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2017年4月27日 (木)

生活とサポートと仕事とのバランス

 「ワークライフバランス」が叫ばれるようになって久しいですが、自身の仕事変遷ケーススタディ。。。
・大学卒業後、普通に仕事
・結婚後も、普通に仕事
・子どもが生まれて、産休育休後も時短等を使いながら仕事継続
・子どもが学童に入れなくなった時点でいったん離職
・子どもが中3になって手が離れた感をもって復職
・子どもが高2時に、介護の懸念が浮上し、フリーランスに
・子どもが高校卒業後、介護が視野に(←今ココ)
・義理の両親と、実の両親の介護問題に今後どう対応するか…?
( ↑まだ我が家は“介護”というほどのことは何もしていませんが…
・自分にとって、何が最優先すべき事柄か?(子どもの教育?親の補助?仕事?)
・親も子も落ち着いた時のための足掛かりを、どの方向に築くべきか…

 小規模特許事務所に復職した時の徒然雑感
・(時間に融通を利かせるため)いずれは独立したい旨を伝えて復職
・事務をひととおり体験させてもらう(これを知らずして独立はありえない)
・基礎修行の3年を待たずして、介護懸念浮上
・特許業務法人でない事務所の継続性担保をどう見るか、我が身に照らす
・特許の期限管理を代理する場合、海外も含めると一人ではやりきれない印象をもつ(大人数分業必須)
・大企業の特許は今や、海外移行はほぼデフォルト
・大きめの企業のルーチン的仕事を確保しないと、事務所継続は現実的に厳しい印象
・かと言って、小さな改良発明のルーチン出願にあまり面白味を感じない
・代理人よりは、当事者体質…
・侵害係争等(グレーで納得感が少ない)より、クリエイティブシーンに関わる仕事が好き
・自分の能力と、脳力の衰えを考えると、代理して面白い技術を勉強するには時間不足
・そもそも、明細書作成術を教わる前にフリーになったため、自前学習は難しい
 (↑ これを習得してからフリーになれば、明細書を書くだけのアルバイトも出来たろうに…泣)
・一人でやっていくことを考えると、商標のみか、あるいは知財教育方面のみに絞るのが適切か
・自分が歳をとることを考えると、代理業としてあと何年、案件預かりの責任を負えるか微妙
・介護等に柔軟に対応しながら、どのくらいの量の仕事をこなせるか不明
・編集仕事は、ツテが多々あり入りやすい
・事務所経費は、編集・執筆業で賄い、弁理士業はライフワーク的奉仕として教育方面に特化すべき?
 (↑ 目下、この方向性を模索中…)
・夫がリタイア後の生活を豊かにするためには、どの程度の仕事をすればいいか…?

 入院中の義父がチラリと、「みんなでうちに来ても、部屋はいっぱいあるぞ」と漏らしたため、予期せぬ検討事項が浮上して戸惑っています。私の仕事を趣味的に抑えれば不可能ではないのでしょうが、夫や息子の考えや、私自身の覚悟を、よくよく検討しないと、安易には決められません。。。
 こういう時に限って、(ありがたいことに)昔お世話になった方から、「こんな仕事できる?」と問い合わせをいただき、ますます考えあぐねてしまいます。
 当面は、会う人会う人に、介護との向き合い方について体験談を伺うことになりそうです。
 


【世界知的所有権の日】 まったく知らなかったのですが、本日は「世界知的所有権の日」だそうです。WIPO設立条約が発効した日にちなみ、2001年4月26日を第1回目としたようです。それにしても、WIPOの設立が1970年というのは、大して昔のことではなく、国際協力はまだ始まったばかりなんだな~と驚きました。

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