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2017年6月26日 (月)

早2年…

 2015年6月26日に、義母が腰痛で倒れてから、早2年が経ちました。一度は要介護4になった義母ですが、その後、奇跡的に要介護2まで回復。とはいえ、義母を介護する義父は今年84歳。義母も夏には83歳となります。私の夫がもし、寝たきりになり、私自身も足腰が弱って家事をするのも辛い状況のとき、果たして、2年間継続して、献身的に介護を続けられるだろうか…?と考えると、お義父さんは本当に、この2年間よくぞ頑張ってこられたと思います。長い間、家事育児すべてを任せきりにしていた義母への感謝の気持ちが、そうさせているようにお見受けしています。
 2017年4月16日に、その義父が肺炎で入院してからは、早2か月と10日。入院前には要支援1だった義父ですが、先日の新たな認定により、要介護1となりました。。。だんだんと、ガンバリが利かなくなるのは無理からぬこと。さてはて、この先、親戚はどうヘルプしていけばよいのでしょう。。。

 厚労省のサイトに、「介護保険事業状況報告」というページがあります。最新の3月のデータを眺めてみましたが、都道府県別の一人当たりの給付費は、埼玉県が最も少なかったので驚きました。
 “老々介護”という言葉が普通名詞化する中、義父母もまさにそのフェイズに本格的に突入し、ヘルパーさんの助けを借りなければ、到底生活は立ち行きません。。。
 先週も、ちょっと様子を見に行ったら、義父の両腕にたくさんのアザ…。「どうしたんですか?」と訊いたら、「なんか知らないけど、ぶつけるとすぐにアザになっちゃうんだ」とおっしゃっていましたが、どういう状況でぶつけたのかは、気付いていないのか忘れてしまったのか、わからず仕舞い。また、血液検査の結果、腎臓の数値が悪いようで、来月に検査するとのこと。これで透析が必要になったら、目も当てられません。食欲はあるようなのに、なぜか体重はあまり増えず、筋力が衰えている模様――。
 それにつけても不思議なのは、義理の父母双方とも、その認知度が、日によってすごくブレること。驚くほど明晰なこともあれば、ついさっきのことすら覚えていられないこともあり、その日の体調に影響されることもあれば、記憶の種類によって異なることもあり…。脳神経の活動って、どういうメカニズムなんでしょう??
 人的サービスとして、「こんな人がいてくれたらなぁ」と思うのは、ファイナンシャル・プランナーならぬ、生活全般アレンジャー(笑)。義父母がお世話になっている介護福祉士の方はとても頼もしい方なので、介護保険の点数配分に関してはベストな選択をしていただいていますが、それでも薬とか病院とか財務管理に関しては当然ノータッチ。生活全般を通して、老夫婦のブレーンとなって一括管理してくれるようなサービスがあったらなぁ、、、と感じます(独居老人で寝たきりのような方には、行政からそういう人が派遣されているのかしら?)。
 いろいろ気掛かりは尽きませんが、考えてもあまり劇的に改善するものでもないので、対症療法的に対応していくより他ありませんね。。。

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