スカイツリー級の大吉
先週一週間の、“たなくじ”による運勢は、「スカイツリー級の大吉」でした。。。
振り返るに、義父の入院騒動で、「大吉」には程遠い印象ではあったものの、一点、3月以降ずっと自分を責め苛んでいた、息子への教育義務の怠りを、先週はすっかり忘れていることに気付きました。ずっとずっと、「自分が勉強や仕事をがんばっている背中を見せていれば、子どももその大切さに自然に気付くはず…」と思ってやってきたことが、実は“ネグレクト”に近い所業だったのでは…と、ステージママばりに頑張っていたお友達のママさんたちとの乖離に愕然として、後悔してもしきれない気持ちで、息苦しささえ覚えるほどでした。
が、先週のハプニングをきっかけに、人の“生老病死”の営みの前では、たった一度きりのペーパーテストの出来など、吹けば飛ぶような懸案事項だと思えるようになったかもしれません。もちろん、その一度きりの試験結果で、人生が大きく変わることも確かなのですが、息子が自分でやりたいようにやった結果であり、それを受け止めて前に進む経験を積んだことは、決して無駄なことではなかろう…と思えるようにもなりました。
また先週は、「QOL」(Quality of Life)ということについても、いろいろ考えを巡らせました。どのくらいのものを犠牲にして受験勉強すべきか、どのくらいのものを犠牲にして仕事に打ち込むべきか、どのくらいの仕事を犠牲にして生活の質を向上させるか、どのくらいのものを犠牲にして身内に尽くすべきか…。生活と、教育と、仕事と、収入と支出と、キャリアと、介護と…そういったものもののバランス点を、どこに取るかで、自分にとってのQOLの色が変わってくるのを、痛切に感じます。もちろん、“犠牲にして”というのは適切でなく、その時その時の大事なものを選び取っていくだけのことなのですが、家族や親族や私のそれぞれにとって、QOLの指標の重み付けが異なるのが難点。流動的にトライ&エラーでいろいろ試してみるしかないことですが、難しい問題です。
日々の生活だけしていては、なかなか本気で考えない事々について、あれこれと考えを巡らせる機会を得たという意味では、先週はホントに、「スカイツリー級の大吉」だったのかな…。
【退院!】 本日、義父退院! 退院付き添い後、午後から夕方にかけては、ケアマネさんと今後の相談。
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