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2016年9月29日 (木)

TRIZの発明原理40

20160919  だいぶ前、書店でチラリと見て、買おうかどうしようか迷った末、買わずにおいた本がありました。
 ところが先日、「問題解決中」というHakudaさんという方のブログを読んでいて、この発明原理の話が出てきたので、「やっぱり読んでみようか…」と思い直し、amazonでポチッとな。
 読んでみたら、結構おもしろい♪ ロシアの特許審査官アルトシューラー氏が、数ある特許明細書を分析することで、分野横断的に、発明のエッセンスを体系化したのだそうで、本書『トリーズの発明原理40』は、その解説本。

 ゆるりゆるりと読み進めたいと思いますが、私が抱える最大の問題は、ちょっとやそっとでは解決の糸口すら見つからないだろうなぁ~と思いつつ、気長に考えています。多くの女性が共有するであろう、“中途半端回避問題”――
――「身体が4つ欲しい」――
 ・思いっきり仕事だけに打ち込みたい
 ・思いっきり自分だけの時間を楽しみたい
 ・料理とか掃除とか家事とか子育てとちゃんと向き合いたい
 ・両実家のケアにもっと尽力したい
要するに、「24時間、他のことに気兼ねすることなく、一つことに没頭したい」という問題ですが、これは上記本の「矛盾マトリクス」の中では、「時間の分割」に分類されるのかなぁ~? まぁそもそも、1日24時間という上限がある時点で、完全な解決はありえない…(汗)。トレードオフって、そういうもんか。だからこそ、人生が多様化しているわけですね。結婚しない、子どもを産まない、協力的なパートナーを選ぶ、そういう選択で、問題の一部を回避する。。。

 ところで、「ある分野の問題の9割は、他の分野で既に解決されている」っていう記述がありましたが、進歩性の判断って、“その発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者”が、どの程度の他分野の公知公用発明までを視野に入れて判断しているのか…??

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