そこここの高額転売問題
錚々たるミュージシャンが次々に名を連ねている、コンサートチケットの高額転売の問題。
これに関しては、我が家でもずいぶん前から、別次元のところで問題視しています。――というのは、息子が熱中している“遊戯王カード”の高額転売問題(苦笑)。
定期的に新しいカードが発売になる同シリーズですが、最近特に、発売日当日に量販店に買いに行っても、一瞬で売り切れてしまい、買えないことがあったりして、「?」状態だったのですが、どうやら、転売目的の業者が買い占めてしまっていたのが原因のようで。。。人気のあるカードは、ネットで数万円・数千円の値が付いたりするらしく、青少年も購買層に多いこのような商品についてまで、こんな投機的な動きが加速しているのは、非常に問題だと思っています。
インターネットで購入するチケットに関しては、法的問題として、「インターネット」が「公的な場所」か否かも論点のようですが、上記のような店売商品の流通に関しては、どんな取り締まり方法が考えられるのか、以前、家族でもいろいろ議論してみました。なかなかコレ!という妙案が浮かばず、ストレスが溜まるばかり。
建築業界なんかの、元請け・一次下請け・孫請け…といった構図も以前から問題だと思っていますが、ネットで誰でも販売行為ができるようになって、一般市民間の売買行為にまで似たような構図ができ、被害を被っているのは末端消費者。資本主義社会の歪みが、こんなところにも…と、なんだか欝々とした気持ちです。
苛立ちの原因は、こうやって利ザヤを稼いでいる人には、その目的たる音楽やゲームに対して、“愛がない”ことかな? 本当に買いたい人は、“愛”ゆえに買うのに、その“愛”につけ込んで、機械的に転がすだけという行為が許せない。
「嗜好品は、“愛”ある本人しか買ってはいけない(代理購入は可)」――が鉄則ですよねぇ?。
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