何故に石炭火力?
ここ数か月のニュースで、「石炭火力発電」がらみの話題をチラホラ見かけます。
中国電力が千葉に新設とか、三菱グループが福島に計画とか、低炭素技術開発とか、環境相が条件付き容認とか、、、。なんだか、東京周辺に次々と建設計画が持ち上がっているような、、、(汗)。福島の廃炉費用は国民全体への負荷が上がる気配の中、首都圏の電力は安い選択肢が増えるというのは、どういうもんでしょうか??
「パリ協定」の批准遅れの話題とあいまって、なんだか時代に逆行している感が否めません。私が不勉強なだけで、石炭火力発電でものすごい低炭素技術が開発されたのかしらん?!
一時期の地球温暖化に関するフィーバーぶりが勢いを潜めている感じの昨今、もう一度きちんとアンテナを張り直しておかないと…と思われる今日この頃です。
→ 2016年11月17日、日本が再び“化石賞”を受賞……恥ずかしいぃ~(泣)
【NHKスペシャル】 先週の「廃炉への道 2016」での廃炉費用の負担や、事故が発生した場合の原発地域への取り返しのつかないダメージを目の当たりにするにつけ、なんとしても段階的になくしていかなければならないものと思いますが、だからといって、即、石炭火力の割合を増加させるのは、よくよく検討が必要かと感じます。ザルのような廃炉費用の概算の仕方に驚愕しましたが、大事な局面のそこここで、ああいう計算がされていないことを祈ります。
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