んでいますが、その中に、「牛車と翼」という一節があり、ある新聞記者が遭遇した議論が紹介されていました。

 あるホテルの応接室で、甲と乙という2人の客が議論している。甲は、徹底的な理想論に基づいて。乙は、現実に即して。甲の議論は急進主義で、乙の議論は漸進主義。甲の議論は勇ましく、乙の議論は精彩はない。
 熱心に議論を闘わせていたけれど、ついに乙が、「君の議論は未だ発明されていないのだ」と言い出した。
 甲は、「それは一体どういう意味だ?」と反問。それに対して乙が言った。牛車の時代は、「ああ、鳥のように空が飛べたらなぁ…」と思い、天女とか天馬などを思い描いて理想の片鱗を模ってみるが、それはまだ、飛行機が発明されていない時のこと。人間の考えは自由だ。けれど、考えたことが直ぐ実行できると思うのは、未だ飛行機の完成をまたずに、空を飛ぼうとするようなものだ、と。

 これを読んだとき、私はまだ、空を飛ぶということについて、自分なりの模索はしてないな~、と思いました。実際に飛行機に乗って空は飛ぶけれど、自分では何も試行錯誤してない。。。小さい頃は確かに、「傘をさして塀の上から飛び降りる」とか、「カーテンを広げてこの窓から飛び降りたら…」なんて夢想したりはしましたが、実現させようという模索はほぼしていないに等しいから(「魔女の宅急便」のコポリくらい入れ込んだ経験があればなぁ~)。
 知財教育では、この“模索”を、少しでも多く経験する機会を与えられたら成功なんじゃないかと思いました。“自由な考え”を、“現実化する”こと――、それはきっと、理想を模ったモノとは別種の、たくましさがあるように感じますね~♪

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2016年7月20日 (水)

1学期終業式

 早くも1学期終業式。明日からは夏休み。
 ここ一週間の自宅学習期間は、頑なに一切勉強しようとしなかった息子くん。
 この夏は、盆休みなし・旅行なし・遊びなしで受験勉強に邁進するのかな?????

【失態!】 先月末に、息子の保育園時代の園長先生から、演劇公演のお誘いをいただいていたのに、夏休み前のバタバタですっかり失念しているうちに、公演期間が過ぎていました(汗)。「忙しい」=「心をなくす」とはこのことか、、、いかんいかん。。

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2016年7月19日 (火)

数年越しの梅酒

20160710 もう何年も放置してあった梅酒を、週末、すご~く久しぶりに飲んでみました。さすがにちょっと、梅の香りは薄れてしまっていましたが、普通に飲めたのでヨカッタ! この夏、ソーダ割やロックで全部飲み干し、来春は何か別のものを漬けてみようかな~♪

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2016年7月18日 (月)

ロシアより愛をこめて…?

20160717_1_220160717_220160717_3  ロシアのドゥブナから、美しい写真が次々送られてきます。なんだか、ロシアのイメージが覆される日々。。。いえ、決して、ロシアが美しくないと思っているわけではないのですが、私にとってのロシアのイメージは、ドストエフスキーとかチェーホフとかソルジェニーツィンの小説で構築されているもので…(汗)。
 ビールとサラダとビーフストロガノフ3品で、締めて千円ほどだとか! ペレストロイカ万歳?!

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2016年7月17日 (日)

「この世界の片隅に」― クラウドファンディング雑感

 ファンがクラウドファンディングで制作費を集めて作った「スター・トレック」の2次創作に関する著作権問題が取沙汰されていましたが――。。。
 去年の春先に応募した、「この世界の片隅に」という映画制作のクラウドファンディング。子どものお年玉程度の出資ですが、どんな作品になるのか、自分の仕事のように心躍ります。今秋に劇場公開するそうで、とても楽しみにしています。
 制作期間中、月に1,2度、折に触れて、進行状況の報告がメールや手紙で送られてきたり、ポストカードや缶バッチのようなファングッズを送っていただいたり、参加型のイベント開催が行われたりしていますが、出資者の考え方もいろいろなんだろうなぁ…と思います。私などは、こういったサービスは一切無用で、むしろ、そういうことに使うお金はすべて、少しでも作品を良くするために使って欲しいと思ってしまいます。けれど、こうしたサービスこそが楽しみで出資する人というのも中にはおられるのでしょう。制作スタッフにも、ファンサービスしている暇があったら、一枚でも多く動画のクオリティを上げたい!と思う人もいれば、ファンと触れ合うことでモチベーションが上がるという人もいるのでしょうし。。。お金の使い方のバランスって難しい。
 ともあれ、この夏の佳境を乗り越えて、どうか素敵な作品に仕上がりますように――!

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2016年7月16日 (土)

コンサルティング考

 コンサルを語るなんて千年早いとはいえ、考える機会があったので、素朴な疑問を抱きました。世の中に、コンサルティングというものを受けたことがある人というのは、どれくらいいるものなのでしょう?
 私がコンサル業界に得たご縁を振り返るに、一人目は、大手のコンサルティング会社に就職し、長年情報システムの構築に関するコンサルを続けていらっしゃる大学の研究室の先輩がいます。二人目は、大手コンサルティング会社から独立した方で、私が編集者時代に会議の仕方についての執筆を依頼した人がいます。三人目は、同じく大手コンサルティング会社に勤務する女性に、ロジカル・シンキングに関する執筆依頼をしたことがあります。四人目は、著作権に関する本を書いていただいた人で、やはりコンサルティングの会社を出て独立し、私塾を開かれた方。。。4人ものコンサルタントとのご縁があるのは、かなり珍しい方ではないかと思うのですが、巷の人の、コンサルタントという職業への印象に興味が湧きます。少なくとも、すごい勉強家であることは間違いなさそうに思います。

 とはいえ、私自身が実際に誰かからコンサルティングを受けた経験はなく、その仕事の仕方は想像の域を出ません(高所得に比例して、ものすごい激務なんじゃないかと勝手に思っています。“自分の時間”を元手にロジカル大工さながらサグラダ・ファミリアを構築し続けるような…笑)。
 正直、情報システム構築とかいう具体的な問題へのアドバイスには説得力を感じるものの、こと経営とか、顧客開拓とか、販路拡大とかいった、ケースバイケースで大きく様相の異なる問題に対して、一人の人が施すコンサルに、どれほどの信頼を置けるのかは疑問です。「理論や考え方はすごくオモシロイけれど、そんな理論通りに業務改善できるなら、自分で事業を興して大きくした方が楽しいんじゃなかろうか?」と、嫌味な考え方をしてしまいそう(まぁ、頭で分かっているのと、それを実社会に適用して現実を動かすのとは、まったく別物のチカラが必要だと思いますが…)。
 もちろん、チームで対応してもらえるなら信頼性は上がってくるのでしょうが、べらぼうなコンサル料を考えると、そんな本格的な依頼はできそうになく。。。
 一方、“困り事の相談にのる”仕事と考えると、案外、多くの人が誰かの相談にのったり、誰かに相談したり、というのは日常茶飯事かもしれません。ただそれらはたいてい、報酬度外視か、菓子折り一つぶら下げて…というレベル(笑)。私には、“持ちつ持たれつ”のこのくらいのレベルがちょうどいいのかな~?。

 縁遠いテーマでしたが、このネタで、概念的思考力の話について、息子との会話が弾んだのが、何よりの収穫でした(^^♪。

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2016年7月15日 (金)

同期の充実修行見聞

 先日、2年ちょっとぶりに、同期友人とおしゃべりする機会がありました(付記のゼミや、著作権の講座でもご一緒していたのですが、ゆっくり話す時間が持てずにいたのでした)。
 数十人規模の事務所に就職して、以前は国際部で翻訳チェックをしたり、裁判や審判の補助をしていると聞いていましたが、最近は、さらに仕事の幅が広がって、明細書も書けば、意匠・商標出願もするし、コンサルティングで地方への出張もしているとのこと。マドプロ出願する中小企業がすごく増えている印象だとおっしゃっていました。「まだまだ修行だからね~♪」と、年俸制で土日もなく仕事に邁進しているご様子。
 未経験者の同期で同時にスタートを切っても、ここまで経験値に差異が出るとは?!…と、お話を伺いながら、自分の不甲斐無さにすっかり慌ててしまいました(苦笑)。職場によって、関わる仕事も、できる修行も、そのやり方も様々なので、「また頼りにさせてね~!」と言って別れたのでした。次はいつお会いできるかな~?

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2016年7月14日 (木)

G-SHOCK人気再来

 息子に、「模試の時に使える腕時計が欲しい」とせがまれたため、就職して自分で買い替えられるようになるまで使ってもらうつもりで、G-SHOCKの型落ち版を買いました。
 すると、その週の夕方のニュースで、「G-SHOCKの人気が再来して、海外で大流行」とのこと。CASIOさんが、強度重視に立ち返ったところ、アウトドア派の人たちの心を掴んだ模様。開発者の男性がインタビューされていましたが、会社の3Fの窓から何度も何度も時計を落として、実験を繰り返したのだとか。何度やっても壊れてしまい、あきらめかけた時、公園でボール遊びする子どもを眺めていて、頭の中で電球が光ったそうで。。。時計の心臓部をくるむクッションを、心臓部に密着させるのではなく、小さな球体いくつかで支えるようにして、遊びを入れたら、衝撃が分散するようになったのだそうです。クッション自体の衝撃吸収力も相当なもので、そのクッションの上に、高さ3mほどの所から生卵を落としても、割れずにピタリと卵を受け止めていました!
 生田幸士先生が、毎年学生に、生卵をビルの屋上から落としても、割れずに地上に到着する方法をいろいろ考えさせるという教育をされていることに、感動した記憶がありますが、為せば成るもんですね~!!!
 息子のG-SHOCKも、最低10年は現役で頑張ってくれることでしょう♪!

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2016年7月13日 (水)

『高橋是清自伝(下)』

20160711_3  上巻の波乱万丈の少年・青年時代とはうって変わって、三十代後半から五十代前半までの人生中盤が記された『高橋是清自伝』下巻は、一般の人にはややもすると非常に退屈なものかもしれません。ただひたすら、銀行家の資金調達の話が延々と続くからです。とはいえ私にとっては、上巻が、日本の商標・特許制度の基礎を築いた是清翁のご苦労を学びつつも、純粋に楽しめる内容だったのに対し、この下巻は、これまで知らなかった世界を垣間見せてくれた、稀有な本でした。
 まず、上下巻通して、この膨大で詳細な自伝を、是清翁の口述筆記と覚書を頼りに、ここまでまとめて下さった上塚司さんの根気よさと尽力に感謝したいです。そして、多忙な日々の中にあって、極めて細かい出来事まで漏らさずメモしていたらしき、是清翁の几帳面さに脱帽です。あくまで是清翁の目を通しての歴史なので、一面的な部分もあるのかもしれませんけれど、近代史をきちんと学ばずにきてしまった者にとって、これほど貴重な本もなかなかないのではないかと思います。また、この下巻を、金融界の人や政治家が読んだら、どんな感想を持つのかを、是非聴いてみたいです。
 下巻の白眉は、日露戦争の前後を通して、是清翁が、英米独仏からの4回の外債募集に奔走し、ことごとく成功に導く様なのですが、戦争には非常にお金がかかること、それが海外からも多く調達されていること、資本家や銀行家や政治家の思惑や駆け引きが、資金調達にも戦後処理にもことごとく影響を及ぼすこと、これらの人達の交流と信頼関係がとても重要であること等が、身に迫って感じられます。重要な仕事やポストが、次々に人脈で決まっていくようにも見え、人事っておそろしい…とも思いました(苦笑)。情報操作の話なんかもありますし。。。

 以下、付箋を付けた中からいくつかをメモ。
・P.91:正金銀行時代、是清翁が重役連に主張―正金は株主の利益をはかるためのみに作られたものではない。実にわが対外貿易発展のために設けられたる唯一の金融機関であって、その業務遂行に当たってはもとより国家の利益を先にせねばならぬ。―
・P.93:フランスで、生糸商人が破産した際、その商人の優れた人間性と、過去二十余年の実直な経営ぶりに鑑み、フランスの銀行が貸金を帳消しにし、今後の運転資金まで融通したのを知った是清翁が、その徳義に感激。
・P.99:―私は正金に入りて多少貢献したことありとせば、それはこの三名の同情と援助とに負うところのものであるといわざるを得ぬ。実に職務上協同して働く人々の和衷ほど貴くかつ快いものはないと、今もって思い出しては自ら幸福を感じている次第である。―
・P.123:―アメリカ人の事業の経営ぶりを見ると、自分の一代ではとても完成しないような大仕事に着手し、その成功は自分の息子か孫などの時代に期待するというような遠大な考えをもって事業を起すものが多い、これに反して日本人はどうも遠大の抱負経綸なく、己れ一代の内に出来上る事業でなければ仕事をしようとしない。これが日米両国人の気風のちがうところで、また事業の上に差等の起って来る所以である―
・p.129:―政府の財政膨張を防ぎ、かつその反省を促すことは誠に結構なことである。しかしながらいやしくも実業界の首脳部ともいうべき人々が、一斉に起って政府に反省を求めかつその効果あらしめんとするには、まずもって自分自らの同様の非難を受けないようにせねばならぬ。―
・P.142:是清翁が日銀副総裁時代、かつての学校勤務時代の後輩を日銀に誘い入れたら、その母親に怨まれた。―その当時は官尊民卑で、日本銀行のごときでも民間の実業界として賤しんだものだ。―
・P.154:―今から当時のことを追想すると、正金に勤めていた時は、あたかも野に咲いた菊のような気持であった。世間の人に認められるような派手な人気もないが、何の気苦労もなく極めてさっぱりした雰囲気であった。日本銀行の勤め心地はちょうど香気の高い色麗しい薔薇の花にも譬えようか、仕事は派手で世間にも知られるようになったが、その花の蔭には刺のあることを感ぜずにはおられなかった。―
・P.287:是清翁が、フランスの総理大臣ルビエ氏と初めて会談したときのこと。―この日総理大臣と私との対談は主としてコッホ氏通弁し、時としてヴェルヌイユ氏も通弁した。別れに臨み私が、仏語を操り得ずために直接情意を尽し能わざるを遺憾とする旨をいうと、ルビエ氏はこの時初めて不十分なる英語をもって、自分とて英語の素養に乏しく、遠来の珍客と直接快談をほしいままにすること能わざるを遺憾とする旨の話があった。その後ルビエ氏は、たびたび私の止宿しておるリッツ・ホテルに来て午餐を共にし、互いに懇意となるに従って普通の話は英語で直接話すようになった。―

 こう書くと一見、キレイゴトばかりのようにも見えてしまいますが、中には、お妾さんに禁酒を泣きつかれるような話なんかもあります(笑)。とはいえ、読めば読むほど、この人はきっと本当に、人と人の仲睦まじきを愉しみ、国のために動いていた人なんだなぁ…という感を強くしました。
 読むのにはかなり呻吟しましたが、文明開化以降の明治の空気の影で、異国で懸命に奮闘していた人の人生に触れられて、貴重な体験をさせていただきました!
(さて、次は『随想録』!!)

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2016年7月12日 (火)

出願ソフトをWindows10マシンへ…

 Windows10への無償アップグレード終了の7月29日を間近に控え、ようやく10に対応したインターネット出願ソフト。先の日曜日は、デスクトップのWindows10マシンに新たにこのソフトをインストールし、データ移行も恙なく終えました。昨日、念のため、通信確認の「ファイル記録事項の閲覧」を行って、こちらも問題なし。ようやく、Windows8.1だったノートPCもWindows10にアップグレードできました。
 無償アップグレードには、どのくらい時間がかかるのかな~?と、計りながら作業したところ、純粋なアップグレード作業だけなら30分ほどで完了したのですが、その後のセキュリティソフトのアップデートやら、余計なソフトのアンインストール作業やら、ブラウザ設定のやり直しやらと、あれこれ調整していたら、あっという間に追加で1時間ほどかかってしまいました(泣)。
 パソコンもインターネットも、便利で、なくてはならない存在ですが、諸々の設定やカスタマイズなど、もうちょっと楽にならないものかなぁ~・・・と、毎度毎度思います(苦笑)。

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2016年7月11日 (月)

“凄さ”のツボ

 昨日の朝、生まれて初めて選挙権を行使した息子、いよいよ大人の仲間入り。母としては、素敵なロールモデルを見つけて、しっかりした大人になってもらいたいと常々思っているのですが、学者にも仕事人にも政治家にもスポーツ選手にも、取り立てて目標にしている人はいないようで。。。
 テニスの錦織君を見ても、体操の内村選手を見ても、大リーグのイチロー選手を見ても、大して感動を表に出さない息子が、先日珍しく、「SASUKE」という番組を見て、頬を紅潮させていました。。。
 見終えてから、家の鴨井に指でぶら下がり、懸垂を試みるも、1回すら出来ず――
「やっぱスゴッ!」とつぶやいていました。。。

 やたらと、誰でも彼でも“凄い!”と感じて惚れっぽい母なので、SASUKEに出場する皆さんも確かに“凄い”と思うのですが、愚息の“凄さ”のツボは今一つよくわからないのでありました。

【参院選】 昨夜は日付が変わる頃まで、池上彰さんの選挙特番を家族で視聴。いつもながらの池上さんのブレないツッコミもさることながら、選挙の時だけは、政治家の皆さんのタフネスに舌を巻きます。

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2016年7月10日 (日)

soilの珪藻土バスマット

 先々週、家のバスマットがくたびれてきたので、生協のカタログで最近の売れ筋を漁ってみたら、「soil」という会社の珪藻土バスマットがフィーチャー気味に紹介されていました。一時期流行った、毛足の長いマイクロファイバーのものより割高なので、「どうしようかなぁ~?」と迷って、結局決めかねてペンディングにしたのですが、、、。
 その直後の日曜朝、「がっちりマンデー!」でちょうど、「soil」が取り上げられていました! なんでも、主婦が出来高制で製造しているとのこと。吸水性はすごく良さそうなので、やっぱり買っちゃおうかなぁ…。(←まだ迷ってる…苦笑)

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2016年7月 9日 (土)

辛い…

 何が辛いって、、、期末試験真っ最中で、かつ受験生でもある愚息が、暇さえあればスマホでゲームをして、ダラダラと昼寝したりTVを見ている様を見るのが、です。模試の結果が振るわなくても、その生活を正そうとする気配すらないことが、です(泣)。
 「やれば出来る」=「やれないから出来ない」
 「根拠のない自信}=「運任せの人生」
 「どうにかなる」=「生きてはいける」
 これらが同義語だと自覚するのはいつの日か。。。 “信じて見守る”のが親の役目とは言われるものの、、、どーやって“信じ”たらいいのか、皆目見当もつきませーん!!

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2016年7月 8日 (金)

初夏の道

2016070420160706  この季節、朝から恐ろしく暑い日もあれば、明け方は心地よい涼しさの日もあります。ウォーキングしていて楽しいのは、いろんな花の饗宴。なんとなく、小さな花が寄り集まって大きな球のようになる花が多い気がするのは気のせい? 紫陽花・シロツメクサ・アガパンサス…etc.etc...。
 緑が日に日に濃くなって茂る様に、植物の生命力を感じます。


  ↑ 涼しい日
   ↓ 暑い日

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2016年7月 7日 (木)

ユニオンサンドヤード

20160701_120160701_2  先週、おいしいビオ・ワインのお店発見♪ その名は、「ユニオンサンドヤード」。
 このところ、仕事がらみでビールづいていましたが、やっぱりおいしいワインを飲むとほっこりします
 店員さんがフレンドリーで、お野菜中心のメニュー、ワインの種類は少ないものの、どれもおいしい♪ ケールのフランスパンに、ズッキーニのバターだけでも十分に満足できちゃう! 私たちには、辛くない“ししとう”をサービスしてくれましたが、お隣の席の人には、“ミョウガのフリット”をサービスしてたし、別のテーブルの人にも何やら珍しいお野菜をサービスしていました…。お店の前に、小さなプランターで畑を作って、そこの収穫も提供してくれていたみたい。。。
 隠れ家的な小道にあり、一見カフェのようですが、すっかり気に入ってしまいました~♪ ランチでも来れたらいいんですが、、、今度はいつ伺えるかなぁ。。。

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2016年7月 6日 (水)

勉強会4

 先週末、勉強会第4回。前回同様、冷や汗かきかきの実践編。事務所によって、仕事の仕方がずいぶん違うことはいつも感じることですが、確実に言えるのは、やはり“経験こそ力”ということ。とにかく数をこなし、いろんな事に遭遇し、一つ一つ対処して乗り越えていくしか、熟練への道はないですね。

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2016年7月 5日 (火)

廃棄物処理問題

 「廃棄物処理問題」というと、“東日本”?、と思われる方が多いかと思いますが、今回は、先日報道のあった、PCB処理問題。放射性廃棄物以前にも、アスベストとかプラスチックゴミとか、ゴミ処理問題は後を絶ちません。かねてより、有害物質でも、希釈化して川に流せばOKとかいうレベルから頭を抱えている私ですが、今回の報道でまた、メラメラと熱いものがこみ上げてしまいました(苦笑)。
 前にもブログのどこかで書いたと思いますが、ゴミのことは他人事と思っている人が、結構多いのが問題では…と思います。そもそも何か新しいことを始めるとき・施策を決めるとき、それに伴っていずれは出てくるゴミの処理や、リサイクル処理についてまで考えに入れていないものが、多すぎではないかと…? 発明・創造する者の責任として、安全に廃棄・償却する義務は必ず付いて回ると思うのですが、どうもそこのところが曖昧なまま、いろんなことがスタートしてしまっているように思えます。
 うちの夫などを見ていると、一応昔は山人だったから、ゴミをコンパクトにして持ち帰るとかいう意識はきちんとしているのに、こと日常の家のゴミなどは、「放置しておけば、そのうち下々の者(←私)が勝手に片付けるだろう…」くらいにしか思っていないフシがあります。新製品を市場に投入する決定権を持つ偉い人とか、国の施策を決めるお役人様は、果たして、ご家庭でゴミ出しの仕事とか、してるのかしらん?? 
 原発導入の経緯とか、PCB導入の経緯とか、アスベスト導入の経緯とか、そういう物ものの“導入物語”を、きちんと調べてみたいと思いつつ、日常の慌ただしさに紛れて先送りしてしまっています(あ~、私も先送りしてた…)。

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2016年7月 4日 (月)

巨大プラットフォーマーの傍若無人

 Windows10への自動アップデートの件では、誘導の表示がわかりづらく、注意していないと、知らない間にアップデート予約が設定されてしまい、慌てた方が多かったと聞きます。
 amazonも時折、未だプライム会員でない人に、1か月間無料のプライム体験サービスを提供してくれますが、1か月以内にきちんと設定変更しないと、自動的にプライム会員になってしまい、年3,900円を惜しむ人には解約のひと手間が面倒、という話も聞きます。
 これらの事例は、まぁまだカワイイ方かもしれませんが、OSや通販のプラットフォーマーが、個人の暮らしにこれだけ密接に入り込んでいることに、ちょっと戦々恐々とさせられます。巧妙に仕掛けられた誘導に、無防備・不注意で安直に乗ってしまいかねない恐怖。。。
 知らないうちにどんどん生活の一部に入り込んでくる巨大プラットフォーマーの傍若無人には、要注意だと思われます。

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2016年7月 3日 (日)

イギリスのEU離脱による知財への影響

 “不確定性”に苛まれる今後2年ほどの間、ただ趨勢を見守るより他にない、イギリスのEU離脱による影響。。。
 ウォッチするポイントを早々にまとめてくださったサイトを参照にメモ。この尋常でない事態に、欧州特許庁長官もいち早く声明を出したそうです。

・EPC下での特許出願
  →直接の影響なし
・欧州単一特許/欧州統一特許裁判所
  →参加各国で解決策模索中
・共同体意匠
  →イギリスの正式離脱確定時にイギリス内失効(経過措置注視)
・欧州商標
  →イギリスの正式離脱確定時にイギリス内失効(経過措置注視)

 何のストックもない私に、直接的な影響は皆無ですが、大量のストックを持ち、離脱対応の検討をすることになるかもしれない方々の心中やいかに?!

【PTEP】 日本の物理学会の論文誌は現在、Oxford University Pressに委託しているそうですが、EUのジャーナル・オープン化の流れとの関係上、「どうなるのかなぁ~?」と夫もニッチなつぶやきをしておりました。

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2016年7月 2日 (土)

久々の急速炊飯!

 毎朝、5時にご飯が炊きあがるようにタイマーをセットして寝ています。
 昨日の朝、いつも通り、キッチンに立って炊飯器を開けると…、

水の中に白い米……

 うぎゃぁぁぁぁ~!!! タイマーセットはしたものの、「炊飯」ボタンを押さずに寝てしまったぁぁぁ~!!!
 6時前にはお弁当箱の蓋を閉めて、息子のカバンに収めたいのに、どーしましょー!!!

――ということで、久々の急速炊飯! 我が家の炊飯器は、2合なら35分で炊き上がります。5時半過ぎに炊き上がり、冷ます時間は少なめながら、なんとか間に合いました! 「早炊き」モード、ありがとう~♪
 炊飯器に「早炊き」モードが加わったのがいつ頃だったのかは忘れてしまいましたが、先代の炊飯器の「早炊き」より、今の方がおいしく炊けている気がします。炊飯器の進化、恐るべし!
 いやはや、一年の折り返し地点の朝から、何をやっているんだか…

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2016年7月 1日 (金)

特許公報への固定URL

 先日、夫の研究室に、論文の剽窃チェックソフトの営業の人がやってきたとのこと。
 そこで、「このソフトは、特許公報も検索にかかりますか?」と質問したら、営業の人が答えられなかったと言って憤慨していたので、「まだ公報に固定URLが振られてないから無理なんじゃない?(数年後には振られるって、どこかで読んだ気がするんですが勘違い??) 」と言っておきましたが、「もしかして、Google特許とかJ-GlobalとかJ-STOREの方で引っ掛かるかも…」と、自分でもよくわからなくなってしまいました??。
 特許公報への固定リンクについては、ネット上でも栗原先生安高先生が、以前から問題提起されているようですが、ここでも著作権の問題がネックになっているのでしょうか? あるいは海外からのアクセスに配慮したもっとストラテジックな問題?
 “公報”という時点で、広く一般に開示される前提だと思いますが、出願書類について、結局、どういう流れで固定リンク化が検討されているのか、経緯が知りたいなぁ~と思いました(世の中に、ゴーストライター的な人に書かれた文章はゴマンとあると思いますが、出願書類って、職務著作といえるのかな??)。

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