FabCafeTokyo
一度行ってみたいなぁ~…と思っているCafe、「FabCafeTokyo」。レーザーカッターとか3Dプリンタを使って、オリジナル・グッズ作成なんかができるらしい…。今や、有名ブランドで身を固めるより、自分オリジナルの“ものづくり”が愉しい!って人が増えているのかもしれませんね♪ 日本も、パーソナル・ファブリケーションの夜明け(←知らぬ間に、オライリーから再刊されてた?!)から、本格潮流へと移行しているのかな?!
【カラオケ30年シンポ】 昨日のシンポジウムに関してメモ。
●田中 豊 弁護士
・技術的発展:8トラック カラオケテープ→CDカラオケ→LaserDiskカラオケ→通信カラオケ
・管理進展に影響大だった判例:
中部観光事件、クラブ・キャッツアイ事件、魅留来事件、ビッグエコー事件、ビデオメイツ事件、ヒットワン事件、まねきTV事件、ロクラクII事件、ダンス教室事件、ファイルローグ事件、MYUTA事件
●パネルディスカッション
・カラオケ管理率10%程度の時代から、90%にまで…隔世の感
・1987年から管理開始
・カラオケ機器は1970年頃誕生→1982年にビデオカラオケ→80年代後半にカラオケBOX
・カラオケのせいで媒体が売れないのでは?という著作者の疑問→“いい歌を残す歌会議”
・S47年頃、加戸先生が著作権の国際会議をした際、イギリスの学者から日本の“ゆるさ”を驚かれた
・1987年、当面5坪未満免除の合意(5坪未満が2/3、以上が1/3!)→負の遺産?(附則14条)
・JKA設立年の“12月書簡”:(個別名称を用いた判例紹介は控えて欲しい…)
→協議申入は立て板に水だった→文化庁が間に立って協定成立
・附則14条撤廃の全店課金の動きにはバッシングの嵐…(個人音楽教室免除との相似…)
・2002年:カラオケリースの、一体型契約申込書(含:JASRACの許諾契約):2年毎更新
→適法利用率90%となり、著作権管理人財が育っている状況
・30年前は紙ベースの伝票管理だった(!)ものから、全国地銀等との銀行口座振替手続きを経て
→サブスクリプション方式確立
・利用側とJASRACとの良好関係の維持のためには、“分配”以前に、“回収”問題が大きい
・JASRACの人は、JASRAC-MANとして誇りをもって仕事している
・新規参入者へ“演奏権”の理解を求め、管理体制を維持するのは並々な仕事ではない
・浅石理事長は、たたき上げ!
・管理団体が複数になった場合にどういう徴収形態になるのか、懸念される(by 生活衛生団体)
→この国の著作権管理をどうするのか…?
・2016年の知財推進計画:拡大集中許諾の仕組み(窓口をひとつに)!★
→裁定制度の民間受託実験(3月には報告できる予定とのこと)
・震災時、半年の支払い免除→その後、足で全地域を回って状況確認した
・カラオケにVRが導入された場合の管理…
・商売で音楽を使う以上、著作権者への対価還元は当然との姿勢で、
今後の“演奏権”管理の未来を探りたい…
いやぁ~、実交渉は想像を絶する大変さだ…。
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