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2017年4月の30件の投稿

2017年4月30日 (日)

介護付有料老人ホームの値頃感

 資料請求していたいくつかの会社から、介護付有料老人ホームのパンフが届いています。とはいえ、自律して自分たちでやっていきたいと思っている老夫婦に、ホームを勧めるのは、ちょっと難しいな…というのが現状の気持ちです。。。実家の母からも、まずは自律したいというのが第一希望だと思う、と言われました。
 一応、実家に近く、パッと見良さそうな所を一例としてピックアップしてみたら――。

〔2人で36.8平米の部屋へ入居の場合〕
入居金:1900万円
月額利用料:税込414,720円+介護保険自己負担分約35,000円

ひぇぇぇ~! 入居した最初の一年だけで、2440万円。その後も毎年540万円?!!
(しかも、コレは結構、安い部類…)
サービススタッフを24時間完備、日中365日看護職員配置、四季折々の食事…、もちろん、朝夕の着替え・整容・洗濯・口腔ケア・健康管理・掃除・シーツ交換・入浴介助・日々の買い物・ゴミの始末・服薬管理・食事介助・排泄介助が(基本的には)サービスに組み込まれているはず。。。他の贅沢をしなければ、年金をすべて注ぎ込めば、なんとかなるんだろうか…? これを高いと見るか安いと見るか…。
自分たちの親だけでなく、自分たち自身がこういう所にお世話にならざるをえない日のことも想定して、資料とにらめっこしています。 でも、これだけお金を出すことを考えたら、同じかこれより安い金額で、自宅に住み込みで一切をやってくれる家政婦さんがいそうな気もするんですが、お料理上手で器量良しで介護技術も高い人なんて、そうそういるもんじゃないですよね。。。やはり、介護仕事は多人数分業制でないと、身が持たないか…。でも、自宅介護している人は、これらを全部やっているわけで…(ゾワゾワッ!!)?!

まぁ、ほぼ寝たきりの義母のお世話をしていた義父の肺炎については、入院時ほどフラフラで意識混濁状態ではなくなったし、ホームも結局は人次第だというのを目の当たりにしたので、もう少し、焦らずじっくり親戚一同で考えることになりそうです。

【GW初日】 GW初日の昨日の昼前、突如携帯が鳴ったと思ったら、実の母から。「今、板橋走ってるんだけど、タイプライター持ってきたから届けるね」とのこと! 私が、実家で保管してもらっていたタイプライター、機会があれば持ち帰るつもりでいたのですが、なかなか実家訪問できずにいたら、弟の運転でドライブがてら、届けてくれることに(笑)。期せずして、両親と弟と我が家の計6人で、藪そばで軽いランチを取り、家で柏餅を食べながらお茶することができました♪ 話題はもっぱら介護問題(汗)。いろんなケーススタディが出来て参考になりました。たまには、突撃おしゃべりもイイものです(というか、私のことが心配で顔を見に来てくれたのでしょう…)。今度は実家近くで焼き肉パーティーに致しましょう~!

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2017年4月29日 (土)

今期アニメ

 今期アニメで私にとってのスマッシュ・ヒットは、「正解するカド」――。
 脚本の野崎まど氏はどんなバックグラウンドなんでしょう??
 正体不明のヤハクィザシュニナという存在が、“似合う”という言葉を解釈した後、「人間に“似合う”言葉を、私は知っている」――「進歩だ」――というくだり、く~~っときました(笑)♪

 「進撃の巨人」は、久々でしたが、あいかわらずの心臓が縮み上がる感覚――こういうの、ジャンプ編集者は、やりたくてもできないのかなぁ~?

 「アトム ザ・ビギニング」は、レトロ感と昔ながらの良心に根付いた安心感のある構成♪ お茶ノ水博士と天馬博士の鼻友具合が微笑ましい分、未来の天馬博士の悲劇には胸騒ぎが止まりません。現役ロボット工学者の先生方のうち、何%くらいが、本番組を観ているのかな~?

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2017年4月28日 (金)

スカイツリー級の大吉

 先週一週間の、“たなくじ”による運勢は、「スカイツリー級の大吉」でした。。。
 振り返るに、義父の入院騒動で、「大吉」には程遠い印象ではあったものの、一点、3月以降ずっと自分を責め苛んでいた、息子への教育義務の怠りを、先週はすっかり忘れていることに気付きました。ずっとずっと、「自分が勉強や仕事をがんばっている背中を見せていれば、子どももその大切さに自然に気付くはず…」と思ってやってきたことが、実は“ネグレクト”に近い所業だったのでは…と、ステージママばりに頑張っていたお友達のママさんたちとの乖離に愕然として、後悔してもしきれない気持ちで、息苦しささえ覚えるほどでした。
 が、先週のハプニングをきっかけに、人の“生老病死”の営みの前では、たった一度きりのペーパーテストの出来など、吹けば飛ぶような懸案事項だと思えるようになったかもしれません。もちろん、その一度きりの試験結果で、人生が大きく変わることも確かなのですが、息子が自分でやりたいようにやった結果であり、それを受け止めて前に進む経験を積んだことは、決して無駄なことではなかろう…と思えるようにもなりました。

 また先週は、「QOL」(Quality of Life)ということについても、いろいろ考えを巡らせました。どのくらいのものを犠牲にして受験勉強すべきか、どのくらいのものを犠牲にして仕事に打ち込むべきか、どのくらいの仕事を犠牲にして生活の質を向上させるか、どのくらいのものを犠牲にして身内に尽くすべきか…。生活と、教育と、仕事と、収入と支出と、キャリアと、介護と…そういったものもののバランス点を、どこに取るかで、自分にとってのQOLの色が変わってくるのを、痛切に感じます。もちろん、“犠牲にして”というのは適切でなく、その時その時の大事なものを選び取っていくだけのことなのですが、家族や親族や私のそれぞれにとって、QOLの指標の重み付けが異なるのが難点。流動的にトライ&エラーでいろいろ試してみるしかないことですが、難しい問題です。

 日々の生活だけしていては、なかなか本気で考えない事々について、あれこれと考えを巡らせる機会を得たという意味では、先週はホントに、「スカイツリー級の大吉」だったのかな…。

【退院!】 本日、義父退院! 退院付き添い後、午後から夕方にかけては、ケアマネさんと今後の相談。

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2017年4月27日 (木)

生活とサポートと仕事とのバランス

 「ワークライフバランス」が叫ばれるようになって久しいですが、自身の仕事変遷ケーススタディ。。。
・大学卒業後、普通に仕事
・結婚後も、普通に仕事
・子どもが生まれて、産休育休後も時短等を使いながら仕事継続
・子どもが学童に入れなくなった時点でいったん離職
・子どもが中3になって手が離れた感をもって復職
・子どもが高2時に、介護の懸念が浮上し、フリーランスに
・子どもが高校卒業後、介護が視野に(←今ココ)
・義理の両親と、実の両親の介護問題に今後どう対応するか…?
( ↑まだ我が家は“介護”というほどのことは何もしていませんが…
・自分にとって、何が最優先すべき事柄か?(子どもの教育?親の補助?仕事?)
・親も子も落ち着いた時のための足掛かりを、どの方向に築くべきか…

 小規模特許事務所に復職した時の徒然雑感
・(時間に融通を利かせるため)いずれは独立したい旨を伝えて復職
・事務をひととおり体験させてもらう(これを知らずして独立はありえない)
・基礎修行の3年を待たずして、介護懸念浮上
・特許業務法人でない事務所の継続性担保をどう見るか、我が身に照らす
・特許の期限管理を代理する場合、海外も含めると一人ではやりきれない印象をもつ(大人数分業必須)
・大企業の特許は今や、海外移行はほぼデフォルト
・大きめの企業のルーチン的仕事を確保しないと、事務所継続は現実的に厳しい印象
・かと言って、小さな改良発明のルーチン出願にあまり面白味を感じない
・代理人よりは、当事者体質…
・侵害係争等(グレーで納得感が少ない)より、クリエイティブシーンに関わる仕事が好き
・自分の能力と、脳力の衰えを考えると、代理して面白い技術を勉強するには時間不足
・そもそも、明細書作成術を教わる前にフリーになったため、自前学習は難しい
 (↑ これを習得してからフリーになれば、明細書を書くだけのアルバイトも出来たろうに…泣)
・一人でやっていくことを考えると、商標のみか、あるいは知財教育方面のみに絞るのが適切か
・自分が歳をとることを考えると、代理業としてあと何年、案件預かりの責任を負えるか微妙
・介護等に柔軟に対応しながら、どのくらいの量の仕事をこなせるか不明
・編集仕事は、ツテが多々あり入りやすい
・事務所経費は、編集・執筆業で賄い、弁理士業はライフワーク的奉仕として教育方面に特化すべき?
 (↑ 目下、この方向性を模索中…)
・夫がリタイア後の生活を豊かにするためには、どの程度の仕事をすればいいか…?

 入院中の義父がチラリと、「みんなでうちに来ても、部屋はいっぱいあるぞ」と漏らしたため、予期せぬ検討事項が浮上して戸惑っています。私の仕事を趣味的に抑えれば不可能ではないのでしょうが、夫や息子の考えや、私自身の覚悟を、よくよく検討しないと、安易には決められません。。。
 こういう時に限って、(ありがたいことに)昔お世話になった方から、「こんな仕事できる?」と問い合わせをいただき、ますます考えあぐねてしまいます。
 当面は、会う人会う人に、介護との向き合い方について体験談を伺うことになりそうです。
 


【世界知的所有権の日】 まったく知らなかったのですが、本日は「世界知的所有権の日」だそうです。WIPO設立条約が発効した日にちなみ、2001年4月26日を第1回目としたようです。それにしても、WIPOの設立が1970年というのは、大して昔のことではなく、国際協力はまだ始まったばかりなんだな~と驚きました。

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2017年4月26日 (水)

ケアハウス

 義理の父の入院をきっかけに、母が一時的にケアハウスのショートステイでお世話になることになり、未知の体験をいろいろしています。
 今回のことで、父が「要支援1」(今回の退院後には「要支援2」又は「要介護1」になるかも…?)、母が「要介護4だったものが2」に回復していること、介護度は区の調査員の面接により決められること、月間使える介護点数が母は「19676点」であること、ショートステイは1日30点の使用が適用され、30日以上は連続で使えないこと、収入具合で決まる介護負担額の割合(父と母で異なる)、資産額による減免適用の有無、介護のどんな項目に医療保険が適用されるのか、特別養護老人ホームは要介護度3以上でないと使えない、などなど、介護保険の仕組みの一部を垣間見ることとなりました。
 ただ、この国の老後の社会保障が、こんな状態でいいのか?という問題意識もものすごく大きくなったことは確か。ただでさえ認知能力も体力も落ちている人達に、こんな複雑な仕組みを理解して活用させるのも問題だと思うし、ケアマネさんの助けを借りたり・お任せするにしても、現役世代にも大きく依存する仕組み(現役世代の生産性も確実に落ちる…)――。。。生まれながらに不平等な人間だけれど、自分のことを自分でできなくなる余生期間くらい、誰もが平等に、何の準備も心配もなく、(希望すれば)自動的に施設に入れ、安心して過ごせるようにしないといけないんじゃないか?――現役世代も後期高齢者も、老後の確実な安心が得られれば、消費税12%以上でも厭わず、将来の不安から解放されるんじゃないのか?――

 ケアハウスに初めて立ち入りましたが、最初に通された共用の食堂は、当初、必ずしも温かい印象ではありませんでした。多くの人が、食事には介添えが必要で、認知症か老齢によるボケで、黙っていたりずっと手拍子していたり、机をドンドン叩いたり、それを「うるさい!」と怒る人がいたり。施設の入り口も、フロアのエレベータや階段等も、お年寄りが簡単には出て行けないように、暗証番号が必要だったり、わかりづらい所に開放ボタンがあったり。。。
 義母も物忘れはかなり進んでいますが、「家の方が安心するけれど、お父さんの病気が治って退院するまでは、私もここで頑張らないとね」とおっしゃり、状況をわかってくれているようでした。頑張る場所として、居心地良い場所であって欲しいと思いますが、なかなか難しいのが実情のよう。。。(2度目・3度目に行ったときは、静かで皆さん落ち着いていました)。
 ケアハウスは、どちらかというと、お年寄り本人のためというより、介護する側の人の休息のための施設なので、パジャマ等の服は3セットも準備しておけば、施設の方で洗濯してくれるため、頻繁に交換に行く必要がないのは大助かり! 薬もしっかり飲ませてくれ、朝夕の着替えもさせてくれるので、家でパジャマで寝たきりでいるより、筋力トレーニングにもなる印象で助かります。心なしか、起きていられる時間が増えたような気すらします。
 父には早く退院して欲しいですが、退院しても、おそらく今までのようにはとても過ごせないだろうと考えると、この状況に適応する方法を、あれこれ検討する必要があり、夫とはそんな話ばかりしています。
 介護で何より辛いのは、何をしてあげても「忘れられてしまうこと」「役立っているのかよくわからないこと」かもしれないなぁ~、、、なんて、手前勝手な感想も初めて抱きました(“シーシュポスの神話”感?)。別に、覚えていて欲しくて対応しているわけでも、介護が進歩的な仕事でないと思っているわけでもないですが、やはりなんとなく寂しいものです。まさに無私の奉仕の気持ちがなければ、到底できない仕事ですね。

 今回のことで、いろいろな書類を書く際、「続柄」の欄がありました。最初の1枚の時、「“次男嫁”でいいですよ」と言われ、その後は全部“次男嫁”と書いていましたが、“義娘”とか“二男妻”の方がまだ適当だったな…、と後で思いました。「嫁」と言われるとどうも、介護について全面的に責任を負わないといけない気がして、看護士さんやヘルパーさん達に対して、申し訳ない気持ちが一層高まり、なんとなく視線が痛くて、精神衛生上よろしくないなぁ…と思ってしまいました。私が動いているのは、別に“嫁”だからでなく、親戚のうちで一番時間に融通が利く立場だし、身近な人が困っていたら、“可能な範囲で”助けるのが当たり前だからであり、100%自分が対応しなければいけないと思ったら、逆に腰が引けてしまう気がします。
 高校時代の友人で、ご主人のご両親の介護で十数年献身的に尽くしていた人がいますが、どんな風に気持ちの上で割り切っていたのか、無性に話を聞きたくなっています。
 どこのご家庭でも、似たような状況を乗り越えていらっしゃるのでしょうが、皆、どんな風にされているんでしょう。。。

 

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2017年4月25日 (火)

後期高齢者向けの薬について

 義理の両親の薬事情を見て、つくづく感じたのは、「医療機関、クスリ、出し過ぎ!!」ということ。
 認識力が衰え、数分前のことを忘れてしまうような人たちに、十数種類の薬を、朝昼晩、食前食後を飲み分けさせるなんて、ムゴいことだと思いますし、飲み忘れたり、飲んだのを忘れて2回飲んでしまったりしていることを、どう考えているのか、訊いてみたい気持ちでいっぱいです。
 最近では、お金さえ出せば、調剤薬局で小分けサービスもありますが、それでも一度にいくつもの薬を飲むのが日常になってしまうのは、解せません。たくさん飲むことで安心する人というのもいるのかもしれませんが、医療者としては、必須のもの以外は、できるだけ薬は飲まずに改善する方向を検討するのが本来の仕事のような気がするのですが、、、。床の間が、“念のために”と出された薬でいっぱいになっている光景を見たときには、唖然としてしまいました。
…ショートステイ利用に際し、普段飲んでいる薬を小分けにする必要に迫られ、あまりの大量ぶりに気が狂いそうになったことからの問題意識ですが(苦笑)、たくさんの税金が投入されていることを考えれば、古くなって捨てられている薬量をきちんと把握するのは、行政の在庫管理的観点から必須だと思われます。
 薬の、過不足のない利用環境の実現には、(個人レベルでも業務レベルでも、)まだまだものすごく改善の余地があるように見えます!

【eお薬さん】 電機メーカー各社でも、多少なりとも服薬補助機器の開発を手掛けていたりすると思いますが、昨日のブログにコメントくださったshushuさんによると、エーザイさんから“eお薬さん”というものも出ているそうです。離れた場所からも服薬状況を把握できるのが良さそうです(機器の外観だけからだと、“食前”と“食後”の飲み分けまでフォローされているのかがわかりませんが…。また、粉薬や貼り薬・塗り薬まではさすがに管理できなさそう…)。

【介護付有料老人ホーム探し】 昨日資料請求したのは、以下の会社のもの。
・有料老人ホーム・介護施設の総合検索サービス
オアシスナビより13件
株式会社ベネッセスタイルケアより3件
ヘーベルVillageより3件
ニチイホームより7件
・ケアマネさんのご紹介の組織へも相談(ケアマネさんの対応は最速で丁寧!!ありがとうございます!)
みんかい:0120-57-5950、シニアのあんしん相談室:0120-371-652、ロイヤル入居相談室:0120-87-6186〕

――これまでの「居宅サービス計画」表を眺めても、少なくとも5~6人の方々の手を借りて生活を維持しており、本当にありがたいことです。ただ、昨日のお見舞い時にそれとなく、退院後の暮らし方のご希望を伺ってみましたが、「今まで通り、家が一番…」という雰囲気だったので、前途多難な印象です。

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2017年4月24日 (月)

急転直下・怒涛の一週間

 先週、予約投稿でブログは更新していたものの、実のところ、怒涛の一週間を過ごしていました。
 2015年6月に、義理の母が居間のベッドで過ごすようになってからずっと、父がヘルパーさんの力を借りながら、家事一切を頑張っていました。折に触れ、親戚が代わるがわる電話したり訪問したりして様子をみたり、入院や通院の付き添いをしてはいますが、仕事一筋だった男性が、身体の利かない奥さんの面倒を終日見続けることの大変さは、想像に余りあります。
【日曜ー月曜】
 先週日曜の夕方、電話を入れてみたところ、誰も出ない…? 翌朝かけても誰も出ない…。夕方になってやっとつながったと思ったら、ヘルパーさんが出て、「なんだかご主人が、雨戸も開けず朦朧となさってます」とのこと?!
 急遽駆け付けて話してみると、呂律が回らず「自分がどこにいるのかわからなくなった」とか、「土曜あたりから熱が出て、足がガクガクしちゃって」とか、要領を得ず。食欲がないとのことでしたが、リンゴを2切食べてもらい、安静に。普段2階で寝起きしているものの、階段の昇降は危なそうなので、布団を1階に降ろし、その晩は居間の母のべッドと横並びで寝てもらうことに。
【火曜】
 翌朝、再度行ってみると、38.1℃の熱。軽く朝食を食べてもらい、かかりつけのお医者さんのもとへ。糖尿を刺激してはマズいとのことで、子ども用の点滴を400cc。点滴の間、ぐーぐーと鼾をかきながら熟睡した後は、37.5℃まで熱は下がり、少しふらつきも直ってきた模様。出掛ける時に玄関で転んだり、病院に向かうタクシーに乗車する際に頭をぶつけたりして、「これは大変だ…」と思いましたが、帰宅後は昼食(ご飯・味噌汁・キャベツのお浸し・サンマの蒲焼)をペロリと平らげ、会話も普通に戻った感じでした。
 普段の飲み薬が13種類もあり、母の分の10種類近くも父が管理しているので、記憶とか認識力がだいぶ低下しているため、心許なし。ケアマネさんと鍼灸の先生が、ずいぶん親身に世話を焼いてくださっていましたが、親戚での情報共有の必要性を痛感。
【水曜】
 「翌朝も調子が戻らなければ、再度点滴を打ちに来て」、とのかかりつけ医の進言に従い、再訪して様子を確認。症状は悪化しており、再度病院で点滴。いまだかつてない衰えぶりを見た先生が、「このままじゃ、おばあちゃんと共倒れになっちゃうから、調子良くなるまで入院させた方がいい」と。そのまま、区内の別の病院へ行き、午後中かかっていろいろ検査の後、「肺炎になっているらしい」とのことで入院することに。実家で寝たままの母の所と、病院とを往復しつつ、夫やケアマネさんと電話で連絡を取りながら、入院手配やら、母の身の回りの世話やショートステイ手配やら。。。
【木曜】
 正規の入院手続き。母の身の回りのケア。ヘルパーさんやケアマネさんと情報交換。父のお見舞いや追加荷物運び。。。ショートステイの荷物準備。
【金曜】
 母のショートステイ入所契約と付き添い。母の薬の小分け作業と父のお見舞い。親戚に連絡したり、新聞を止めたり。
【土曜】
 関西にいる兄が母のお見舞いに。私は予備校の保護者会と病院の洗い物。夫は仕事。
【日曜】
 息子が模擬試験中に、母の所へ薬を届け、午後は父の病院へお見舞い。洗濯済パジャマや下着等を届け。三兄弟揃ったところで今後の相談等。介護付老人ホームを探し、入ってもらえるように説得する方向で合意。(果たして納得してくれるかが問題)
【本日】
 今日は、お見舞いと洗濯物引き上げ、牛乳配達のストップ手配、かかりつけ医に退院後の介護認定変更依頼。介護付老人ホームの資料請求。

(今週は、パジャマ等を洗濯して届けるをリフレイン…)

 老人ホームに入所することに同意してもらえなかった場合、ここから先の数年は、こんな状態が繰り返されるのかもしれません。私の親には、なんとか元気でいてもらいたい!!! 本ブログ、状況によっては途切れ途切れになるか、介護日誌と化すか…(汗)?!。
(今期から参加しようと思っていた会務の最初の大事なMTG直前に今回のことがあったので、参加できなかったのがとても残念でした。。。)

20170423_4 20170423_1 20170423_2 20170423_3  バタバタてんやわんやの中ですが、昨日は病院そばの公園を少し歩き、バードサンクチュアリで“コゲラ”を見たり、新緑を愉しんで、命の洗濯もしていますのでご安心を!

 

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2017年4月23日 (日)

血豆っ!

20170421 20170416_1  先週末、鉢植えの椿の剪定作業をしていて、太めの枝を花バサミで切ろうとしたとき、左手の薬指を挟んでしまいました(泣)。見事な血豆が…
 一週間後の昨日までに、ずんずん黒ずんだ血豆。。。何度も、リンゴの種と間違えて、指から払い落とそうとした私でした(^0^;;;。

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2017年4月22日 (土)

名探偵コナン「から紅の恋歌」

 先週の金曜ロードショーで、アムロとシャーが闘う「漆黒の悪夢」を観た(笑)翌日の土曜日、映画「名探偵コナン から紅の恋歌」を観てしまいました。勉強では「今でしょ?!」がまったく実践できないのに、遊びとなると恐れ入るほどの「今でしょ」ぶりを発揮する息子。フットワーク軽く、「行ってくる」というので、「私も行く行くー!」とつい釣られ…。今年はストイックに過ごすとか言っていた舌の根の乾かぬ内に――。(以下、ネタバレ注意)

 今回の最大の謎は――。
「ヨメに取ったるさかい…」でしょうか(笑)。
 最近のコナン人気は国民的で、初日ロードショーの我々が観た回は、満席でした!!
しょっぱなからスゴいアクションで始まったかと思ったら、いつもの安心感のあるキャラ立ちしたストーリー展開、そしてラストに再びものスゴいアクション! 爆発したり燃えたり倒壊したりする建造物からの脱出アクション、何か新ネタを考えてあげたくなってしまいます(笑)。ハリウッドの実写映画のようなアクションは、なかなか日本では実現が難しそうな分、アニメが代替している印象も。
 本作では、和葉ちゃんが競技カルタの大会に出場するのですが、和歌って素敵だな~と、改めて認識。紅葉の美しさも、現実の京都で堪能したくなります
 最近の、私にとってのコナンの魅力は、謎解きでもアクションでもなく、ただただ一途に想い合う、新一と蘭ちゃん&平次と和葉ちゃん&京極さんと園子&高木刑事と佐藤刑事、、、その他いろんなペア・カップルの人模様だなぁ~♪

 来年の22作目も、楽しみにしています♪

 

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2017年4月21日 (金)

神田祭2017

 来月は、神田祭再び。5月11日~17日の一週間、江戸っ子が熱くなります! 一昨年はご遷座四百年奉祝大祭でしたが、今年は御創建千三百年(平成41年)を迎えるための長期事業計画が始動する年なのだとか。13日・14日の土日は、街中を神輿が練り歩き、ひときわ賑やかになる模様。
Kandafes2017  サブカルで世界に名を轟かすアキハバラを擁す神田明神なので、近頃はアニメ作品とのコラボで若者層も積極的に取り込んでいます。一昨年は「ラブライブ」とコラボしていましたが、今年は、「ラブライブ」に加え、「ソードアート・オンライン」や「こち亀」ともコラボするそうで!! 特製の絵馬やお守りも発売されるそうなので、下町情緒やクールジャパンの威力を体感しに、是非お越しくださいませ♪

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2017年4月20日 (木)

情報実習の風景

 夫が受け持つ情報実習の、新入生の初回授業の時の話。
「パソコン、使ったことがない人は手を挙げて」
と訊ねたところ、130人中2人、手を挙げたそうで。
「えーっ?! 今どき、パソコン使ったことがない子なんているんだ?!」
と驚いたら、
「彼らはタブレットしか使ったことがないんだって。だからWindowsOSは触ったことがないって。」
とのこと。へ~。。。
「でさ、大学のマシンを起動させた後、触らせようとしたら、何人かは、画面に指を付けるんだよ。」
(笑)――タッチパネルだと思ってのことでしょうが、大学はまだ、そこまで端末にお金をかけていないようで。。。
 人それぞれの情報機器体験が、如実に現れているようで、面白い話でした。

 それにつけても最近は、小学生の頃からプログラミング教室に通う子も増えてきて、いろいろなe-Learningコンテンツも充実しているから、勉強する気のある子はどんどん向上する反面、興味のない子はどんどん取り残されるという、かつてのデジタル・デバイドとは様相の違う、恐ろしいほどの格差が生まれようとしている気がします。

 

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2017年4月19日 (水)

並行読み♪

20170412_8  近頃は、小説やらエッセイやら実用本なんかを読み散らかしている感じでしたが、新年度ということもあり、目下、興味に従って著作権がらみの本2冊を並行読みしています。
 家の本棚を眺めていたら、『デジタル著作権』という本が目に留まり、パラパラしてみたところ、2002年の刊行と古い割に、内容はすごく堅実で良さそうな感じ。。。“積ん読”だったのか、読んだ記憶なし。。。amazonで評価を見ると、星3つで高評価ではないものの、硬派な書き手でとっつきづらいというだけで、真の評価ではなさそうな感じ(?)。
 福井先生の『18歳の著作権入門』は、以前から読んでみたかったのに放置していた本。2015年初版だから、ネット時代の問題が満載に違いなく――。
 この2冊を読み比べることで、21世紀初頭からの15年間で、著作権法がどのくらい、どのように、現実の技術世界に対応してきたかが、見えるかな~…と期待して。おそらく、まだまだ、『デジタル著作権』の著者の方々が描いていた形には程遠い状況なんだろうと予想しながら、のんびりと読み進めています。
 『インターネットビジネスの著作権とルール』とか、『クラウド時代の著作権法』って本も、以前読んだはずなんですが、内容をすっかり忘れているので、このへんもペラペラめくりながら、TPP騒ぎが収まって少し落ち着いた2017年度最初の、真面目な読書にしたいと思います♪

【これからの著作権法】 …『18歳の~』は既に、先週末に読了していますが、最終章(20章)で、1983年の時点で早くも「オプトアウト」式の“超流通”の仕組みを提唱されていた筑波大の森亮一先生のことを知りました。また、先日、AI の知財問題につき、中村先生が議事録を公表してくださっていました。これまで騙しだまし現実に対応してきた著作権法ですが、いよいよドラスティックに変わらざるを得ない時代??!

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2017年4月18日 (火)

日本人初の米国特許取得者

 本日、「発明の日」――。
 時折拝読するブログ「出願の誉れ」さんに、先週、日本人初の米国特許取得者 平山甚太さんという花火師さんの話が書かれていました。なんと、日本で専売特許条例が公布されるより前の、明治16年8月7日に、アメリカで特許を取得されたのだとか?! 平山さんという方が当時住んでいたのが横浜ということで、文明開化の中心地で、ハイカラな気質が身近だったのかもしれませんが、それにしても、(この調査をされた櫻井氏も指摘されているように、)そんな時代に、花火のビジネスで米国に渡り、特許を取得して地歩固めまでするような活動的な花火師さんがいたなんて、粋だなぁ~♪ なんだかとても誇らしく思います!
 物が飛び出す花火と言えば、私が小さい頃、打ち上げた後に落下傘が落ちてくる花火があって、ずいぶん夢中になった記憶があり、「最近でもまだあるのかな~?」と思ってググってみたら、結構いろいろあるようです。こういうの、子どもは大好きなんだろうなぁ~(^^)。
 貴重なお話しをご紹介いただき、ありがとうございました!!

【こちらもヨロシク】
・日本人初の女性弁理士 井上清子さん
・未来の世界に影響を与えるテクノロジーブログ

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2017年4月17日 (月)

Tokyo Snowman!

 昨日のTV「がっちりマンデー!」で、マイナス7℃で冷やしてくれる冷蔵庫「Tokyo Snowman」というのが紹介されていました。過冷却状態でモノを冷やせる冷蔵庫ということですが、地震が起きても大丈夫なのか?とか、ペットボトルを取り出す時に凍り始めないのか?とか、最初にコップに注ぐ段階で凍らないのも不思議でした。今までこういう冷蔵庫ってなかったの?!というのが、これまた不思議。展示会に出展したところ、ドバイから千台一括購入の受注があったのだとか!
 あ~、無性に“フローズン・ダイキリ”が飲みたくなった~!!♪
 そういえば、土曜日、室町周辺で日本酒の利き酒イベントをやっていて、結構賑わっていました! 夏場は、クラフトビール・イベントとか、シャーベット・イベントもやらないかな~?

20170416_2 20170416_3 20170416_4 20170416_520170416_7 20170416_6 20170416_8  【皇居東御苑ウォーキング】 夏のような陽射しの昨日の午後は、皇居東御苑内ウォーキング。新緑が清々しく、たくさんの人で賑わっていました。年明けからのウォーキング距離概算で、伊能忠敬万歩計によると、目下、房総半島西側を南下中!

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2017年4月16日 (日)

『ばらかもん』14巻まで

20170401  息子に乞われるままに読み始めた『ばらかもん』。既刊の14巻まで読み、6月発売の15巻の予約もしてしまいました。面白いんだから仕方ない――。息子が息子なら、親も親。。。

 とはいえ、私自身は結構、この一年はストイックに過ごさねば…という思いに駆られ、観たいたくさんの映画や、出掛けたい場所も、極力封印しているのに、夫と息子はあいかわらず、(多少、厳選度は高まっているようですが)TVアニメは録画しまくり、家では寛ぎまくっています(泣)。こんなことなら、こちらもタガ、ゆるめちゃう?(保留にしている映画:「LaLaLand」「夜は短し歩けよ乙女」「SING」「美女と野獣」、…「名探偵コナン」は…初日に観てしまいました。。。

20170415_120170415_2  【即席スコーン】 新生活でお疲れ気味の男性陣に向け、即席スコーンを焼きました。砂糖少なめ・牛乳抜きで、卵とバター多めにて、170℃で20分。ジャムとホイップクリームを添えてGOOD♪ ダージリンのストレートで、即席アフタヌーンティー!

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2017年4月15日 (土)

孫にメロメロ

 最近、週末になると、お隣の家の方から、可愛いお孫さんの声が聞こえてきます。
「おじいちゃんち、どこかな~?」
「あ、ここじゃない? ここでしょ?」
「そうだね~。よくわかったね~。すごいね~。」
……(和気藹々)……
 離れて暮らす息子さんが、お子さんを連れて、遊びに来ている様子。その相手をするおじいちゃん・おばあちゃん(お隣のご夫婦)の嬉しそうな声も――。どうして大人って、小さな子どもの相手をするとき、あんなに優しくなるのでしょう? お隣のご主人は、穏やかな紳士で、普段は口数もそう多くなく、決して表情豊かという感じではないのに、お孫さん相手となるともう、メロメロな感じが、声だけで伝わってきます(笑)。
 我々が今の地に越して来た頃は、まだお隣のお子さんたちは大学生だったような気がするのですが、上のお兄さんも今やお父さんに。。。人の成長とか、世代の移り変わりを目の当たりにして、微笑ましいことこの上なしです。私も早く、猫っかわいがりできる孫が欲しいなぁ~(笑)。

20170414_120170414_2  【名残惜しい桜】 昨日の好天下、終わりを迎える桜を名残惜しんで、花を愛でながらのウォーキング^^;;♪

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2017年4月14日 (金)

イースター・イヴイヴ

 キリスト教でもっとも大切な日であるイースター(復活祭)の日程は、「春分の日の後の、最初の満月の後の最初の日曜日」。ということで、明後日はイースターですね。友人の何人かは今頃、イースターエッグ作りに勤しんでいるんだろうなぁ~と想像します。宗教や宗派の違いはともかく、芽吹きの春に、豊かな命を慈しむ心を大切にしたいな~と思います。(当日、不穏な事件など起こらないことを祈ります)

20170413_2  【我が家の春】 家の鉢植えの椿が、小さな白い花を咲かせました。

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2017年4月13日 (木)

AirPodsの意味ある?

 今月頭、夫の元に、ついにAirPodsが届きました。ずいぶん待たされたようですが、届いた晩に見せてもらうと、あいかわらずシンプルで軽やかで素敵なデザイン。ただ、個人的には、アレをしてウォーキングしたら落っことしそう…。(この手のイヤホン、最近は10万円超えのものも結構あるようですね?!)

 一週間ちょっと経ったので、使い勝手を訊ねてみました。
「どう? どこでどんな風に使ってる?」
「いいよ♪」
「え? どこで使ってんの?」
「家で。」
「外とか電車では使わないの?」
「落としそうで怖いから使ってない。」
――え~っ?! それって、AirPodsにする意味、あるのかな???

20170412_1_220170412_2 20170412_520170412_6 20170412_4  【見納め】 昨日は、本当に素晴らしいお天気でした。あちこちで、桜吹雪が舞っていましたね。桜もそろそろ見納めでしょうか…。

真央ちゃんの引退会見、見事でした。「笑顔で前に進む…」、そうでなくっちゃ! 本当にたくさんの感動をありがとう&お疲れ様でした!!!

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2017年4月12日 (水)

「幸せのメカニズム」と「GRIT」

 先週末の教育TVで、吹き替え版の「スーパープレゼンテーション」を視聴。小説家のショーン・エイカー氏と、心理学者のアンジェラ・リー・ダックワーズ氏の2つのプレゼンの紹介でした。聴いてみると、まるで二律背反するような内容だったのですが、これをまとめて「成功と幸せのつかみ方」と題して放送したNHKさんの意図は何だったのか…?
 “物事はそう単純じゃない”っていうのが落としどころなのかもしれません(苦笑)。前者の主張は、「現状に対してポジティヴでいると、脳機能の働きは31%アップする」「成功者は、すぐに次の目標を設定するので、なかなか現状には満足できない」――後者の主張は、「IQや要領の良さではなく、“やり抜く力”(GRIT)が成功の秘訣」「人生はマラソンで、失敗しても前に進めると前向きに捉えられる人が成功する」――う~ん、相反するようでもあり、同じことを言っているようでもあり――。
 個人的には、客観的視点と主観的視点とがごちゃまぜなのと、“成功”の定義がよくわからないので、混乱したのかもしれません。他人の目から見たら明らかに成功している人でも、本人は成功だなんて思っていない場合もあるし、他人の目から見たら明らかに幸せそうに見えても、本人は全然幸せじゃない場合もある。その逆も然り。結局のところ、客観的視点を度外視できれば、本人の“考え方次第”ということになります(笑)。
 案内役のMITラボの伊藤穣一さんが、「伊藤さんの考える“成功と幸せ”って、どういうことですか?」と問われ、「ボクにとっては、刺激を受けるような面白い人と、面白い仕事をすること、かな…」と応えておられました。
 現状への満足度と、目標に向けた弛まぬ努力――結局、「バランス」と「本人の“考え方”」次第なんですよね(苦笑)。

【プランB】 時折ブログを拝読するTAK先生の記事に、「人生とはプランBを用意、制御、シミュレーションしつつ、生きていく」というのがありました。“幸せ”とか“成功”とかいう抽象的な概念より、こういうクールさの方が割り切りやすい気がしています^^;;。目下の私は、仕事面でプランBを模索中~。

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2017年4月11日 (火)

ロングだね~

 三菱信託銀行のCMで、ゴルフ場のカート上、中井・真田・柳沢さん三氏が扮するお父さんたちが、「うちは留学」「うちは留年」「うちは大学院」――と、子どもたちの進路について話し、まだまだお金がかかるねぇ~、とおしゃべり。我が家も他人事ではありません。高校を卒業したら、自分の責任で生きていって欲しいものですが、この分でいくと、まだ最低7年、場合によっては10年以上、脛をかじられることになります。10年コースになったら、夫の定年間近までということ! ひぇぇぇ~!! 老後の世界一周旅行に向けて、貯金したいのに~
 私がそのCMを見てタジタジしていたら、夫が言いました。
「うちの大学なんて、6年で卒業できるのは半分ちょっとだよ。半分はどっかで留年してる。」
 国家資格を取得させるのが目的の学校なので、進級判定がとても厳しく、怠けていると即留年してしまうのだとか。ひぇぇぇぇぇぇ~! よもや、10年超えコースなんて可能性も?!!
 いやぁ、親業って、なかなか卒業できないもんなんですねぇ。生活面でのケアもさることながら、金銭面でのサポートも、、、、、ロングだね~。

【新しい風】 CM繋がりでもう一つ。CRAFT BOSSの“新しい風・誰もいない”編を見て。堺雅人さんが、スカスカのオフィスから、スカイプで、出社しない社員に、「なんで会社に来ないんだ?」と訊ねると、公園で子どもをあやすイクメン社員が、「なんで行かなきゃいけないんですか?」と逆質問するCM――息子の時代は、このイクメンパパのように、負い目を感じることなく、自然体でマイペースにやっていけるようになるのかなぁ~? というか、壮年期総介護時代に突入したら、嫌でもそうならざるを得ないかも?! 仕事はやはり、無理せずロングに続けられるのがベストなのかなぁ~?(無理が必要な時期もあるとは思いますが…)

20170410_2  週末が見頃だった都内の桜は、早くも葉桜へと移行しつつあります。季節も時代も、どんどん移りゆきます。。。

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2017年4月10日 (月)

Belle II 測定器ロールイン

 明日の朝9時から、niconico動画にて、「Belle II 測定器ロールイン」の実況生中継がされるそうです。Belle IIに関し、夫と息子にはちょっとした思い入れがあり、気になる存在です。
 この加速器建設の途中作業公開は、(特に科学的に意味のあるイベントではないでしょうが、)一般人ではなかなか立ち入れない&見ることのできないものなので、ゲストの解説なぞ聞きながら、観てみるのも面白いかもしれません?! ただ、全行程は8時間くらいかかるようで、ずっとPCにはりついているわけにもいきませんね(笑)。

20170409  【フルーツピークス】 昨夜は家族で、デザートのフルーツタルトに舌鼓。息子の、春からのクラスには、女の子もいるかな?という話になり、「もう、女の子とか女子とかいう年齢じゃなく、どっちかと言えば女性だよね」と息子に言われ、「確かに…」と絶句。また、息子宛に従兄から、「来年、一緒に飲もうね」なんてメッセージが届き、「もうイイ歳なんだからさ、子ども扱いはやめてよね」とも言われ、またまた絶句。。。こちらが歳とるわけですね。。。

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2017年4月 9日 (日)

両親の八丈島旅行

 先週の木・金・土で、実家の両親が八丈島旅行に行っていました。行く前に、「おみやげ、“くさや”でいい?」とメールで訊かれ、申し訳ないけれど、「“くさや”はいらなーい」と返信しておきました(苦笑)。「重くなければ、“島とうがらし味噌”がいいな」と書いておいたのですが、そろそろ“無事帰宅”メールが届くかな?

20170411_120170411_2  【お土産】 案の定、朝一番で無事を確認(^^)。「島とんがらし味噌、見つけてきました。話はまた後日ゆっくりとね~」とのこと。よかったよかった!

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2017年4月 8日 (土)

玄米ご飯

20170324_4  数年前、母から3kgほどの玄米をもらった時は、毎晩のように白米に混ぜて炊いて、ペロリと食べてしまいましたが、それ以降、自分で買うことはせずにいました。
 が、先日、生協で玄米を頼み、玄米ご飯ふたたび(笑)。私はほとんど気にならないのですが、独特の臭みが苦手な人もいるようで。。。
 で、試みにJ-Plat Patで「玄米ご飯」をキーワードに簡易検索してみると、7件がヒットし、そのうち2件は「玄米の炊飯方法」になっていました。とはいえ、1件は拒絶査定、もう1件は未審査請求。その中に、「フラクトオリゴ糖を少量添加すると、食感が改善される」ような話が書いてあったので、今度試してみようと思います(笑)。

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2017年4月 7日 (金)

いわんや“子ども”をや?

20170401_2  1月末に体脂肪変動の振り返りをしてから約2か月。この間、ずいぶん長い長い時間が流れたように感じています。体力は持て余し気味なくらい何もしていないのに、精神的にはものすごい疲労感で、体調に変動をきたすのでは、、、と思うくらい自己嫌悪のどん底にいたせいかもしれません。
 

 そうは言っても、根は打たれ強いのか、激ヤセするでも激太りするでもなく、体重はむしろ小康状態で、弱っていく精神を下支えするかのようなキープ感。沈んでいく気持ちを煽るように、「おいしいモノ食べろ~」「元気出せ~」「健康第一~」「果報は寝て待て~」「人間万事塞翁が馬~」と、身体の中の小さな自分が、身体と精神のバランスを取ろうと、エンヤコラヤと踏ん張っている模様。

20170406_120170406_220170406_3  滅多に落ち込むことのない私なので、沈みそうになる気持ちを奮い立たせるべく、一所懸命お弁当を作ってみたり、美しい桜の景色を眺めてみたりしていますが、なかなか心は晴れず。将来への茫漠とした不安ばかりに苛まれる日々――。自分の心身すら思うようにコントロールできないんだから、いわんや“子ども”をや、なんでしょうか…? 若い頃は、「親の敷いたレールの上を走るなんてカッコ悪い」といきがってましたが、親になってみると、「とにかくレールの上を走ってくれぇぇ」と思ってしまう虫の良さ。。。ああ、愚痴モードでスミマセ~ン!!

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2017年4月 6日 (木)

“発明の日”カウントダウン

20170405  春爛漫のさなか、特許庁のサイトで、4月18日の“発明の日”に向けたカウントダウンが行われています。そのポスターには、かぐや姫が月を仰ぐイラストに、「手段が無ければ発明しよう!」との文字と併せ、小さくロケットが描かれています。かぐや姫は月に行けたんだから、発明の動機を持っていたのはむしろ、追って行きたかった帝や養父母なのでは…?と、つまらないツッコミを入れてしまいましたが(笑)、なんだか印象的で忘れがたいデザインの上、「手段が無ければ発明しよう!」の心意気がイイネ♪ いろいろ悩みを抱えがちな小中高生に、こういう心意気が浸透するといいな~と思います^^。

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2017年4月 5日 (水)

『トヨトミの野望』

20170403_1_2  遅読の私が、たった2日で完読したKindle版『トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業』――尾張の某自動車企業を想起せざるをえない、というか、一瞬“暴露本”?とも思えてしまうほど、関係各位には登場人物の現実の顔が思い浮かんでしまう冷や汗本かもしれません。とはいえ、“事実は小説よりも奇なり”を無理やり小説仕立てにしたような、剛胆な叩き上げ経営者をめぐる群像劇で、抜群の面白さ。
 日本の名だたる大企業が軒並み苦境に立つ21世紀初頭、いわゆる大企業病が蔓延し、寄らば大樹の軟弱化する社員が増える中でも、ビジネスの最前線では命を削って、自社や日本の将来を守ろうとする人たちがいることを感じられました。極度のコスト・カットや、在庫軽減の負担を下請けに回すような施策のすべてを支持するわけではありませんが、“統べる”ということの厳しさや責任の重さは、想像を絶するもので、非情にならざるを得ない場面も多々あることを、経営者視点で納得したり。
 個人的には、「腐らず諦めず、動き続ければなにかに当たる」というフレーズに勇気をもらいました。物語の中に、2人の新聞記者が出てくるのですが、もしかしたらこの2人のうちのどちらか、あるいは2人が、本書の著者ではないかと想像します。そして、この2人が惚れ込んだ型破りの稀代の経営者の功績が、有名自動車企業の歴史から葬り去られそうな状況を打開すべく、本書が執筆されたのでは…とも。さらに、“ペンは剣より強し”を地でいくように、昨今では珍しい硬派な記者が、時代の趨勢を読み、自動車産業に参入するニューフェイスの動きを予期して、国内の自動車企業各社に対し、「出世レースで右往左往している暇なんてない、ガソリンを燃やしてる場合じゃない!」と檄を飛ばし鼓舞しているようにも感じました。奇しくも、読後の翌朝のNHKニュースでは、スズキ自動車の社長が登場し、“選択と集中”による環境配慮を声高に宣言していました。トランプ政権下、ますます激動の時代に入りそうですが、本書の“動く人達”のバイタリティを教師として、果敢に苦境に立ち向かって欲しいなぁ!
 世界を相手にするには、ロビー活動が非常に重要であるとは思っていましたが、本書を読むまで、アメリカでのロビー活動には、政府への登録が必要だとは知りませんでした。あとは、公聴会のシーンで、プリンス社長の苦境を救うかのような発言をした、ケンタッキー州の女性議員がカッコよかった! 日本の政治家にも見習って欲しい!!
 大きな企業の一社員にとって、とかく人事異動での勢力地図の塗り替えは、恰好の酒の肴になりがちですが、“自分はどっち派”なんてセコい見方でなく、本書のような大所高所の視野が大事だな、と思いました。
 新年度で、街でも新人さんと思しきリクルートスーツの若者をよく見かける季節、まだまだ自分の貢献は小さくとも、大きな流れを良い方に変えていく意識で、日々の小さな一つひとつの仕事に取り組んで欲しいな、と思います。あ、それ以前に、私自身がもっと、何かへの貢献を意識した仕事をしないと(笑)!
 刺激的で面白い本を、ありがとうございました!

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2017年4月 4日 (火)

『いのちの車窓から』

20170330_1  発売日当日、近所の書店さんで本書を購入。そそくさと、先週末には読了しました。
 私は、「文章」という文章が好きだったかな~♪ どうして文章を書くのか?という問いに答えたエッセイ。
 多くの人が、年齢を重ねると、丸くなり、感謝の気持ちに溢れてくる傾向にあると思うけれど、彼はある意味老成しているのか、人一倍そんな気持ちでいっぱいなように感じます。
 いつだったか、NHKの「LIFE」という番組で、「あなたの人生は今、何点?」という質問に、その時の自分の年齢を応えた星野さんを見て、「い~ね~♪」と共感しました。どんな生き方をしていようと、人間はきっと、生きた時間分だけ何かしら豊かになっている…と思え、人生ってイカす♪と思えました。本書も、そんな気持ちにさせてくれる一冊でした。素直なエッセイを、どうもありがとうございました~!

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2017年4月 3日 (月)

人の夢の華

20170402_120170402_220170402_320170402_4  都心の標準木では満開との発表があった昨日、儚げで美しい華を愛でに――。

20170402_520170402_620170402_720170402_8  夕刻のアニメ「鉄血のオルフェンズ」は、鮮烈な最終回。同じ空の下の、名も知らぬ不遇な子どもたちに思いを馳せ、平和を考える――。

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2017年4月 2日 (日)

書斎と文学全集

 先日、息子が言いました。
「うちって、書斎がないし、百科事典とか文学全集とか、ないよね」
…うっ!! 何を藪から棒に?!(我が家にあるのは書斎でなく仕事部屋…)
「どうも最近、自分って教養ないなって思うんだよね」
「あ~、確かに、おばあちゃんちには百科事典も文学全集もあるね」
「どうしてうちは文学全集がないんだ?」
「そりゃぁまぁ、狭いし、何十冊もの本は重いし嵩張るし…。電子辞書に入ってるじゃない」
「う~ん…」

 言われてみると、昔の家には、客間(応接間)とか、書斎とかが結構しっかりあって、これみよがしに、本棚にブリタニカの百科事典とか、日本と海外の文学全集なんかがどっしりと鎮座ましましてたよなぁ…。今は、広いリビングに、できるだけモノは置かないようにして、仲の良い友だちをリビングに通して、フランクに応対することの方が多いような…。なんでだろ??? 生活スタイルが変わって、ウチとソトの境界がなくなってきた??? いや、我が家にないだけで、戸建ての大きなお家には普通にある???
 著名人がよく、「小さい頃、書斎にあった全集を片っ端から読み漁りました」みたいなコメントをすることがありますが、最近の子で、そういうことをしている人はどのくらいいるのかしら?!
 ゴメンよ、息子! 君に教養がないことの一因は、確かに我が家に百科事典や文学全集がないせいかもしれない(ヘンな本はいっぱいあるけどね)。。。でも、図書館嫌いの君にも、責任の一端はあると思います…。今からでも遅くない! せいぜいたくさん読書してくれたまえ~。

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2017年4月 1日 (土)

新年度、開始

 本日より新年度。昨年度より、何か1つでも、「成長したな、前進したな」と思えるよう、アクションを起こしたいものです。。。いや、ウソではなく…

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