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2017年4月24日 (月)

急転直下・怒涛の一週間

 先週、予約投稿でブログは更新していたものの、実のところ、怒涛の一週間を過ごしていました。
 2015年6月に、義理の母が居間のベッドで過ごすようになってからずっと、父がヘルパーさんの力を借りながら、家事一切を頑張っていました。折に触れ、親戚が代わるがわる電話したり訪問したりして様子をみたり、入院や通院の付き添いをしてはいますが、仕事一筋だった男性が、身体の利かない奥さんの面倒を終日見続けることの大変さは、想像に余りあります。
【日曜ー月曜】
 先週日曜の夕方、電話を入れてみたところ、誰も出ない…? 翌朝かけても誰も出ない…。夕方になってやっとつながったと思ったら、ヘルパーさんが出て、「なんだかご主人が、雨戸も開けず朦朧となさってます」とのこと?!
 急遽駆け付けて話してみると、呂律が回らず「自分がどこにいるのかわからなくなった」とか、「土曜あたりから熱が出て、足がガクガクしちゃって」とか、要領を得ず。食欲がないとのことでしたが、リンゴを2切食べてもらい、安静に。普段2階で寝起きしているものの、階段の昇降は危なそうなので、布団を1階に降ろし、その晩は居間の母のべッドと横並びで寝てもらうことに。
【火曜】
 翌朝、再度行ってみると、38.1℃の熱。軽く朝食を食べてもらい、かかりつけのお医者さんのもとへ。糖尿を刺激してはマズいとのことで、子ども用の点滴を400cc。点滴の間、ぐーぐーと鼾をかきながら熟睡した後は、37.5℃まで熱は下がり、少しふらつきも直ってきた模様。出掛ける時に玄関で転んだり、病院に向かうタクシーに乗車する際に頭をぶつけたりして、「これは大変だ…」と思いましたが、帰宅後は昼食(ご飯・味噌汁・キャベツのお浸し・サンマの蒲焼)をペロリと平らげ、会話も普通に戻った感じでした。
 普段の飲み薬が13種類もあり、母の分の10種類近くも父が管理しているので、記憶とか認識力がだいぶ低下しているため、心許なし。ケアマネさんと鍼灸の先生が、ずいぶん親身に世話を焼いてくださっていましたが、親戚での情報共有の必要性を痛感。
【水曜】
 「翌朝も調子が戻らなければ、再度点滴を打ちに来て」、とのかかりつけ医の進言に従い、再訪して様子を確認。症状は悪化しており、再度病院で点滴。いまだかつてない衰えぶりを見た先生が、「このままじゃ、おばあちゃんと共倒れになっちゃうから、調子良くなるまで入院させた方がいい」と。そのまま、区内の別の病院へ行き、午後中かかっていろいろ検査の後、「肺炎になっているらしい」とのことで入院することに。実家で寝たままの母の所と、病院とを往復しつつ、夫やケアマネさんと電話で連絡を取りながら、入院手配やら、母の身の回りの世話やショートステイ手配やら。。。
【木曜】
 正規の入院手続き。母の身の回りのケア。ヘルパーさんやケアマネさんと情報交換。父のお見舞いや追加荷物運び。。。ショートステイの荷物準備。
【金曜】
 母のショートステイ入所契約と付き添い。母の薬の小分け作業と父のお見舞い。親戚に連絡したり、新聞を止めたり。
【土曜】
 関西にいる兄が母のお見舞いに。私は予備校の保護者会と病院の洗い物。夫は仕事。
【日曜】
 息子が模擬試験中に、母の所へ薬を届け、午後は父の病院へお見舞い。洗濯済パジャマや下着等を届け。三兄弟揃ったところで今後の相談等。介護付老人ホームを探し、入ってもらえるように説得する方向で合意。(果たして納得してくれるかが問題)
【本日】
 今日は、お見舞いと洗濯物引き上げ、牛乳配達のストップ手配、かかりつけ医に退院後の介護認定変更依頼。介護付老人ホームの資料請求。

(今週は、パジャマ等を洗濯して届けるをリフレイン…)

 老人ホームに入所することに同意してもらえなかった場合、ここから先の数年は、こんな状態が繰り返されるのかもしれません。私の親には、なんとか元気でいてもらいたい!!! 本ブログ、状況によっては途切れ途切れになるか、介護日誌と化すか…(汗)?!。
(今期から参加しようと思っていた会務の最初の大事なMTG直前に今回のことがあったので、参加できなかったのがとても残念でした。。。)

20170423_4 20170423_1 20170423_2 20170423_3  バタバタてんやわんやの中ですが、昨日は病院そばの公園を少し歩き、バードサンクチュアリで“コゲラ”を見たり、新緑を愉しんで、命の洗濯もしていますのでご安心を!

 

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コメント

shushuさま、『死すべき定め』のご紹介、ありがとうございます。大好きな“みすず書房”さんの本だったので、たった今、Kindle版を1click購入しました♪ 明日以降の“通い”の移動途中で、読み進めたいと思います。
ネット上でのお友達なのに、親身にアドバイスいただき本当にありがとうございます! shushuさんは既に、どちらかのご両親を介護かお見送りされたということでしょうか…? 「最適解」、関係者が多いだけに難しい問題だと思いますが、“辛い思い出”にしないように、なんとか楽しめる要素を見つけたいと思っています。

投稿: Taraco | 2017年4月25日 (火) 21時33分

お忙しいところ,ご返事ありがとうございました。
「最適解」について,私もいろいろ試してみました。ご参考までに,全米でベストセラーとなった「死すべき定め」という本を紹介させていただきます。

投稿: shushu | 2017年4月25日 (火) 20時11分

shushuさま、コメントありがとうございます。
ご子息と、受験生仲間なんですね?! 我が家は依然として娯楽優先で、まったく自覚が足りない状態でお恥ずかしい限りなのですが、自分から必要を感じてもらうしかない、、と諦観しています(泣)。
夫の実家の件、本当に今後どうしたものかと考えあぐねていますが、親と子どもたち双方が、過度な無理や我慢をせずにすむ最適解を見つけられるよう、いろいろ試してみるつもりです。超高齢化社会の行く末も、かなり心配です…。

投稿: Taraco | 2017年4月25日 (火) 06時59分

こんばんは,shushuです。
今朝,毎日の楽しみのTaracoさんのブログ拝見しました。義理のお父様大変でしたね。
でも,ご兄弟,ご親戚ともネットワークを作り、かかりつけのお医者様,ケアマネさん,ヘルパーさんとともサポート体制がしっかりできているようにお見受けしました。

また,薬の管理についても,製薬業界が医療システムをビジネスにしようという動きがあり、エーザイさんからは「eお薬さん」という服薬支援機器が発売されています。

何かと大変かとご推察しますが,TaracoさんのPowerとWitで切り抜けられること,お祈りしています。ブログは楽しみにしていますが,ご無理なさらないようにお願いします。

ちなみに,私の息子も高3になり,息子さんと同じ受験生仲間となりました。私自身が日々勉強の毎日を送っています。

投稿: shushu | 2017年4月24日 (月) 18時50分

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