アベ・マリオ(おめでとうマリオ)
8月28日の「時事放談」に、仙谷由人さんと武村正義さんが出演しておられました。
その中で、安倍首相がリオでマリオに扮したパフォーマンスについて、それぞれご意見を述べておられたのを面白く聴きました。
仙石さんは、「自分はポケモンGOにしてもマリオにしても、そういう昨今の流行はよくわからないけれど、こういう世代間の感覚差を超えて、彼があのようなパフォーマンスをしたことには意味があると思う」というニュアンスの発言。
武村さんは、「日本のカルチャ-をあの場で紹介することに異論はないが、何も首相が政府専用機を使ってするような類のものではないと思う」というニュアンスの発言。
私は、どちらかというと武村さんの意見に共感しました。歳の割にサブカルへの理解度は高い方だと思いますが、極力中立的な立場を取るべき政治家が、一企業の生み出した人気キャラクターに扮して国際舞台でアピールするのは、ちょっと違うような気がしたのでした。もちろん、リオの閉会式での日本のパフォーマンスは、結構奇抜でインパクトはあったので、別に敢えて文句を付けるような意図はありません。ただ、スポーツの祭典に、あまりに独自文化色を色濃く出す必要性を感じず、純粋に一貫したデザイン・コンセプトで統一感を出した方が美しいんじゃなかろうか…と思ったまでです。
先日、池袋の西武デパートの上層階で、たまたま2020年の五輪に向けたTシャツを観ました。アトムやセイラームーン、クレヨンしんちゃん、ルフィにナルトに悟空にプリキュアにジバニャンと、揃いも揃ったりの雑多ぶり。楽しくはあるけれど、ちょっと美しくはないなぁ~という感じ(苦笑)。
あの日以来、首相の顔を見るたびに、頭の中で“アヴェ・マリア”がリフレインしてしまう私です(汗)。
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