音楽的要素のみからなる音商標
先月ついに、音楽的要素のみからなる音商標(歌詞なしCMメロディ)3件が登録されたと、特許庁からアナウンスがありました。大幸薬品のラッパのメロディと、インテルとBMWのメロディ。インテルのメロディに関しては、ずいぶん前に、同期の友人とネタにして話したっけ。。。(日本は、OHIM(→EUIPO)と同じ、レ・レソレラ♪での登録でしたね!、米国では“D FLAT, D FLAT, G, D FLAT and A FLAT”。)
音楽的要素のみからなる商標の登録のハードルは相当高いものと思われますが、これの侵害判断の方は、どの程度の類似性までが侵害となるのか、気になります。(BMWのメロディと、Windowsのシャットダウンの音階って、ちょっと似てませんか?)
音が出るCM媒体としては現状、TVかラジオか、ネット上の動画やラジオになるのでしょうが、IoTで家電がもっとやかましくなってきたりすると、ちょっと勘弁だなぁ~と思います。
それにしても、メロディを聞くだけで何かを想起する、という意味では、チャルメラとか、お豆腐やさんの笛とか、救急車のサイレンって、偉大だなぁ~と感じます。上記BMWのメロディなんかより余程、反射的に身体が反応しますもん(笑)。要は、どこまで刷り込めるか…ということですね~。
【希望の党】 それにつけても、何歩も先を読んでいる小池さん。「希望の党」という党名を、今年の2月20日には出願していたそうで。“しがらみ”の払拭は並大抵のことじゃないでしょうが、淡い希望を抱いて、改革保守の神髄を拝見したいと思います!
――それはさておき、今週はノーベルWeekですね~!!
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