認知度の衰えたお年寄りの資産管理
近頃、”認知度の衰えたお年寄りの資産管理”について、懸念しています。先々週、義理の父が、心当たりのない請求書が送られてきたのにサッサと払い込みをして(この行動力はスゴイ!)、その確認作業や払い戻し手続きをしたことに起因しています。
10日弱の入院中、本来は衛生面の観点から持ち込みオムツの使用は認められていなかったにもかかわらず、私がそれをすっかり忘れ、ずっと持ち込んで使ってもらってしまいました(←コレ自体は私が悪いのですが、看護士さんからは一切指摘なしでした)。結局、病院からは一切オムツの支給を受けなかったにもかかわらず、なんと後日、入院していた期間の3倍弱の、ひと月分のオムツ代が請求されたのでした。病院側と委託会社との情報交換があまりにアバウトな印象でした。「いつ、誰が、何個のオムツを使用した」という正確な情報が記録・伝達されていないようでした。「あまりにゾンザイで、お年寄りに対する請求処理が杜撰になる可能性」を感じずにはいられません。幸い、義父はかなり金銭管理に長けているし、キッチリされているので、「おかしいな?」との思いから今回のことには気づきましたが、こうしたチェックが難しくなるお年寄りも今後増えてくるのではないか(というか、今でもかなりの数、いるんじゃないか…)と思えます。
ご高齢者の見守りや介護というシーンでは、衣食住という生活面のケアの他、社会人が当たり前のようにこなしている資産管理という金銭面のケアも、実は大きな問題になりうるのを、肌で実感したのでした。
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