気持ちの切り替えが上手い人・下手な人
先月末、義父が要介護1に認定変更された関係で、(保険適用を受けた)ヘルパーさんのサービス内容やスケジュールを見直す担当者会議がありました。その際、義父はケアマネさんに、金曜日のお掃除をキャンセルしたい旨、申し出たそうで。金曜日は、義母が終日ショートステイに行く予定となり、義父一人のところへヘルパーさんに来てもらうのは気がひけたのかもしれません。
それを聞いた私が、「じゃぁ、金曜日はお義父さんのフリーデイになったんですね?」と言うと、「そう思ったんだけどね、自分が楽しんだりするのは気が引けちゃうんだよ」とのこと。ショートステイ先の母に何かあったとき、自分に連絡が来ると思うと、家を空けて少し散歩するのも心配に感じるそうで。さらに、他人に妻の面倒をみてもらっていると考えると、申し訳なくて自分が楽しんでいる場合じゃないような気がするとも。
なるほど…。人はいろんなものに拘束されるけれど、こうした精神的“くびき”ほど厄介なものはありません。学校で誰かがいじめられていると、いつまでも心が晴れないとか、アフリカに飢えた子どもがいると思うと、飽食することに罪悪感を感じたりとか、子どもを保育園に預けてるのに、お茶飲んでる場合じゃないと焦ったり、、、。心を痛めても即解決できないことに、延々縛られてしまう。。。大雑把な私でも、ちょっぴりわかります。
気持ちの切り替えが上手い人・下手な人さまざまですが、下手な人の対策としては、「気掛かりなことを忘れてしまうくらい、別の何かに集中する」――くらいしかイイ方法は思い浮かびません。週に1日くらい、恋女房のことを忘れて自分だけでものんびりしないと、身が持たないんじゃないかなぁ。。。どうか上手く気持ちが切り替えられますように――。
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