NHK「マネー・ワールド」第2,3集後
NHK「マネー・ワールド」の第2、3集も観ました。
考えれば考えるほど、一小市民が思い至すにはスケールの大きすぎる話ではありましたが、いくつか、印象に残った事柄がありました。
ギリシア時代から、「人はどうして社会を作るのか?」というテーマがあったこと。共有型経済という形が勃興していること。物を買うとき、それは“お金”で買っているのではなく、そのお金を稼ぐための“時間”で買っているということ。
太田光さんの、「価値観を変えていくしかない」という言葉のとおり、過剰な私欲に任せて、政治までも自分に都合よく改変しようとするような極端な価値観や、自分では何の努力もせずに福祉に頼り切るのを心地よしとするような価値観は矯正してもらう必要があると思いますが、今でも十分、いろんな価値観の人がいるとも感じました。家族や友人と過ごす時間を大切にする人、ほどほどの暮らしで満ち足りている人、小さな幸せに囲まれてこれ以上を望まない人、お金のため以上に人のために働く人(こういう意味でのコモン・センスって大事だな)……。
少なくとも、自分や身近な人が極端に走らないよう、お互いに認め合い尊重し合って、協力できるところは協力し、真摯に生きるくらいしか、自分に出来そうなことはないな…というのが率直な感想です。
社会の中で生きるのに、お金は最低限必要なもののひとつだけれど、その多寡にかかわらず、それに心奪われずに過ごせる時間が多ければ多いほど、豊かな人生と言えるのかもしれないな~…と、全編を見終えて感じた私でした。
【0円食堂】 今朝のウォーキングで見た真っ青な空の中に浮かぶ半月。3年前に見た月を思い出しました。歩きながらずっと、「昨夜見た“0円食堂”の枝豆コロッケと豚汁と賀茂ナスの田楽とモンブランが、滅茶苦茶おいしそうだったな~」と思い、今晩はいただきもののサツマイモを入れた豚汁を作ることに決定♪
帰路、息子の小学校時代の後輩の女の子とお母さんに遭遇。これから修学旅行で、羽田行きのバスに乗るところまで見送りに行く途中だとのこと。ずいぶん身長が伸びて素敵なお嬢さんになっていてビックリ。よい旅を~!
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