廃棄物処理問題
「廃棄物処理問題」というと、“東日本”?、と思われる方が多いかと思いますが、今回は、先日報道のあった、PCB処理問題。放射性廃棄物以前にも、アスベストとかプラスチックゴミとか、ゴミ処理問題は後を絶ちません。かねてより、有害物質でも、希釈化して川に流せばOKとかいうレベルから頭を抱えている私ですが、今回の報道でまた、メラメラと熱いものがこみ上げてしまいました(苦笑)。
前にもブログのどこかで書いたと思いますが、ゴミのことは他人事と思っている人が、結構多いのが問題では…と思います。そもそも何か新しいことを始めるとき・施策を決めるとき、それに伴っていずれは出てくるゴミの処理や、リサイクル処理についてまで考えに入れていないものが、多すぎではないかと…? 発明・創造する者の責任として、安全に廃棄・償却する義務は必ず付いて回ると思うのですが、どうもそこのところが曖昧なまま、いろんなことがスタートしてしまっているように思えます。
うちの夫などを見ていると、一応昔は山人だったから、ゴミをコンパクトにして持ち帰るとかいう意識はきちんとしているのに、こと日常の家のゴミなどは、「放置しておけば、そのうち下々の者(←私)が勝手に片付けるだろう…」くらいにしか思っていないフシがあります。新製品を市場に投入する決定権を持つ偉い人とか、国の施策を決めるお役人様は、果たして、ご家庭でゴミ出しの仕事とか、してるのかしらん??
原発導入の経緯とか、PCB導入の経緯とか、アスベスト導入の経緯とか、そういう物ものの“導入物語”を、きちんと調べてみたいと思いつつ、日常の慌ただしさに紛れて先送りしてしまっています(あ~、私も先送りしてた…)。
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