義母のバースデー
先日、義理の母のお誕生日を数日後に控えて、フライング・バースデーのお祝い訪問。御年82歳。
息子は模試で不在だったため、夫と二人での慌ただしい訪問となってしまいましたが、チラリと顔を見られただけでも、行った甲斐がありました。
母はややふっくらとして顔色よく、ベッドから起きて歩くのは大変そうでしたが、少しずつリハビリを繰り返しているとか。父は、両腕と両足の血圧を測ったら、片足だけ血圧が低いとかで、今月中に再検査するそうで、足の痛みと併せて心配。
ヘルパーさんの力を借りながらとはいえ、母をフォローしつつ、家事一切を切り盛りする父には、本当に頭が下がります。「自分は今病気になれない!という強い気持ちで、慎重に日々を過ごしている」とおっしゃる父。雑談であれこれおしゃべりしましたが、最近のNHKが、中立性を保てなくなりつつあるように見えて心配だとか、日本の借金の多さを気に掛けたりと、「家事は大変だなぁ~」と言いつつも、身近なことだけに囚われずに過ごしておられる様子。
本当なら、親戚一同で集まってお祝いすべきところですが、翌週には別の兄弟ご夫婦が来てくださるそうで、賑やかさより、訪問を受ける回数が多い方が、刺激としてはいいような気がして、プレ・バースデーの会も何かしら効用があることを願いました。
この日も、ご自身の長男が小さい頃の話を繰り返して話してくれた母ですが、小さい子が「なんで?どうして?」と脳のネットワーク構築に努めるのとは対照的に、お年寄りというのは、復唱することで、薄れゆくネットワークを強化しているのかもしれないなぁ~…と思いながら聴きました。どういうことを、忘れゆくままにして、どういうことを、繰り返し思い出すのかの傾向はよくわかりませんが、将来的な介護ロボットには、自然な会話機能に加え、相手が話した内容の蓄積と分析という機能も、是非加えて欲しいものです。まぁ、ロボットに頼らずに済めば、その方がずっといいのは確かだとは思いますが…(^^;;;。
去年6月、母が倒れた日付を正確に覚えていた父。「もう1年以上経っちゃったよ…」と、家事への熟練をちょっと誇らしく話しておられましたが、もっともっとう~んと自慢していいと思います! 本当にスゴイ!! 今月の再検査の結果が、大事ではありませんように――。 【お参り】 翌朝は、両父母の健康と、息子の勉強成果を祈願して、浅草寺にお参り。夏季休暇シーズンとあって、大賑わいでした。
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