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2016年12月 8日 (木)

狂おしい商標の類否検討

 商標の類否検討をしていると、ときどき発狂しそうになります(涙)。
 これはひとえに、私の修行不足による不徳の致すところなのですが、、、

・標章それ自体の、1対1の類否の認定がよくわからない
・過去の審決例や判例すべてを把握できない上、把握できたとしたら余計に混乱する
・複雑に入り交じる類似商品・役務のベン図関係に翻弄される(備考・他類間)
・時系列の先後での排除関係が、複雑さに輪をかける
・審査での備考や他類間のクロスサーチの範囲が読み切れない
・きわどい先登録商標がある場合、その権利者が、異議・無効審判請求してくるか否かが不明

 これらを検討しながら登録の確実性を高めようとすると、気が狂いそうです。登録可能性の判定も難しい。これこそ、AIを駆使して、機械的に「〇%」と算出できたらどんなにイイか…(←この判断を、説得力をもって説明できることこそが仕事なんでしょうが…
 手めくりの時代は、こんな判断、どうやって自信をもって説明していたんだろう…?
 煮詰まってくると、「そもそも、何かと何かが似てるか似てないかなんて感覚、人それぞれだよぉ~!」と投げ出したくなり、最後は、「女の勘だ!」と開き直りたくなる私。。。あ~、情けない。(→愚痴るより、こういうブログを継続的に書くべきなんだろうなぁ~)

20161208_5  【昨日開花】 咲きたての真っ白な椿って、本当にキレイ…

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