介護認定面接
先日夫が、区の介護保険課の調査員の方が義父の介護認定面接に来てくださる場面に、初めて立ち会いました。申請から約2週間での面接、そして面接後は、約1か月ほどで認定される模様です。
認定基準がまったくわからなかったので、事前に厚生労働省のサイトを覗いてみましたが、見てもわからない…(汗)。要は、「介護に要する時間」で判定している模様。。。どんなに認知症が進んでいようが、自分で食事や排せつができるケースでは、介護度は高くならないようです。病状とか体格とか性格とか、介護を難しくする要素は様々かと思いますが、そういうのも加味されるんだろうか…?
当日は、家のバリアフリーの対応状況や、本人の身体能力チェック(寝返りが打てるかとか、起き上がりに不自由はないか等)、親族の対応可能状況、日頃の生活状況、認知度の状況…等々、多岐にわたってヒアリングやチェックがあったそうです。「途中で、“今日は何月何日ですか?”なんて質問もされてたよ」とのことでしたが、そんなの、私でも答えられないぞぉ?!(笑)。
さて、認定結果は如何に?!
【不安な個人、立ちすくむ国家】 省庁の次官・若手による報告書が話題だそうで。日本人の多くが、暗に陽に抱えている不安を浮かび上がらせてくれています。“固着化した輝かしき制度”を変革するには、この数年が勝負!と息巻いています。今回初めて、介護認定面接という体験をすることで、「福祉制度設計と、人間の弱さの難しさ」を感じました。“他人を助ける”というのは人間最大の美徳ですが、保健室とか生活保護とか障碍者手帳とか介護保険とか、認定の正当性評価はデリケートだなぁ…と。私自身、「認定してもらえるなら、支援度・介護度は高い方が助かるな…」と思ってしまいましたから(苦笑)。制度を作ったり変えたりするには、いろいろな“せめぎあい”がありますね。現役の次官・若手の方々の努力に期待するとともに、退職した多くの省庁職員の方々に、現制度で問題だと感じていた事例を集約してもらいたいな~と感じます。
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