« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »

2017年3月の31件の投稿

2017年3月31日 (金)

傘の置き忘れ防止システム?

 先日、夫が“また”傘を電車内に置き忘れて帰宅しました。
 “また”と言うくらいなので、これまでにも何本の傘を失くしたか…はご想像にお任せするとして、今回の傘は、(高価な傘を持たせれば忘れて来ないだろう…という目論見のもと、)LOFTで買った洒落た大きな傘だったので、ショック倍増!
 鉄道での忘れ物No.1はおそらく傘でしょうが、何かイイ“傘の置き忘れ防止法”はないものでしょうか?――“置かない”っていうのが一番な気がしますが、そうもいかないのでしょうから、「iPhoneを探す」要領で探す仕組みとか、
Googleマップの新機能の要領で傘の居場所がわかるようにしておくとか?(これじゃ置き“忘れ”防止ではないですね…)。 うんにゃ、これからは脳にAI埋め込みか?!(星野源さんの開頭手術を想像するだに恐ろしいのに、AIを埋め込むなんて、100億積まれてもゴメンだけどなぁ…)

| | コメント (0)

2017年3月30日 (木)

Patent 2017.3

 3月の月刊「Patent」の特集は、“高齢化社会と知的財産”。
 巻頭の2つの記事はいずれも、特許や意匠のデータ調査・解析により、国内外における、高齢化社会を支える技術動向を概観するものでした。特許分類やキーワードの選び方で、結果は相当違うものになりそうですが、やはり概ね比率は上がっているのだろうと感じました。アジア圏に比べ欧米では、“アンチエイジング”っていう概念が、あまり流行っていないのかな?という印象も受けました(相応に歳を重ねることが美徳とされる?)。
 個人的に面白いと思ったのは、「テクテクノロジーのすすめ」。「テクテク(ゆっくり)」、「ノロ(のろのろ)」、「ジー(爺)」と「テクノロジー(技術)」をごたまぜにした造語だそうですが、記事内容は、「非電化」でも便利に快適さを追求できる製品開発を目指す活動の紹介でした。ふと、友人が尽力中の“食とエネルギーの地産地消プロジェクト”を思い出しました。高齢化が進むと、電化製品への依存度が高まって、消費電力が増加するのでは、、、と懸念していましたが、「非電化」でも便利に暮らせるアイテムが増やせたら、健康維持と併せて一石二鳥だなぁ~と感じました。
 それにつけても、今後2,30年の高齢化の波、、、想像するだに恐ろしい。最後まで、自分の面倒は自分でみられるように、いろんなモノ&コトをチューンしていかないといけないなぁ…と、つくづく思います

20170329_1 20170329_2 20170329_3  【春】 土手周辺も徐々に春の装い。。。日の出もずいぶん早くなってきました。

 【スマートメーター】 昨日、電気の検針メーターを、従来のものからスマートメーターに付け替える係の方が回ってきてくれました。リモートで検針可能になるそうです。順次、全戸交換するのでしょうが、本機の採用で、電気代が余計にかかるなんてことはない…?と信じたい!

| | コメント (0)

2017年3月29日 (水)

『誰がこれからのアニメをつくるのか?』

20170326_5  長年アニメ業界をウォッチし続けている友人が上梓した新書を拝読しました。
誰がこれからのアニメをつくるのか?』――アニメ旋風が吹き荒れた2016年が明けたこの時期の刊行は、グッド・タイミングだと思われます。
 アニメ・ビジネスにおいても、キーワードは「グローバル化」と「インターネット」。少子高齢化の進む日本の中だけにターゲットを絞るのはもはや現実的でなく、必然的に世界を目指さざるを得ない状況ではありましょうが、その際キーとなるのが、「中国資本」と「配信ビジネス」だとのこと。様々なデータを交え、業界の今後の未来予測をしながら、ポスト宮崎駿となりうるクリエイターを概観し、制作・製作者、配給・配信者等の新しいプレイヤーの可能性に迫る、充実の一冊。客観的データ満載でとても勉強になりました! 工夫次第で、まだまだコンテンツ・ビジネスの形も様々な可能性があると前向きに感じられます。
 クールジャパン構想のなりゆきは今ひとつピンと来てはいませんが、日本発のアニメが人の心を柔らかくし、世界を和やかにしてくれるものと信じて、陰ながらいろんな人を応援しています。年々、その豊穣さをアップデートするかのような昨今のアニメーションですが、制作現場の改善や、配信の工夫を重ねつつ、これからは、作り手もワールド・ワイドに協力し合う時代なのかもしれないなぁ~と思いながら本を閉じました。


| | コメント (0)

2017年3月28日 (火)

日本語の難しさ

 日本語って難しい…と思うことが、時々あります。尊敬語・謙譲語・丁寧語等の取り扱いや、使う人と受け止める人ごとの感覚の違い。気の置けない人同士ではあまり気にせずに言葉を発っせられるとはいえ、こちらが“気の置けない人”と思っていても、相手は軽口を不愉快に思うこともあり。。。
 「お疲れ様です」と「ご苦労様です」
 「お世話になります」と「お世話様です」
も、使い分けが気がかりな言葉。いずれも、後者は“同等か目下の人に使う、上から目線の言葉”と言われます。が、私は、仕事等で気を遣わなければならない場面以外では、割と気にせず使っていました。けれど、この言葉にカチンと来る人も少なからずいるようなので、無難な前者を使うようにしよう…と考えを改めてはいたのですが、緊張を解いている時などにふと、自然に口をついて出てしまうことがあります。
 基本的に、生き物は皆平等!と思っているので(変?)、言葉尻でまで上下関係を気にするのは精神衛生上良くないのでは?と考えるのですが、こんな屁理屈はやはり、社会人には通用しないのか?、、、と、悩みます。「あ~、今日のあのシーンで、あの人はカチンときたろうな…」と振り返ざるをえない時がありますが、後悔先に立たず(涙)。
 上記2例のようなニュアンスの細やかさも、日本語の美しい繊細さとして尊重すべきことなのか、ちょっと考えてしまうのでした

【英語教育】 そういえば、先の日曜のTV「真相報道バンキシャ!」内の“モクゲキシャ!”に登場した中国人の女性が、高校時代1年間、日本の高校に留学した際に習った英語について、「中国では小学校で習う内容だった」と語っていて衝撃を受けました。ちょうどFBで、お子さんの私学の教科書と検定教科書の内容差について記載している友人の記事を読み、国内であっても、教育にはずいぶん差があるもんだなぁ…と実感。常識や、言語感覚も、環境によりけりにならざるをえないようで…

| | コメント (2)

2017年3月27日 (月)

実用品の著作物性

 先週、米国の最高裁判決で、実用品の著作物性に関する新たな基軸が示されたとのこと。従来からの判断基準である「物理的分離可能性」と「概念的分離可能性」が放棄されたことが、法曹界の方々に衝撃を与えている模様。
 日本でも、未だ明確な指針があるとはいえない状況下、美術作品も実用品も玉石混交、美術品であっても鑑賞に堪えないものもあれば、実用品でも十分鑑賞に値するものもあるのが実情で、しかも“美しい”と感動するポイントは人によりけりで。評価はとかく多数決的に収束せざるをえない審美性の不確実感――。実用品も次第に一品制作的な色彩を強める時代にあっては、尚更、個別具体的な判断にならざるをえなくなりそうですねぇ。。。
 引き続き、注目です!

20170326_4  【生協の千切りごぼう】 超便利♪!

| | コメント (0)

2017年3月26日 (日)

タイムスタンプ保管サービス

 明日から、INPITによる「タイムスタンプ保管サービス」の提供が始まるようです。
 ある文書の成立時点を証明したいような状況が予期される場合に、事前にこのサービスを利用しておくと安心です。
 このサービスがもうちょっと早く実施されていたら、是非利用してみたかったなぁ~という事例が一つ。
 友人が数年前に事業を興し、サービス名称“A”を定めて活動開始。地域に根付いた地道な活動で、着々と支持者を増やして軌道に乗ってきた頃、その名称“A”と酷似した名称で、大手家電メーカーがCM開始。幸い、このメーカーの製品と、友人のサービスとは異なるものでしたが、念のため商標登録を検討しようかな、というお話しを伺い、調べてみると、類似する登録商標が複数件。。。いずれも、友人が事業を開始した時点よりは遅い出願でした。友人の使用する商標が、それらの出願時点で周知となっていたと言えるかは微妙かもしれませんが、使用開始時に上記INPITのサービスを利用できていたら、少なくとも先使用についてだけは容易に証明できたんだなぁ…と(あ、でも商号登記はさすがにしてたのか?)。
 本来は、事業を開始する前に商標登録出願をしておくのが万全とはいえ、小規模事業者のスタートアップでは、出願費用の捻出も簡単ではない場合もあり、、、。無料で、少なくとも使用開始時の証明だけは得られるなら、保険として利用しておくのも手かも。また、出願可能な場合でも、いっそ出願とセットで実行しておくというのも一案?(※タイムスタンプ発行のためのクライアントソフトのランニングコストが、月額1万円弱くらいかかりそうなので、小規模事務所での利用は現実的には難しそうですが…)
――昨今の、商標トロール的な出願が排除されない限りは、商標法32条の周知認定に(4条1項10号とは別の位置づけで)、タイムスタンプ確保により(濫用的な)権利行使を免れるような措置があってもよいのでは…とも思ってしまいます。

20170325_3  【週末ポテサラ】 週末になると、無性にポテトサラダが食べたくなる私。。。謎です。
 

| | コメント (0)

2017年3月25日 (土)

友人たちからの刺激

 高校卒業後、普通なら、新年度からの学生生活を控えて、大いに羽を伸ばしている時期。我が家の息子は、羽を伸ばすのは先送りなんだけどなぁ…と親はヤキモキしているのですが…。
 先々週末は、小学校時代の友だちと久々に会って、一緒にランチ後はカラオケ、先週末は、高校時代の部活の友だちや先輩と会って、一緒に夕食後はダーツ。。。
 「え?行くの?!」と言って送り出しましたが、帰宅後に、友だちから聞いてきたそれぞれの進路や、今後やってみたいことの話は、刺激になったように見えました。
 「楽しかった?」
 「うん」
――刺激を糧にしてくれることを祈ります!

20170325  【お弁当も復活】 卒業後しばらく、お弁当作りから解放されていましたが、それも再開しています^^;;。
 

| | コメント (0)

2017年3月24日 (金)

人生で最も贅沢な時…

 先日、息子に言いました。
「いいなぁ~、一年間、勉強だけしてればいいなんて~!」
(なんてデリカシーのない親!と、息子には思われたことでしょう…)
 すると息子、
「まぁ、やりたい勉強をするわけじゃないけどね」
 お、と言うことは、少しは“点数を取るため”の勉強をしようという気になっているということか?!
(↑なけなしのプライドを振り絞って強がってます
あいかわらず、放置せざるを得ない状況に変わりなく、傍で見ている感じでは、遊んでいるようにしか見えませんが、彼が後々、人生を振り返るような時が来たとき、「あ~、なんて贅沢な時間だったんだろう…」と思うだろうことだけは確実。
 あ~、うらやましい!!!
(私にとっては、息子の挫折に平然と対峙できるようになるための、免疫獲得期間なんですけどね

20170323  【香味ペースト】 昨日のランチに炒飯を作る際、初めて味の素の“香味ペースト”を使ってみました。息子曰く、「生協の冷凍チャーハンより好きだな」(苦笑)。今度炒飯にするときは、「焦がしニンニクのマー油と葱油が香るザ★チャーハン」にしてみよう!ということになりました(コレも味の素か?!)。

| | コメント (0)

2017年3月23日 (木)

Can★Do

 少し前、近所に100円均一のお店「Can★Do」が出来ました。その後2度ほど買い物に行きましたが、「どうやったらコレを100円で作れるんだろう?」というモノが結構あります。この間購入したキッチンタイマー然り。いろんなアイディア商品なども置かれていて、「主婦が実案とか意匠の登録をしてたりするのかも…」と思いながら眺めました。
 最近のマイブームはこれ。
20170322
あちこちのドアに引っ掛けて重宝しています(“キャンドゥ”名義で販売されているので、製造元がわかりません…笑)。「ドア用ハンガー掛け具」として、こんな登録があるようです。特許でもこんな登録がありますが、こちらは見たことがありません。主婦に受け入れられるには、いろんな匙加減が重要そうです。

| | コメント (0)

2017年3月22日 (水)

『Legal Design』

20170321_1  ちょっと時間がかかってしまいましたが、水野祐さんの『Legal Design』を読了。法律関連書としては異形の、お洒落な本。例によって付箋だらけ(笑)。「法とアーキテクチャの関係性を考察することが狙いの本」ですが、私としては、“インターネット後”の世代の人が、法律を通して社会をどのように見ているかを知るのが目的でした。以下、付箋箇所を見返しながら、印象的だった部分をメモ。

・p.6:「アウトバーン・デザイン」の思想は、法律にも応用できるのではないか
・p.11:現実の後追いしかできない「法の遅れ」という現象は、…インターネット以降の情報技術の動向が性急であることを前提に、人類史上かつてないほど広がっているように感じられる
・p.27:著作権制度が設計している「余白」がサイバーカスケード/ネットリンチにより「浸食」される可能性があるのではないか、という危惧
・p.35:クリエイティブ・コモンズは、国が決めた著作権法という法律ではなく、クリエイターとユーザーが互いに合意した条件でコンテンツの利用を簡易に、迅速に許諾する仕組み
・p.39:著作権制度を抜本的にリフォーム…その一つは、「禁止権」を中心とした著作権制度から「報酬請求権」を中心とした著作権制度にリフォームするもの
・p.41:北欧には「自然享受権」という権利が認められている
・p.68:私たちは、法という社会のOSを更新する必要がある。それは同時に、私たちのマインドセットも更新しなければならないことを意味する
・p.80:音楽史が進むなかで、メロディやコードといった有限な部分を権利で縛っていけば、やがて作れる音楽はなくなってしまうだろう
・p.83:同時多発的かつ双方向なリミックス文化の加速は、インターネット/デジタル技術によるリミックス文化の成熟、そして時代が「複製の時代」から「改変の時代」へ移行してきていることを示している
・p.87:日本には、原盤権を一括して管理運用できるような機関は存在しない
・p.93:現代の楽曲の創作性として、グルーヴやフィーリング、アンビエンスといったものも含まれるべきだ、含まれるとしてどの程度保護されるべきか、といった検討や主張は一定の正当性を持つようにも思われる
・p.95:音楽はアップデートを繰り返すソフトウェアのようになってくるのかもしれない
・p.99:ブライアン・イーノの『音楽の共有』からの抜粋文:音楽に関する権利の帰属や収益の配分に関する見直し…
・p.127:これまでのような…複製権に基づく出版ではなく、…送信可能化権に基づいて行われる出版が中心になる時代が来るだろう
・p.133:元来のアートにおける「一品制作」という性質から導かれる「所有」や「オリジナル」という特徴は、インターネット/デジタル技術による複製容易性および非劣化性と相克する
・p.142:フランスでは、いわゆる「追及権」という権利が法律上認められている
・p.166:写真が物質からデータに変化するにともなって、インターネットというアーキテクチャのなかでは、写真は誰のものか?というクリシェも変容せざるを得ない
・p.217:デザイナー・坂部三樹郎が…ファッションのフリーカルチャー性を部分的に肯定的に捉える言説を残している…
・p.225:アーカイヴの射程をいかに捉えても、そこに変わらず課題として生じてくるのが権利処理の問題である
・p.242:(情報量を残すことが最良?)…西洋音楽はなぜ楽譜という形で伝承されるのか。演劇はなぜ戯曲という形で残されるのか…
・p.253:従来は、情報と物質との間に境界・ハードルがあったため、制作者側にとっても、情報は著作権、物質は意匠登録すれば意匠権で保護されるという切り分けを前提とする二元論で一定の理解は可能であった。しかしながら…情報と物質の境界が融解し、シームレスになったとき、…納得感のあるものになるかは甚だ疑わしい
・p.269:現在日本には、820万戸以上の空き家があり、7戸に1戸以上は空き家だという報告がある
・p.288:附合契約から契約自由の原則への回帰の流れ
・p.316:出生、婚姻、離婚、養子など、それぞれのステージにおいて、従来法が予定していたモデルではない多様性が生まれてきている
・p.320:政治は国家や民族、家族、個人という概念と、それぞれの間に生まれる境界の存在を前提にしている。一方で、インターネットをはじめとする情報技術は…
・p.330:情報化社会において、法律の解釈・運用により生まれる「余白」や契約をいかに設計・デザインしていくかというリーガルデザインの思想が本書のテーマ…

 私のような年寄りですら、いろいろ「?」を感じる法律構成なのだから、インターネット後の若い世代の人には、時代錯誤と感じられる部分が多々あるのだろうなぁ~、と思っていましたが、「法の遅れ」を受容して、自分なりに方向性を模索しながら考察を続ける実務家の姿勢に触れ、できるところからトライしてみる堅実性を見習いたいな、と思わされました。(私の眼の黒いうちに、少なくとも産業財産権法くらいは、万国共通化されないかな~…) 

 唯一、やや残念だったのは、誤植がとても多かったこと。以下、ご参考までに、誤植とおぼしき記載のあったページ数のみ列挙して、増刷時の推敲に貢献したいと思います。
18、29、45、55、56、63、71、74、75、86、92、110、119、137、141、175、192、193、197、210、213、214、217、219、234、300、317、336

 

| | コメント (0)

2017年3月21日 (火)

『ばらかもん』1巻

 昨日、本屋に散歩に出た息子が、帰ってきて言いました。
「『ばらかもん』が1巻から14巻まで置いてあった…」
「?」
「あとで1巻だけ買っていい?」
「(マンガ読んでる場合じゃないと思うけど…)別に読みたけりゃ読めば?」
 …


20170320

 …
(実は私も前々から読みたかったもので…)読みました。
“はんぱもん”の親子が、ちょっと“ばらかもん”になれる話でした。
もしかして、誰か友だちが勧めてくれたのかしらん??…だとしたら、ありがとう!

| | コメント (0)

2017年3月20日 (月)

戸塚洋二賞

 夫が大変お世話になっている先生が、今年度の戸塚洋二賞を受賞されるとのこと。おめでとうございます!!

【出願ソフト更新】 先週末、インターネット出願ソフトのアップデートがありました。セキュリティも多少更新されているんでしょうか、、、? 先日来のJ-Plat Patの不具合を見るに、更新は早めにしておかないと…!

【オルガァァァァ~】 それにつけても、オルフェンズ、なにもそこまで徹底的にフラグを回収しなくても…(涙)

| | コメント (0)

2017年3月19日 (日)

『受験は母親が9割』

 中・高という、子どもにとってまだまだ大切な時期、“自立”という名のもとに息子をすっかり放置した自分を反省し、先日、Kindleで標題の本を購入して読みました。噂には聞いていましたが、自分とは価値観が違う人の著書だろう、、、と思い、手に取らずにいたのでした。
 本書を読み終え、愕然としているのは、母親業という仕事のTo Doリストの中に、「中高生の学習管理をする」という仕事をまったく加味していなかった自分自身の認識の甘さです(汗)。こんな風に手をかけてもらっているお子さんもいるのかぁ?!と驚き、(この本は息子の目には触れさせられない!)と内心大汗。。。(私だって、息子のことは十二分に愛してるんですけど~)
 単純な感想としては、「やるべきことをきちんと計画的にこなせば、実績は上がる」という淡白なものですが、子ども一人ではまず無理な上、親が協力したとしても、到底このご家庭のように計画通りにはこなせそうにないのが凡人の辛いところ。そして、何より堪えたのは、「仕事と子育ては、本気でやれば両立は難しい」という佐藤ママのお言葉。これは、私がずっと抱いている仕事と子育てに関する“中途半端感”を論破するものでした。そして、昨今の世の、“女性も輝く”とか“副業OK”とかの流れに一石を投じる言葉でもあると思います。
 著者の、この佐藤ママさん、そんじょそこらのコンサルさんやプロマネさんよりもずっと、子どもの教育に関する母親業において、プロフェッショナルと言えますね!。。奥付のプロフィールにあった“専業主婦”という文字が、立派な職業名として浮き立って見えました。

 我が家に関して、今から佐藤家のような環境づくりは、もはやできそうにありませんが、“一緒に楽しんで勉強する”ことだけは、実践したいという気持ちでいっぱいです。4人もお子さんがいて、家族みんなで同じテーマについて深く議論できるなんて、本当に楽しそう!!! “自立”に関する認識も、ちょっと改めないといけないかな…と思わされた一冊でした。

【後追い感想】 あとからふと、佐藤ママの兄弟への接し方が素晴らしいな、と思いました。兄も弟も妹もなく、皆平等に扱う。。。コレも、なかなかできることではありませんね。一方、本書のタイトルはちょっと、母親不在で頑張っている子に失礼だなぁ…と感じてしまいました。

 

| | コメント (0)

2017年3月18日 (土)

100kgで栄養失調?!

 今月のミキの情報誌と併せて、「みやざき中央新聞」の社説の紹介文がありました。その社説の書き出しを引用(2016年12月12日、2675号)。
――娘が通っていた大学の研究室で、朝1人の男子学生が死んでいたという珍事件があった。外傷はなかった。検視が行われた。死因を聞いて友人たちは皆驚いた。「栄養失調」だったのだ。決して生活に窮して食うに困っていたわけではない。なぜなら彼は100キロを超える巨漢だったからだ。――

 なんでも、親元を離れて大学に通っていた学生さんが、正しい食生活を送らず、朝食を抜いたり、スナック菓子やコンビニ弁当で日々暮らしていたためだったようです。社説のタイトルは、「侮れない、毎日の食卓の力のすごさ」――。

 春からの息子の昼食に関し、「自分で調達するよね?」と尋ねたら、「お弁当の方がいいな」との応え。。。上記記事を読む前だったら、「自分でなんとかしてよぉ~」と言っていたところですが、もうしばらく、がんばりますか…

 

| | コメント (0)

2017年3月17日 (金)

校歌のWeb掲載と結婚式DVD内音楽

 秋元康さんに校歌の作詞を依頼した学校が、JASRACに特別な扱いの申し入れをした、という報道に関し、例によって栗原先生の記事を備忘録。
 また別の日、ウェディング・ムービーの制作会社をJASRACが提訴とのニュースも。
 こうなってくると、卒業記念DVDだの、式典DVDだの、運動会DVDだの、ありとあらゆるもののクリアランスが気になりだし、本当に心臓に悪いですね。。。

【温度差】 専門家の間でも、JASRACの昨今の動きについては温度差があるようです。私は、同い年の先生の感覚を支持したいな…というスタンス(笑)。

【復活の日】 本日、J-Plat Pat、復活!!

| | コメント (2)

2017年3月16日 (木)

ピラミッド王朝の秘密

 先週末のTV「世界ふしぎ発見」の“ピラミッド王朝の秘密”が、すごく神秘的で面白かった~! 河江肖剰さんの案内で、日本初放送のエリアもたくさん見られましたね!
 
ドローンと宇宙線を用いた測量技術、すごい!

| | コメント (0)

2017年3月15日 (水)

センチな春先…

20170308_120170308_220170308_3  先週某日のひととき、息子と映画鑑賞&散歩。。。映画「相棒」を六本木で鑑賞した後、テクテクと散歩がてら有楽町まで歩き、MealMUJIでランチしました。
 最近は、一緒に出掛けるのなんて嫌がって見向きもしなかったのですが、この日は珍しく「行こっか」と、普段の重い腰を上げてくれたのでした。
 相棒映画は、重い内容ながら面白く観られたし、ヒルズの花壇は色とりどりの花が咲き乱れていたし、赤坂の豊川稲荷では大きな桜の木が花を咲かせていたし、奇抜な解体作業をしていた赤プリ跡地には、「ザ・プリンスギャラリー」がそびえていました。
 映画の感想なぞをあれこれ話しながら、「あ~、もうこんな風に過ごせる時間もなかなか持てないだろうなぁ~」としみじみしたのでした。
 この1,2週間はどうも、あれこれ回想モードでセンチメンタルになりがちでしたが、昨日から急な仕事が動き出し、今週いっぱいはてんてこ舞いな感じです

20121224_2  【2012年12月】 今はなつかし、赤プリ解体工事の途中写真。。。

20170314 【White Day】 昨晩は、夫と息子からは2010年のBaroloとケーキを、実家からは和三盆プリンをいただきました。 甘いものを食べたら、ちょっと元気が出てきました

| | コメント (0)

2017年3月14日 (火)

温水洗浄便座交換

 だいぶ前から調子が悪かったトイレの温水便座ですが、ついに、ノズルが伸びてこない頻度が高まったため、家にある2つのトイレのうちの1つの便座を交換。夫が選んできたのは、パナソニックの瞬間式の便座。これまでは貯湯式だったのですが、電気代、少し安くなるんでしょうか…? 目に見えて、ということはないと想像しますが、如何に?!

【Google翻訳】 ちょっと気になるGoogle翻訳のアルゴリズム??(半角スペースの有無による違い)
 「150billion」→「150億」
 「150 billion」→「1500億」
 「150million」→「150百万」
 「150 million」→「1億5,000万」

 

| | コメント (9)

2017年3月13日 (月)

Japan Content Catalogue

 3月6日に、映像産業振興機構からJapan Content Catalogue」という、日本の映画・テレビ番組・アニメ・キャラクター・音楽・ゲーム等の権利関連情報を集約したデータベースプロジェクトについて発表されました。「JACCサーチ」で、権利者窓口等が検索できるようになるとのこと。先日の文化庁の取り組みに続き、最近の情報集約の動きはとても活発なようです。
 使い勝手のテストとして、試みに「イデオン」と入力して検索してみたら、3本のアニメ作品がヒットし、一番古い作品をクリックしたら、「放送日」「放送時間」「話数」「キャスト」「スタッフ」「制作会社等」「Copyright」の項目が表示されました! お~!! これは便利!! ©表記の確認くらいには真っ先に使えそうです。
 総合窓口が「一般社団法人日本動画協会」になっているということは、とりあえず、許諾を受けたい場合には、ここに連絡すれば取り次いでもらえるということですね♪ そこから先の交渉が、どのようなフローになるのかは、やってみないと分からないですが、アクセスの敷居が下がったことは間違いなさそうです♪(間にワンクッション増えたことで、通常のロイヤリティ%が上がったりはしないですよね??)

【学術著作権協会】 先週、学術著作権協会の不透明取引についての報道。他人の著作物の管理をするだけの団体が、数億もかけてWebサイトの構築ができるというのは、委託している権利者団体が豊かということなんでしょうか…? また、学術情報の著作権許諾を受けるシーンって、どんなシーンがあるのか、なかなか想像できないです^^;;;。

| | コメント (0)

2017年3月12日 (日)

大学受験2017

 残念ながら、我が家の大学受験は、仕切り直しとなりました――。
 予期していたこととはいえ、いざそのような状況に置かれると、一年という膨大な時間を前に、圧倒されそうです。

 第一志望の学校以外には目もくれず、私立の過去問すら解かず、親が無理やり組み込んだ私立受験はボイコット…(汗)。そのくせ、この一年、塾には律儀に行っていたものの、家ではほぼ勉強しないという体たらく。「受験をナメとんのかぁ~?!」と、何度爆発しそうになったことか…。一年間の単発の塾通いだけでは、家でも毎日勉強を重ねてきた同級生たちと肩を並べるのは無理があり、やはり現実はそう甘くないことを、身をもって知ったのではないでしょうか…。少なくとも傍から見て、到底、本気で大学に行きたいという姿勢でなかったことは確か。。。きっと神様が、「勉強は、“時間”じゃないんだよ」とか大口をたたいていた根拠なき自信家の鼻っ柱をへし折って、社会に出る前に謙虚な気持ちで自分と向き合う機会をくださったのだ…と考えることに致します。
 思えば、中3・高1・高2と、私が自分のことばかりにかまけて、息子のことをしっかり見てやれず、家で一人で過ごす時間が長かったせいで、すっかり遊び癖が付いてしまったのが良くなかったのかも…、とか、母親がまっとうなキャリアを追及するのは、子どもにはあまり良いことではないのかしらん…とか、ただただ自分を責め苛んで、この先の自分自身の身の振り方を悩んでいます。来期からは思い切り働ける!と意気込むばかりで、息子の成績をまったく把握していなかった自分が情けない…(まぁ、訊いても教えてくれなかったわけですが…)。。。

 さすがに、親として与えられる猶予期間は一年だけと言い渡し、今後は覚悟をもって臨んでもらいたいと思います(猶予期間をもらえるありがたさに、きちんと感謝できる人間に、まずはなってもらいたいところ。。)。あ~、それにしても、浪人生活というのは未知の領域です――。この宙ぶらりんの心細さと、どう向き合っていったらいいのでしょう…。親はやはり、見守ることしかできないのか…? 我が子の、孤独な自分との闘いを、300日以上見続けて、またヤキモキしなければならないなんて、、、大きな気持ちで受け止める自信がありません~(だいたい、発表当日の晩、父子でFGOというゲームの話で盛り上がっている時点で、何か大きく間違っている気が…)。彼にとっては、遊びを封印して、長い時間きちんと机に向かえるという根本姿勢の獲得が、第一関門のような気がしています。依然として勉強しないままの状態が続いたら、ヒドイ言葉を投げつけてしまいそうな自分が怖い…。

 昨日、震災の日の晩を共に過ごした友人達とメール交換をして、「命があるだけで感謝しないと」と話したことで、少し気持ちが落ち着きました。また、一浪経験のある友人が、当時のご自身と親御さんの心境や様子を聞かせてくれたことで、辛いのはきっと我が家だけじゃないんだ…と、客観的になれた気がします。いずれにせよ、子どもにとっては茨の道、親にとっては針の筵の一年となりそうです。

 

| | コメント (0)

2017年3月11日 (土)

あれから6年――

 早いもので、東日本大震災のあの日から、もう6年もの時間が経過したのですね。。。
 いまだに最終処分場は確保できず、被災地への帰還も思うように進まず、廃炉の道筋もしっかりとは見えず、あらぬ誤解からのイジメも後をたたず…。
 変わらないことも多いけれど、あの日をきっかけに、いただいた命を無駄にしないよう、誠実に実直に生きることを心がけ、良い方へ変わり続ける気持ちを大切にしなければ――と思っています。

【Attack?!】 一昨日の夜から、J Plat-PatやJ STAGEや弁理士ナビ等、知財関連サイト各方面で障害が発生しているようです。どこから、何の目的でアタックされたのでしょう??

| | コメント (0)

2017年3月10日 (金)

卒業旅行は南アフリカ?!

 息子の話ではありません
 息子の、保育園時代のお友達が、第一志望の大学への入学を決め、今週は、お友達10人で連れ立って、南アフリカへ卒業旅行へ行っていると伺いました! なにゆえに南アフリカ??!
 これまであまり、アフリカの
観光スポットを調べたことがなかったので、最初はピンと来なかったのですが、いやぁ~なかなかスゴイ所かも! テーブルマウンテンとか喜望峰とか自然保護区とか、、、♪ いつか私も行けるかしらん?!
 私が高校生の頃は、この時期、自動車教習所に通っていたように記憶しています。また、弟は、自転車で小旅行に行ってたっけか??
 そういえば息子が先日、突然、「自転車、買おうかなぁ~…」と、ボソっと言いました。小学校まで乗っていた自転車はとうに小さくなってリサイクルに出してしまい、それ以降、息子には自転車を与えていない我が家なのでした。。。だいたい、置いておく駐輪場がないんだけど、、、どうしよう。。。しばし検討します(笑)。

20170310_120170310_2  【沈丁花の香り】 ここ数日は本当にサイクリング日和。沈丁花の香りがどこからともなく漂って、早春のキラキラした陽射しが心地良い~♪

 【後日譚】 上記の、南アフリカへの旅行の件、息子さんの卒業旅行だとばかり思っていたら、お母さんの旅行だったそうです(笑)。確かに、お母さんの方がお疲れかもしれないですよね~。

| | コメント (0)

2017年3月 9日 (木)

エントリーまでの道のり

 先日、人もうらやむ安定企業にお勤めの親戚と話していて、その方が所属する研究所の昨今の新人採用状況の話を聞きました。昔は、結構いろいろな大学の出身者が入社してきたようですが、最近は、エントリーシートにたどり着くまでの条件設定のためか、旧帝大レベルの大学以外の人は、エントリーシートにすらたどり着けないようで、入社して来るのは、錚々たる大学出身者に限られてきた、とのこと。
 学生に人気の会社となれば、いい人材が殺到し、必然的にそのようになっていくのは致し方ないことでしょうが、「なんだか、価値観がひどく偏りそうだなぁ~」と思いながら伺いました(ただ、価値観の近い人ばかりの方が、楽なことは確か…)。そのことが、いいことなのかどうかはさておき、職種ごとにますますカラーリングが明確になっていくのは時代の必然か、そして、こうしたことが社会の見えない分断なんだろう…と、複雑な心境にもなりました。
 “一億総中流”時代はいずこへ?と思うと同時に、就活のエントリーまでの道のりは、就職活動解禁時ではなく、この世に生まれ落ちた瞬間から始まっているんだなぁ~…と、空恐ろしくもなりました(汗)。まぁ、そんなことは考えもせずに生きてきた私でも、なんとかなっているのだから、人気企業にエントリーできなくとも、仕事はどこにでも転がっていると思いたい(苦笑)。…息子が就活する頃の世界は、どんな風になっているのやら…。

| | コメント (0)

2017年3月 8日 (水)

50年に一度の水道管工事

 昨年暮れくらいからでしょうか…、近所で、マンションの建て替えのために更地にする作業が続いたかと思ったら、立て続けに水道管工事が始まりました。工事中、騒音もさることながら、家がガタガタと大地震のように揺れるので、家族一同なんとなく船酔い状態。
 そんな中、先日ご近所さんと立ち話したところ、「さすがに役所に苦情入れちゃったわよ~」とのこと。すると、我が区では、水道管工事は50年に一度行われるとかで、半世紀に一度の大工事でした。インフラをきちんとメンテしてくれるのは住民的にはありがたいことですが、本当に家が壊れそうなほど揺れるので、ありがたいの半分・迷惑なの半分で困った事態です。
 この水道管工事が終わる頃、今度は新たに、近所のオフィスビルも解体工事が始まる模様――ゼネコンは今、オリンピック景気以外でも、相当な繫忙期のようですね。

【国際女性デー】 本日、「国際女性デー」。野田聖子さんや瀬戸内寂聴さんや黒柳徹子さんのインタビュー記事、感慨深く拝読しました。

| | コメント (0)

2017年3月 7日 (火)

やっと…

 先の日曜日の昼前、ずっと“待ち状態”だった再々校(三校)を受領しに、いざ戸塚へ! ようやく、懸案だった仕事が動き出しました。去年の夏に終わるはずだったのに、気付けば翌年の春――(涙)。
 今週は、再度スケジュールを相談し直し、軌道修正して再始動です! この仕事を終えれば、気分一新で出直せるぞぉぉ~!!

【機械翻訳の進化】 今回の仕事の遅延は、翻訳の用語をめぐる関係者間の考え方の違いが招いたことなのですが、そんな中、Google翻訳の精度向上に関し、こんな記事が! 人それぞれの語感のバラツキすらも吸収できるような機械翻訳というのは、文芸分野では難しいでしょうねぇ。。。

| | コメント (0)

2017年3月 6日 (月)

MONO(3C)とセブンイレブン(4C)

 先週水曜日、特許庁のトップページでわざわざ、色彩のみからなる商標として初めて登録の日の目を見た2点の登録商標を紹介する、経産省のページへのリンクが張られていました。その2点とは、2015年4月1日に出願された株式会社トンボ鉛筆の出願2015-29914と、同日に出願された株式会社セブン-イレブンジャパンの出願2015-30037。いずれも2色以上の色彩を組み合わせたもの。登録査定が出た2017年2月28日までに要した時間は、約1年11か月――やはり、これくらいの時間待たされても全く動じないくらい、安定したロングセラーにしか適用は難しい制度なのだと思われます。現時点で(2017年3月2日朝)色彩のみからなる商標を検索すると、437件がヒットしますので、このデリケートな審査はまだまだ続き、審査官の皆さんのご苦労がしのばれます。
(尚、トンボ鉛筆さんの3色の配色パッケージの図案は、登録商標第4268401号として、20世紀末に既に登録されています。指定商品は“消しゴム”ではなく“文房具”等。)
20170301_120170301_2  ところで、我が家の息子は、学校前で配られる予備校のパンフにオマケで付けられた消しゴムを山のように蒐集(?)しており、左写真の倍以上溜まっています(苦笑)。この写真の右上に見えているのが、トンボ鉛筆さんの「MONO」ですね。青と白と黒のストライプがすっかりトレードマークになっています。長年同じデザインで、しかも“消しやすい”という安定の信頼性も獲得し、今回の登録に結びついたと考えられます。
 「安定の信頼って大事だなぁ~」と、これらの消しゴムを眺めていたら、その中に1つ、異色なMONO消しゴムが?! シルバーと白と黒のストライプで、消しゴムが黒いもの! こちらのタイプも出願されてたりするのかしらん…と調べてみたら、色彩のみからなる商標としてではありませんが、すでに2009年には登録されていました~(色彩のみからなる商標としては、現時点(上記同)では出願されていない模様です)。

【単色は…?】 色彩のみからなる商標の出願の中には、単色のものもチラホラ…。ティファニーブルーなんかは、相当識別力は高い気がしますが、何かの分野で、ある色を誰かに独占させてしまうというのは、やはり相当難しい気がします。今後の登録状況も注目ですね~。

【マリカー】 今話題の「マリカー」について、一時期(ゲームの方の)マリカー・フリークだった息子に、「“マリカー”って聞いて何を連想する?」と訊いたら、「マリオカート以外に何があんの?」とのこと(笑)。一般市民全般にとっては著名でない言葉のようですが、ゲーマーにとっては常識以外の何物でもない模様。

【パロディ商標天国?!】 本日、「フランク三浦」の商標登録に関するフランク・ミュラーの最高裁への上告が退けられました! 今後は、高級製品に対する安物パロディ商標天国になるのでしょうか?! 「スペンサー鳩」とか「ルイ美豚」とか…? 不競法による提訴、あるか?!

| | コメント (0)

2017年3月 5日 (日)

齢84歳!

 卒業式フィーバーの翌日の昨日、ちょっと前倒しで、夫の父のお誕生会。親戚で父を囲んでささやかなお祝い。ついに齢84歳! 前日、息子も私も朝から晩までほぼ立ちっぱなし、夫も出張から帰宅したばかりで、家族一同がヘロヘロ状態でしたが、滅多にない親戚集合の貴重な機会なので、馳せ参じました。
20170304_120170304_2  今回は、父の大好物の生チョコケーキを、親戚ご夫婦が持参してくれました。お寿司ランチの後の3時のおやつに、ロウソクを点けてバースデー・ソング♪ この6本のキャンドルが面白くて、それぞれ炎の色が違うのだとか。赤・オレンジ・黄緑・白・青・紫の芯に、確かに様々な色の炎が灯りました(白のキャンドルの炎はオレンジに見えましたが…)。帰宅後に調べると、Canonのページがヒット。混合元素としてはさしずめ、赤はストロンチウムとかリチウム、オレンジはカルシウム、黄緑は銅、白はバリウム(?)、青はセシウムかルビジウム(?? どっちもヤバイ感じ…??)、紫はカリウム…といったところでしょうか。マッチ業界同様、ロウソク業界も厳しいのではと思われますが、花火のような炎色反応を使ったバースデー・キャンドル、面白いアイディアですね♪(「有色炎ロウソク」に関し、年金不納の消滅特許とか、未審査請求の特許出願あり…笑)
 4時のデザートは、「あまおう」と「スカイベリー」の食べ比べ(笑)。栃木には、時間制限のないスカイベリーの苺狩りができる農園があるとのこと(ヘタから延びる茎が太い方が甘いらしいですよ!)。夫は果物狩りをしたことがなく、息子もブドウ狩りしか経験がないので、そのうち行ってみたいです(食い意地が張っている私は、苺やブドウのほか、栗拾いや芋掘り体験もあり!)

 父は体重50kgをキープしておられるようですが、母は血糖値が上がってきているようで、HbA1cが8%超えになっているとのことで、心配していました。お二人とも、意識的に食事に気を配っておられるし、そんなにたくさん食べているようにも見えないのに、不思議なことです。体質かなぁ~?
 ともあれ、みんなで集まってお祝いできて、よかった!

 

| | コメント (2)

2017年3月 4日 (土)

劇場版「ソード・アート・オンライン」

 先日、劇場版「ソード・アート・オンライン ーオーディナル・スケールー」を鑑賞。今後の発展の方向性が気になるVR/ARとAI がテーマ。川原礫さんが示した、いわゆる“寝たきり”の患者さんへのフルダイブ適用の可能性には興奮させられましたが、今度はどんなアイディアを見せてもらえるのか、楽しみに行きました。
(以下、ネタバレ注意!)

 大岡山にある架空大学の学者が、教え子の開発したフルダイブ・ゲーム内で亡くなった娘を、ゲームプレイヤー達の娘の記憶を集めることでAI として人だけでも復活させようと目論むお話。現実でも既に、辛い記憶を消す研究なんかが走っているから、脳とか記憶とか夢とかが、工学の世界で語られるのもすっかり自然なことになってきていますね。
 「VRは仮想世界を現実化するけれど、ARは現実を仮想化する」とか、「今回のARはVRの機能限定版に過ぎない」とかいうセリフが満載で、映画の最初の方で描かれる近未来的ガジェットの数々を面白く観ました。早朝の鑑賞だったにもかかわらず、いかにも工学系っぽい男子学生が結構見に来ていて、「こういうのを見てインスパイアされるのかな~?」と、現実への還元を期待して若者を眺めるオバサンでした(笑)。
 今作では、キリト君が現実世界でもバトルするのですが、「あの身体能力はないんじゃ…?」というのが一番の違和感でした(あの動きも、拡張された現実の錯覚の一部なのか?!…笑)。
 スマホの画面を通して、道端にアニメ調の3Dピカチュウを見つけるくらいは可愛いものですが、ヘッドマウントディスプレイ越しに、等身大のバーチャル・アイドルが目の前に出現したりしたら、かなり動揺してしまいそうです。現状をよく把握していませんが、既にそんなソフトウェアはたくさん提供されているのかな?? 触れた感覚の再現なども、きっと進んでいるんでしょうねぇ~。
 先日TVで、病気のおばあさんが、孫の結婚式に、HMDを装着して疑似参加した、という番組を見ました。「あ、コレいいな~♪」と思いましたが、当面は個人的に、ARで「どこでもドア」を半実現してくれることを期待しています!
 『ソード・アート・オンライン』の原作本は、夫と息子しか読んでいませんが、(本作内の)総務省主導のAI は、どんな感じの出来なんだろ~?! アニメの続編も期待します♪

【おおかみこどもの花の家】  3月5日まで、日本橋とやま館で、「おおかみこどもの花の家」という展示をやっている…と、友人のFB記事で知り、先週ちょこっと覗いてきました。大好きな細田監督の作品で、舞台モデルとなった「古民家」のオーナーさんが登場したり、作品の原画や絵コンテが展示されているとのことでしたが、展示自体はちょっぴりでした(笑)。それでも、剣岳の写真や、富山の諸々の自然を感じさせるものがたくさんあって、すごくイイ空間♪ 以前この店内で日本酒をいただきましたが、今度は甘酒を飲みに行こうかな~。

 

| | コメント (0)

2017年3月 3日 (金)

卒業式

 本日、息子が高校を卒業します。長いようで短かった中高一貫生活、…感慨深いものがありますが、何はともあれ、健康で元気に過ごせたことが何より。お天気にも恵まれそうです♪
 式後の午後のパーティーと夜の謝恩会では、お世話になったお友達や先生方に、精一杯の感謝を捧げたいと思います!
 卒業、おめでとう!

20170303_5 20170303_6

| | コメント (4)

2017年3月 2日 (木)

ブリックスクエアのA16

20170226_6 20170226_7 20170226_8  先日、丸の内の「A16」で、テラスで日向ぼっこしながらランチをいただきました。
 カリフォルニアのシャルドネをカラフェで頼み、アラカルトで、リンゴとビーツのサラダ、マルゲリータをシェアし、パンナコッタ、エスプレッソをデザートに♪ 雰囲気の良さも格別でしたが、文句なしにものすごくおいしかった!!
 ポカポカ陽気のいいお天気の日に、中庭に面したテラス席で食べるのがオススメです!!♪
(普段はこんな贅沢はしないのですが、心の一区切りを付けるタイミングで、ついついバカンス・モードになってしまいました

【GAFA】 先週、ネットラジオからしきりに「ガーファ、ガーファ」と聞こえてきたので何かと思ったら、Google, Apple, Facebook, amazonの巨大4社を指す言葉のようで。

| | コメント (0)

2017年3月 1日 (水)

The METのPDデータと権利情報プラットフォーム!

  メトロポリタン美術館のサイトから、著作権が切れてパブリックドメインとなった作品群のデータがダウンロードできるようになったそうですね! 作品検索して、右下に「downroad」ボタンがあるものは、PD化しているようです。素晴らしい取り組み♪!

【!!!】 昨日、文化庁による「権利情報プラットフォーム」開発のニュース!! これコレこれ! コレを待っていたわけですが、こうなったらなったで、今度は下記のようなケースの許諾の要否のガイドも充実させていただきたくなりますね~。

音楽教育を守る会】 JASRACが音楽教室等からも演奏権に基づく使用料を徴収する動きに対抗して、「音楽教育を守る会」が発足しましたが、先週末、質問状が送付されたようです。今回のことで、権利管理団体の有無の影響というものを感じています。利用許諾の簡便性追求のため、ずっと、著作権全般の集中管理団体ができてくれないかなぁ~と思っていた私ですが、ちょっと気持ちが揺らぎ始めています(汗)。たとえば、絵画教室で現代画家の有名作品の模写をして先生が手を入れるとか、書道教室で書画展優秀作をお手本にして書いたものに先生が赤を入れるとか、滑舌教室(?)で生徒に現代詩を暗唱させ先生がお手本を聞かせるとか…まぁ、そんなことをしている教室はないかもしれませんが、もしも、音楽だけでなく、絵画や書や文芸の権利まで一括して管理する団体があったとしたら、、、厳格な著作権管理の未来を想像すると、個人的にはぞっとしないな。。。

cf.:柔軟性のある権利制限規定日本版フェアユースの現在地点

| | コメント (2)

« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »