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2017年11月の30件の投稿

2017年11月30日 (木)

レンジフード&コンロのリニューアル♪

 先の月曜日、我が家のレンジフードとコンロをリニューアルしました! 約18年使い続けたので、まぁ無駄遣いということはないだろう…と自分に言い聞かせ、大枚をはたくことに…。日曜日にせっせと、これまでの酷使に耐えたコンロ君の周囲を磨き上げ、月曜午前に工事――。

    Before     →    After
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心機一転!と思いきや、レンジフードの排気と吸気の左右が、逆のモノが納品されてしまい、この日はなんと仮入れして、後日交換ということになってしまい、ショック!! トホホな成り行きですが、まぁ、いい加減に収められるよりは、きちんと交換していただく方がありがたいので致し方なし。。。

 それにしても、最近は、コンロの発する電波を拾って、換気扇が自動で回ってくれるんですね?! また、吹きこぼれ防止機能やら、タイマーやら、キャセロールやら、ご飯炊き機能やら、いろいろ便利になっている模様。使いこなすには時間がかかりそうですが、少なくとも今後は、レンジフードカバーを買わなくて済むと思うと、嬉しい限り!!
 ただ、コンロに関しては、“お掃除しやすい”というのは、部品の解体が可能になって、奥まで取り出して洗える、という意味であって、決して“楽になる”わけではなさそう(ガラス天板が拭きやすいのは確かですが…)。ズボラで掃除が苦手な私にとっては、「余計に、キレイにしてないことに罪悪感が募る」印象です(泣)。あとは、これまで押下して点火するタイプだったものが、逆になったので、当初の違和感が拭いきれず、時々アタフタします(笑)。また、鍋検知センサーをいちいち解除しないと、フライパンを振れないのも難点(センサーから鍋が離れると、自動的に火が弱くなってしまうんです)。。。家電の進歩って、便利になってるんだか不便になってるんだか、いまいちわからないことが多いです
 ともあれ、新品のコンロ君と、レンジフード君、また新たに20年は、毎日休みなく働いてもらいますぞぉぉぉ~♪

【老健訪問】 義母のために予約することにした2軒の老健のうちの1軒へ、火曜日、私が申込訪問。。。もう1軒には、月曜日に夫が行ってきました。両方とも、無事に判定会議を通過! ただし1軒の方は条件付きで、リバスタッチという認知症のパッチ薬の使用は止めて欲しいとのこと。。。(う~む、薬価と介護点数の関係も難しい。。。)
 親族で相談の上、どちらの施設にお世話になるかを決めることになりそうです(それにしても、面接では、個人情報訊かれまくりですね。。。)。

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2017年11月29日 (水)

秋の夜長に素敵な演奏を♪

20171129  先週末、友人の息子さんのピアノの発表会があったそうです。
 毎年、4家族合同のクリスマス・パーティーをしているお家の一つで、息子さんが、バレエやピアノを小さい頃から長く続けています。常日頃から素敵だなぁと思っていたのですが、彼の演奏を初めてしっかりYouTubeで聴かせていただき、本当に感動してしまいました。まだ、幼稚園生くらいの頃の印象が強いのですが、あの頃に比べググんっと成長し、背が高~く、脚も長~く、すっかりイケメンの王子様になって、人間の成長ってスゴイわぁ~と感じ入っています(笑)。
 くだんの演奏は、こちらにリンクさせていただきますので(ご本人やご家族からの了解済)、秋の夜長に是非、芸術鑑賞をどうぞ(ベートーヴェン ピアノソナタ 第1番 f moll Op.2-1 第4楽章)♪
 素敵な演奏をどうもありがとう~

【著作権考察】 このお家のママさんとは、音楽著作権の取り扱いについての関心を共有していますが、図書館がらみでも、徳島で、電子書籍専門図書館なんていう試みが始まっているようですね~。

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2017年11月28日 (火)

理研AIPとデータ契約ガイドライン検討会

20171126_2  先週金曜日、夫が、慶應矢上キャンパスで行われたAI学会を聴きに行っていました。帰宅後、面白かったことやショックだったこと等、アレコレと話してくれたのですが、そのうち、コレド日本橋の中に、理研AIPという施設があることを知りました。同施設の中では、実に様々なAIがらみのプロジェクトが動いている模様。
 すると翌日、福井先生がTwitterで、経産省の「データ契約ガイドライン検討会作業部会」の構成員の公募の話題をつぶやいておられるのに気付きました。
 このところずっと個人的に、技術進歩に先駆けて、それをサポートできるような法律・契約構成を検討する必要性について漠然と考え続けていたところ、ここ数日、芋づる式にそれに関連するような話題が降って湧いて、興味深かった~!
(昨夜から、『量子コンピュータが人工知能を加速する』という本を読み始めました。)

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2017年11月27日 (月)

『弁護士はBARにいる』

20171122_5  昔お世話になった方から、『弁護士はBARにいる ~悩める社長の法律トラブル対策』という本をご紹介いただき、先の週末で一気読み!(Barには、“弁護士”とか“法廷”という意味もありますね!)
 法律知識のあるBARのマスターが、5人の悩める社長の相談にのり、的確なアドバイスを授けて、相談者が苦境を乗り越えていく様が、BARカウンターを舞台にした台詞劇仕立てで、とても読みやすく展開されています。
 一人の相談に1章が割り当てられ、相談者の具体的なプロフィールがリアルで、章末のワンポイントアドバイスも有用。思わず、「こういうBAR、あったらいいな」と思ってしまいます(笑)。メディアミックス展開も模索されているようで、ドラマ化を是非応援したいと思います♪
 それにしても、弁理士と違い、弁護士さんの仕事というのは、M&Aや企業間契約のようなものを除けば、常に生臭い現実のドロドロした事件(嫌がらせ、詐欺、パワハラ、浮気、離婚、相続、凶悪犯罪etc,etc…)にまつわる相談事が大半で、癖のあるクライアントにもクールに対応する必要があり、海千山千を相手に動じない肝っ玉が必要で、平気で悪いことをするような人にもニュートラルな気持ちで相対する包容力がなくてはならず、人としての鍛錬が必要な仕事だなぁ…とつくづく感じます…
 巻頭からかなり軽いテイストで、数時間で読み終えてしまえる程、とっつきやすい構成ですが、第5章とエピローグには、結構ホロリとさせられます。弁護士の仕事も多岐にわたり、その取り組み方や姿勢も人様々のようですが、芯になる矜持を失くしてはいけないな~と感じました。
 探偵はBARにいる、弁護士もBARにいる、『弁理士はアキバ(コウバ?)にいる』!?

20171126_3  【La Maisonのケーキ♪】 昨日の午後、弟が、両親を車に乗せ、突然我が家を訪問。玄関のチャイムを鳴らして「宅急便で~す」と悪ふざけしてやってきました(笑)。いい天気だったため、両親を明治神宮の散歩に連れ出したとのこと。「おみやげっ!」とケーキの箱だけ手渡すと、「無理しないようにね~」と言ってサッサと帰っていってしまいました。私が近頃すっかり義父母にかまけている分、弟がしっかり両親をケアしてくれているようで、感謝感謝。
 洋梨や和栗やフルーツのケーキに、すっかり幸せ気分。どうもありがとう~♪

 

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2017年11月26日 (日)

保護者会

 昨日は、息子がお世話になっている予備校の保護者会でした。
 近頃は息子もずいぶんしっかりしてきて、一方の私はボケボケ状態なので、もはや“保護者”と言うより“被保護者”の感もありますが、今度こそ、親業の最後のご奉公かなぁ~…と思いつつ参加。
・2018年度入試動向分析
・センター試験の注意点
・受験校選定のポイント
・入試までの過ごし方
というメニューで担任の先生からお話しいただきました。
 浪人する、と息子が決めたの私は、しばらく落ち込んで自分を責め続けていましたが、もはや息子の好きなようにさせるのみ!と今は割り切っています。この説明会後に、親御さんを対象に“生活カウンセラー講演会”なる催しもあったのですが、そこに出席する人が多数いるのを見て、「あ~、みんな、カウンセリングを受けたいと思うほど思い詰めて頑張っているんだなぁ…」と、他人事のように思ってしまいました。
 別に、息子の成績が絶好調に上がっているわけでもなく、あいかわらずのマイペースで、予備校以外ではほぼ勉強せずに、TVを観たりゲームをしたりしているので、普通の親ならノイローゼになってもおかしくない状況。でも最近は、「人生は、自分の責任で自分の道を進んでこそ、誰のせいにもできないし、幸せの掴み方も学べる」と思えるようになり、親に逆らって自分のやりたいようにやっている息子が、何をどう学んでいくのかに興味が湧いています。
 思えば我が家は、両親とものらりくらりと大学を決め、のらりくらりと社会人をして、それでも日々笑いながら、そこそこハッピーに暮らしています(まぁもちろん、面白いことは一所懸命やりますが…)。帰宅後、息子には、「真面目に暮らしていれば、なんとかなるから、大丈夫だいじょうぶ」と、受験生への言葉としてはいかがなものか?という激励をして、保護者会の総括。
20171125  その日の午後、商店街の福引券を息子に渡し、“現金つかみどり”にチャレンジしてもらいましたが、15回やって全部4等でしたぁ~。人生の“当たり”も、人によって出るタイミングは様々ですしね。気長に待ちましょう~

【ZOZOSUIT】 人それぞれ成長のスピードは様々。ということで、このスーツ、欲しい! 一方、パリにはヌーディスト・レストランが開店ですとぉ~?!

 

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2017年11月25日 (土)

「きらめく星座」at紀伊国屋サザンシアター

20171123_120171123_2  高校教員時代にお世話になった先輩先生から、紀伊国屋サザンシアターの「きらめく星座」公演千秋楽にお誘いいただき、先日行って来ました♪ 田代万里生くんファンのこの先生からは、確かこの夏にも公演のお声掛けをいただいたのですが、前回は残念ながら都合がつかなかったので、ご一緒するのは今年の2月以来。英語の先生2人と、音楽の先生1人と一緒に、昼前に待ち合わせてランチを取ってから向かいました。
 こまつ座による「きらめく星座」、作は井上ひさしさん! ハンカチを握りしめてイザ!!
 昭和15年から、太平洋戦争開戦の昭和16年12月7日までの期間の、浅草“オデオン堂”というレコード店を舞台にした物語。フィクションではありながら、井上ひさしさんの緻密な取材に基づいた、かなり現実をなぞった構成で、演出も素晴らしかったです! 世界共通で人の心を揺さぶる“音楽”を通して、戦時下の人間心理の不条理を浮かび上がらせつつ、笑いと涙を誘うユーモアたっぷりの作品。秋山菜津子さんの力強く明るいキャラクター、田代万里生君の透き通った歌声、その他、登場人物すべてがしっくりと物語を編み上げ、いつの世でも大切なこと、自分を見失わない信念、広い宇宙に浮かぶ地球と人の命の奇跡、そんなものものが胸に迫りました。
 「青空」という歌の、“せまいながらも楽しい我が家”のフレーズが、鑑賞後、延々と頭の中でリフレインしていました。。。素敵な公演にお誘いいただき、ありがとうございました~

【勤労感謝!】 先日の“いい夫婦”の日も、“勤労感謝の日”も、風邪気味の夫を放置して外出しまくっていた私。ごめんね、ごめんね~! 糸の切れた凧みたいな私を、自由に動き回らせてくれる夫には日々感謝しています。今週はちょっと、自分自身のリフレッシュ・ウィークに設定してしまいましたが、来週以降今年度内は、“家族ファースト”にできるよう頑張ります^^;;;。

【ボルトとナット】 これが鉛筆画とは?!

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2017年11月24日 (金)

同期とのパワーランチ

20171122_120171122_220171122_3  先日久々に、同期友人とランチ・ミーティング。積もり積もった話がテンコ盛りだったので、朝10時前にOAZOの広場で待ち合わせ。
 友人は、特許事務所に就職して数年が経過し、自分が手掛けた案件につき、ぼちぼち登録査定や中間対応が増えてきた頃で、充実の日々を過ごしておられる模様。
 AI 代替の話にもなりましたが、「私なんて、四コマ漫画みたいなラフスケッチを見せられて、そこから明細書を起こすんだから、そんなことをAI が出来るわけない!」と断言していたのが印象的(笑)。
 「ブレードランナー」の映画の話にもなり、それに関連して、カレル・チャペックの『ロボット』の概要を教えてもらいました。この作品が“ロボット”という言葉の由来だということは知っていましたが、この物語の中のロボットは、私が想像していたような機械ではなく、まさに生体臓器の寄せ集めのヒューマノイドなのだとか?! そしてエンディングは、前作「ブレードランナー」と同じく、男女のヒューマノイドが、争いのない世界を探して消えていく…というものらしく?! いつか読んでみなくちゃっ!!と思います。
20171122_4  あれこれとおしゃべりしながら、KITTEを散策したり、ITOYAのカフェでランチしたり(下のフロア内で野菜を育ててました!)、GINZA SIXの蔦屋で本を鑑賞したり、地下で抹茶のアイスを食べたり――
 いろいろ悩み相談じみた話もしましたが、多少ギラギラしてえげつないくらいでも、意欲をなくすよりは、いつまでも意欲的でいたいよね、という結論に(苦笑)。かなり早めの忘年会状態で、別れ際には、「よいお年を~、次回は来年の桜の頃にでも!」と約束。愉しい時間をありがとうございました~。

 (ヒューマノイドの話から、『愛はさだめ、さだめは死』を読んで、お互いの感想を語り合おう!ということになったので、のんびり読んでみたいと思います~)

【?!】 ところで、NTTの“量子ニューラルネットワーク”が一部界隈で話題だとか。量子とニューラルが並んでいる時点で、よくわかりません??? 少し前にニュースになった古澤先生の量子コンピュータとは関係ないんですよね???


 

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2017年11月23日 (木)

義父の手術は…

 一昨日、頸動脈狭窄が疑われている義父の、今後の治療方針が、脳神経外科の先生から伝えられました。付き添ってくれた三男さんの奥様が、詳細なメールで親戚中に報告してくれたところによると。。。
 先週金曜日のCT検査の結果も踏まえ、先生が出した結論は――。

 当面、様子見

 かなり血管が細くなり石灰化が進んでおり、場所が場所だし、歳も歳だし、手術のリスクがかなり高いとの判断のようです(バイパス手術も剥離手術も、放置するより手術するリスクの方が高いとのご判断)。来年2月に再び超音波検査で様子を見て、改めて方針を検討するとのこと。
 当初は、年内に1泊2日でカテーテル検査、年明けに手術…という段取りが濃厚だったので、どんな年末年始になるのか…とビクビクしていましたが、結局、視野は欠けたまま、脚の血管の梗塞もそのままに、内頸動脈も様子見、ということになりました。CTで、椎骨動脈が細くなっていることや、右の内頸動脈も狭窄が見つかったそうですが、いずれも、対処しがたい模様。とにかく、年齢的に、全身の血管の石灰化が進んでいるということ。

 それにしても、人間の身体や、昨今の薬というのは、本当にスゴイと思います。見るからに血管が細くなっていても、どこかしらで迂回したりフォローしたりして、なんとか持ちこたえてしまえるし、血液をサラサラにしたり、腎臓から分泌されるはずのホルモンを注射で補ったりして、なんとか対応できてしまう――。医療への依存は、辛さとQOLとを天秤にかけながらの判断になりますが、なんとかなるなら、なんとかしたくなるのが人情。頸動脈狭窄に即対応しないことにつき、いろいろ反論や質問も投げかけたようですが、最終的には親族納得。無理せず、静かに様子見を続けましょう。
 さて、義父の予定がハッキリしたところで、今度は義母の、リハビリ病院退院後の老健を予約して、審査を受けねば!

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2017年11月22日 (水)

アニメ産業レポート2017

20171121_120171121_2  昨日の朝は、思いのほか暖かく、真っ青な空でした! 「世界ってホント、美しいわぁ~」と思いながら、テクテク歩きました♪

 友人のFBで、今年も「アニメ産業レポート」が発刊されたのを知りました。中村先生のブログには、「コンテンツ東京2017」におけるシンポジウムレポートも。また、先日はNYで、久々にアニメコンベンションも開催されたとか、、、。さらに、友人は先の日曜日に、「ユーリ!!! on CONCERT」に行ってきた模様…(笑)。来年の、100回目の朝ドラでは、広瀬すずさん主演で、アニメーターを志す女性の物語が採用されるそうで、なんだか感慨深いものがあります♪
 忘年会シーズン、ここ数年、アニメ好きの仲間の元気な顔を見ないと年が越せない感が強まっていますが(笑)、今年は参加できるかなぁ~

【シンポ】 今日の夕方、霞が関で行われる「著作権の未来を考えるシンポジウム」、すごく聴きたかったけれど、100名限定であっという間に締切になってしまい、残念無念! どなたか、参加される方がレポートしてくださるといいんだけれど…!

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2017年11月21日 (火)

AI に仕事を奪われる日…?

 先週、AI による失職ネタで、業界内が少し賑わっていた模様です。話の発端は、今年9月に日経新聞が報じた「弁理士業務の92.1%がAIで代替可能」(野村総研と英オックスフォード大学の共同研究)とのニュース。
 私が出版業界にいる間に、ワープロやPCやオフセット印刷・オンデマンド印刷等が普及し、あっという間に活字職人さんや写植職人さんが消え去ったのを目の当たりにしているだけに、仕事が減るだけならいいけど…という思いも無きにしも非ず。
 商標登録に関し、「Toreru」とか「cotobox」等の野心的な取り組みも生まれていますが(簡易検索で、称呼同一や関連可能性のある出願・登録商標を抽出してくれたり、完全同一の先行登録商標と重複する指定商品・役務を示してくれます)、特許庁が(審査基準も乗っけた)官製の登録用システムを作ったりしたら、ユーザーには便利なことこの上ない一方、業界は恐ろしいことになるような気もしなくもなく。。。(苦笑)。出版での取次や、流通での卸のような、中間的業務の中抜きが可能になっている時代、技術的に中抜き可能なものは、もっともっと増えることは間違いないと感じます。
 この業界も、直近は、クリエイティブな方向と、争訟的な方向のニーズに偏っていき、代書的・管理業務的な部分は効率化が進むってことなんだろうな、と思いますが、AI と一口に言っても、どの時点でのどんなAI の時代を差しているのかが不明なので、「92.1%代替可能」の信憑性は、検証しようがありません。
 AI の進歩もさることながら、知財教育が盛んになり、発明者自らが見事な出願書類を書けるようになるなんてことも、考えておくべきことかもしれません(私の同期にも、「ボクは発明家です、自分で出願できるようになるために資格取りました」って人がいました。。)。
 もし、Googleさんあたりが、Google Earthくらいの意気込みで、地球規模の知財権管理システムでも作った日には、著作権の活用を望むクリエイター等は、すべての創作物をクラウド上に登録して、自分の望む諸条件を自主設定し、ユーザーやライセンシーと直にやりとりしてアクセス権を設定するようなことも、もはや技術的には不可能じゃないように感じてしまいます。
 オープン・イノベーションとか、シェアの意識が目覚めている一方、世知辛いビジネスの上では、今後、手続きや管理については極力省力化され、諸々の権利はきちんと自分自身でコントロールしていく時代になると予想され、その端緒が、音楽著作権の自主登録・管理システムとして現れてきそうな気がする今日この頃です。とはいえ、目利き的で、社会のニーズを把握した上で創作物をブラッシュアップする力のある専門家は、いつの時代にも求められるんじゃないかなぁ~と思います。(cf. Boston Dynamics

20171120  【AfternoonTea】 昨夕は、仕事を速攻で終わらせて(←最近使い始めた便利なツールのおかげ!)、夕刻の小一時間ばかり、友人とAfternoonTea♪ 有休を取って「怖い絵展」を堪能した後の友人は既にリフレッシュ済みでしたが、最近のアレコレをおしゃべりして私も気分転換。わずかな時間でも、年内に会えてよかったぁ~

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2017年11月20日 (月)

「AIの遺電子」

20171114_4  二週間ほど前、夫と観た映画「ブレードランナー2049」。その影響からか、夫がコミックスを買い込んできました。タイトルは、「AIの遺電子」。
 まったく、好きだねぇ…と半ば呆れて眺めていた私ですが、数冊手渡されて、「読んでみて」と言われ、第1巻を読み始めたが最後、止まらなくなってしまいました…。「このマンガがすごい!」で第1位を獲得したのだとか、、、なるほど納得。
 ヒューマノイドを治療する医者が主人公なのだそうで、“近未来版ブラック・ジャック”と帯に謳われていました。ちなみに、ブラック・ジャックの“BJ”を、1つずつ前にずらすと“AI”なのだとか(笑)。ニクいね~♪
 とりあえず今後は、AIについて議論している記事等を読む際は、このコミックスの一コマを思い返しながら読むことになりそうです。。。

20171119_120171119_220171119_3  【10kmウォーク】 昨日は10km歩いたぞ~! 寒桜が咲いてたぞ~! 京都では、こんな紅葉が見られるようで、うらやましぃ~!!

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2017年11月19日 (日)

マンガ「知財の歴史」

 特許庁のサイトに、マンガ「知財の歴史」が公開されています。どんな人が紹介されているかというと…。

(1)高橋是清さん(特許庁初代長官)
(2)豊田佐吉さん(トヨタ創業者)
(3)高峰譲吉さん(タカヂアスターゼ発明者)
(4)御木本幸吉さん(ミキモト創業者)
(5)池田菊苗さん(味の素創業者)
(6)八木秀次さん(八木アンテナ発明者)
(7)鈴木梅太郎さん(ビタミンB1発見・分離)
(8)丹羽保次郎さん(ファクシミリ発明者)
(9)本多光太郎さん(KS鋼発明者)
(10)杉本京太さん(和文タイプライター発明者)
(11)三島徳七さん(MK鋼発明者)
(12)松下幸之助さん(パナソニック創業者)
(13)安藤百福さん(日清創業者)
(14)早川徳次さん(シャープ創業者)
(15)高柳健次郎さん(無線式テレビ受信機発明者)
(16)岡田良男さん(折る刃式カッター発明者)
(17)三並義忠さん(電気炊飯器発明者)
(18)島津源蔵さん(蓄電池発明者)
(19)セイコーさん(クォーツ式腕時計発明)
(20)久保田権四郎さん(国産初鋳鉄管製造)
(21)意匠制度のはじまり
(22)佐川眞人さん(ネオジム磁石発明者)
(23)山岡孫吉さん(小型ディーゼル発明者)
(24)山葉寅楠さん(ヤマハ創業者)
(25)樫尾俊雄さん(カシオ創業者)
(26)内田鐵衛さん(液体燃料コンロ発明者)
(27)杉浦睦夫さん(胃カメラ発明者)

 でもって、来秋のNHKの朝ドラは、上記(13)番の安藤百福さん夫妻をモデルにしたドラマになるとのこと! しかも、脚本は私の大好きな福田靖さん♪ こりゃぁ、観るっきゃないっしょっ(^^♪

20171118  【steam eye mask】 昨夜、「眼が疲れた」という息子に、“めぐりズム 蒸気でホットアイマスク”をお試し。コレ、すごく気持ちイイです~♪ (特許36299565028149、意匠1517659

 

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2017年11月18日 (土)

伊能でGO

 「平成の伊能忠敬万歩計」愛用者の私。ウォーキングの際に極力持ち歩いて距離を稼いでいますが、未だ関東周辺をウロウロしており、遅々として進めません。ただ歩いているだけでもこの遅さなのだから、緻密な測量を重ねながら進むのが、どれほど大変なことか、、、!?

 そんな中、先日の新聞で、「伊能でGO」というスマホ・アプリが紹介されていました。全国3100か所にわたる測量隊の宿泊地が登録されているのだとか!
 「ポケモンGO」でウォーキングする人が増え、今度は「ハリポタでGO」(Wizards Unite)も発表されていますが、「伊能でGO」もちょっと覗いてみたいものです♪

【CT検査完了】 昨日は義父のCT検査。頸動脈(頭部周辺)の検査で、通常は100ccの造影剤を入れるところ、腎臓が弱っている義父は50ccで検査しました。30分ほどかかるMRI と異なり、CTは10分ほどで終わり。8000円くらいかかったようです(MRI は5000円くらい?)。結果を踏まえた診断は、来週火曜日! 検査前絶食していた義父と、検査後に“新蕎麦”を食べて帰ってきました~。

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2017年11月17日 (金)

“たゆたえども沈まず”

20171111_1  原田マハさんの小説のタイトルにもなっている、パリの格言――“たゆたえども沈まず”(Fluctuat nec mergitur)。私の人生も、絶えず“たゆとうて”しまっていますが、せめて沈まないようにガンバロー!と思い、日々暮らしています(苦笑)。

 先週の“たなくじ”は、「クレッシェンド型 大吉」でした(笑)。
…ということで、11月11日土曜日の“ポッキーの日”(介護の日でもあったそうで…)は、ベラボウにイイことがあるんじゃないかと期待しつつ過ごしました
 「包括・先進的TPP」が、20項目凍結の上で発効となる見込みになりましたが、凍結項目の中に、著作権の保護期間延長が含まれていたことは、ある意味“イイこと”だったかもしれません

 そして、“クレッシェンド型大吉”を勝手に今週まで延長させていた私に、昨日、神様から粋なプレゼントが… 「まだまだ、沈んでる場合じゃないぞぉ~」と、天から激励されたかのよう――
 ボジョレー解禁日だったので、ロゼを一本買い込んで、ささやかに夫と乾杯しました。人生の航海はまだまだつづく…。

【ロールモデル】 いつも参考にさせていただいている「天職の舞台裏」ブログ主様のキャリア・エッセイ。宇宙飛行士の野口聡一さんも、54歳でISSに飛び立つようですね!

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2017年11月16日 (木)

義父の腎臓検査と老健見学

 昨日の夫の働きぶりは、ものすごいモノがありました!
 義父の腎臓・心臓・糖尿病検査に夫が付き添って、早朝から病院へ。通常は、一日に2科までしか受診できない決まりらしいのですが、満身創痍で繰り返し通院するのは気の毒…との医師の配慮で、一日3科受診になったそうで。この日の最大の懸案は、腎臓の調子。数値が悪くなっていなければ、金曜日に私が付き添って、CT検査(造影剤4割減)が実施される予定なので。。。
 ――結果は、、、数値はボチボチで変化なかったため、予定通りCT検査ができることとなりました!
 夫と義父は、昼過ぎにすべての診察を終え、午後には義母の入院するリハビリ病院へ。その日二人が到着すると、義母は3人の入院患者さんとテーブルを囲んで麻雀をしていたそうな!!? 「リハビリにすごく良さそうだよ」と夫からメッセージが入った時には、思わず吹いてしまいました(笑)。
 お見舞いの後、義父は自宅に戻り、夫はといえば、先週から病院の担当さんに探してもらっておいた老健2軒を見学に。2か所とも、実家から駅で2~3個分離れていますが、まぁまぁ便利な感じ。夜7時半過ぎに帰宅した夫は、ヘロヘロになっていました(苦笑)。老健見学レポートを親族にメールし、週明けまでには予約を入れる段取り。。。少しずつ少しずつ、義父母の変化に対応して、事を前に進めています(義父は月曜日に家の中で派手に転んで、瘤を作ってしまったそうで、一人暮らしも心配です)。
 有給の一日をフル活用して、かなりの懸案事項をクリアにしてきてくれた夫を、豚しゃぶとハーゲンダッツ・アイスで労った秋の夜でした

20171116_1  【スカイツリー】 一昨日の「クラウドツリー」から一転、今朝はしっかり「スカイツリー」してました

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2017年11月15日 (水)

『インターネットの法と慣習』

20171108_2  先週、ふとamazonで衝動買いした『インターネットの法と慣習』を読了。なんと、古本として1円で買ったのですが、存外面白くて勉強になった上、“もったいない本舗”という販売者の“しおり”まで付いてきて、申し訳なくなってしまいました(笑)。
 個人的には、前半の、「規範や法についてどう考えていくべきか」という話が面白かったのですが、後半は、「基本的人権確保のため、もっと政治参加を!」と発破をかけられた気分。

 印象的なフレーズを3つだけ抜粋。
・(26ページより)
 日本においては「法」はいつも「既製品(ready-made)」として外国からやってきていた。…私たちが現在依拠している法律も、明治時代に欧州から輸入してきたものだ。だから、形式的にはそうでなかったとしても、実質的には、私たち日本人にとって「法」とは、私たちの代表の意見が反映したものでも、私たちの社会契約から成立したものでもなく、常に「誰かよその偉い人」が作り出したものだったわけだ。
・(29ページより)
 だから、法律を学ぶ人は、法律について学ぶ基礎として、社会や、歴史や、経済や、人間の心理について知らなければならないことになる。…法律を学ぶこと自体が目的になったりしてはいないだろうか。
・(32ページより)
 具体的な「正しさ」をつかさどるのが裁判所の仕事。裁判所は、古い歴史の中から抽出された法(law)と人が定めた法律(statute)とを調和し、具体的事件に適用し、妥当で適切な状態(justice/right)をもたらすことを仕事にしている。

 次は、あるブログに触発されて、『北川一成の仕事術』というムックを読もうかな?とも思いましたが、それを紹介してくださっていた記事だけ読んで、満足してしまった感じ(笑)。

20171114_220171114_1  【クラウドツリー】 昨日の朝は、スカイツリーがすっかりクラウドツリーになっちゃってました

 

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2017年11月14日 (火)

水道あんしん診断

20171106_5  先週、「水道あんしん診断」で、水道局の診断員の方が玄関先に訪問。
 水漏れチェック後、我が家の水道水200mlを使って、「外観」「電気伝導率」「残留塩素」の3つのチェックを行ってくれました。
 一般的な電気伝導率は、50~400μS/cmとのこと。
 また、残留塩素濃度の目標値は、0.1~0.4mg/Lだとのこと。
 我が家は、いずれの数値も問題なし。浄水器を通さなくても、十分飲み水として利用できるレベルだそうです^^。
 また、全然知りませんでしたが、荒川と利根川の上流で、水質浄化の取り組みをしているというお話も。さらに、我が家の地域の「災害時給水ステーション」の場所も教えていただきました(緊急避難場所は知っていましたが、給水ステーションは知らなかった…)。
 ありがとうございました~!

(cf.) ベッドサイド水洗トイレ:水つながりで…こんなトイレが発売になっているそうですね!

20171113_1  【宮城到着じゃ】 昨日、「平成の伊能忠敬万歩計」で、ついに宮城到着! 次は岩手まで544.43kmだそうです!

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2017年11月13日 (月)

クセになる?セルフ・パウチ

20171106_2  先日、仕事で使うために、A4版のプリント2枚をパウチしに、近所のKinko'sへ行きました。
 これまでは、お店の人がカウンター内でパウチしてくれるのが通常だったのですが、いつの間にかセルフ・パウチもできるようになっていました。「ご自分でやられた方が、費用が3分の1ほどで済みますよ」との店員さんの言葉に、「それなら自分でやります!」と即決(笑)。
 小型のスキャナのような機械が置いてあり、スタンバイ状態から起動して、5分ほどすると“Ready”状態に。十分温まったところで、プラスチック・フィルムに挟んだ紙ごと、その機械に通すと、みるみるパウチされました。
 まるで、書籍のカバーの色校に、PP加工したかのように、色味が鮮やかになりツルツルの手触りとピカピカの見映えに♪ これはクセになりそう~!
 上手にパウチするポイントは、A4版のシートであっても、中に挟む紙は、A4よりも少し小さめに端を落とすこと。周囲がしっかり密閉されないと、紙とフィルムも密着しづらく、出来上がりが汚くなってしまいますからね~。

 おそらく、Kinko'sさんがセルフ・パウチを導入したのには、頻繁にトラブルがあったんじゃないかな~?と推察しています。以前、ある大きなポスターをパウチしてもらおうと持ち込んだ際は、「ちょっと特殊な紙で、うまくパウチできるかわからないので、熱で変色や変形してもいけないから、お断りします」と、お店の方から辞退されてしまったことがありました。そんな感じで、お客さんが満足するようにうまくパウチできないことも多かったのではないかと。。。失敗を恐れて危ない仕事を辞退するよりは、自己責任でやってもらい、通常より安い値段で機械だけ提供する方が、事業としては堅実かもしれません。締めて129円也(←やってもらうと300円)♪ 安いし楽しいぃ~!!

【某イベント大盛況!】 そして昨日、某所でのイベントのお手伝いに馳せ参じましたが、これがまぁ大盛況! ショッピングモール内という場所柄もあったし、ゲストが素敵だったことも大きいのでしょうが、いい経験になりました♪(“オタマトーン”、今度絶対入手しようっと♪)

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2017年11月12日 (日)

「編集」という仕事

 先週、「企業法務マンサバイバル」というブログを拝読していて見つけた記事。その中に、Edit×Lawという記事からの引用文がありました。
――弁護士は、編集者である。
「キュレーション」とか「戦略的編集」などという昨今ありがちな意味で言っているのではない。弁護士は、旧来的な、いわゆる編集者と呼ばれる職能と同種の編集作業を日々行っている。――
 この記載に、心底同意し、唸ってしまいました!

 「編集」という仕事が大好きなので、フリーランスの名刺に、臆面もなく、いまだに「編集者」という肩書を記している私。この肩書は、別に書籍や雑誌の編集に限ったことではなく、技術と技術だったり、会社と会社だったり、人と人だったり、いろんなモノやコトの編集という広い概念を含んでいると考えています。誰しもが、どこかで世界を編んでいると考えれば、誰しもが“編集者”なのかもしれない、と思うくらい。

 上記の記事を書いた水野弁護士の本は、以前楽しく読ませていただきましたが、こういうメンタリティで仕事したいな、と、強く共感しています♪(cf.:公開インタビュー at 一橋祭)

20171109_120171109_220171109_3  【風の強い朝】 先日木曜日、弟から、「今朝は富士山がよく見える」とメール(笑)。確かに、風が強かったせいか、真っ青で透き通った空でした。。。今月の弟は、職場の後輩さんの結婚式が2件もあり、スピーチ準備やら何やらで大変そう…。がんばっ!

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2017年11月11日 (土)

画一化の学校教育と老人施設

 “歳をとると、子どもに還っていくようだ”とはよく言われることですが、年とともに自分で出来ることが少なくなり、やがては身の回りの世話をすべて周囲に委ねることになるのは、まさに“赤ちゃん返り”かもしれません。多くの人が“老化”を恐れる最大の原因は、ココにあるとも思えます。
 そうした時の流れに逆らうかのように、義母が入院しているリハビリ病院は、一度は衰え切った筋力や体力を、わずかでも回復させて、ケアの手数を少なくし、可能なら自律して生活できるよう、元に戻すことが目的の施設です。
 9月下旬に入院した時には、ベッドからほとんど起き上がることすら出来なかった義母が、1か月半ほどのリハビリで、日中はほぼ車椅子で起きていられるようになり、一日に数分は、支えてもらいながら歩けるようになってきたのは、スゴイことだと感謝しきりです。ただ、付きっ切りで体調管理をしてくれるような人がいたら、きっともっと回復は速いだろうな…と思うことも多いです。というのも、お見舞いに行くと、たいていはボーッと座ったまま何もしないでいることが多いからです。
 先日、そんな風に広間のTVの前でボーッとしている義母の脇に座り、おしゃべりを始めたら、同じフロアに入院しているおばあさんが私の隣に座りました。その人は、自室から手押し車を押して、自分で歩いてやってきました。
「もうお一人で廊下もお散歩できるんですね~」
と話しかけたら、
「もうすっかり自分で歩けるし、もっと散歩したいんだけど、出歩いてると怒られちゃうのよ」
とご不満のご様子(笑)。
「へ~? 廊下を勝手に歩いちゃいけないんですか?」
と訊くと、
「転んだりすると危ないと、心配してくれてのことだとは思うんだけど、私はもう、こんな手押し車もいらないのに、これを押しながらじゃないと、歩いちゃダメだって言われちゃってね…」
と退屈そうにおっしゃり、散歩したい・散歩したいと、しきりに繰り返しておられました
 義母は対照的に、リハビリするのは疲れるし嫌いだけれど、家に帰りたいから辛抱している…といった風で、できるものならずーっと一日中寝ていたいようなので、二人の意欲の違いには目を瞠りました。

 後で夫に確認すると、「保険点数によって、一日でリハビリを受けられる時間の限度が決まっているらしいよ。それを超える時間は、座ってるか寝ていないとダメなのかも…」とのこと。それを聴いてなんだか、“画一的”という言葉が脳裏をよぎりました。小学校や中学校に、いろいろと能力も意欲も違う子どもたちが集められ、一律のカリキュラムで勉強するような感じで、介護施設でも、いろんな体力や意欲のお年寄りがいるにもかかわらず、一定のメニューでリハビリが行われているという事実。学校の教科書は他の人の10倍速で理解してしまうような子どもが授業時間を持て余してしまうように、規定時間しかリハビリさせてもらえない状況を、拘束されているかのように感じるお年寄りもいるのかもしれません。。。
 理想は、一人一人の状況に合わせて、きめ細かくメニューを作ることなのでしょうが、なかなかそんな対応ができるわけもなく…。仕事熱心な介護士さんの中には、ジレンマを感じている人もいるのだろうなぁ~…と、患者と病院の双方が気の毒に感じられてしまいました
 あの元気なおばあさんが、座ったままでもできる運動を自分なりに編み出して、あっという間に回復・退院できますように――。そしてもちろん、義母の体力回復も引き続き応援しますが、「疲れる、寝ていたい」を連発し、数時間前の記憶も失くしてしまう義母に、どこまでリハビリを強制すべきなのか、悩むところでもあるのですが。。。

【入院費】 昨日、半月分の入院費を支払いに赴きましたが、結局1か月で20万弱くらい。リハビリ病院は医療保険が使えますが、老健は介護保険で運営されているそうで、薬の使用に関しても制限がかかるとのこと。老健入所中に医療行為が発生した場合、費用は施設に請求されるとかで、このあたりに、制度上の不備があるように思えてなりません。いずれの社会保険制度を利用するにせよ、私的契約とは異なり、画一的にならざるを得ず、オーダーメイドのサービスは望むべくもない…ということが、ひしひしと痛感される今日この頃。

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2017年11月10日 (金)

「ブレードランナー2049」

20171104_7  SONY復活の狼煙か?!という感じがしなくもない「ブレードランナー2049」を、先の三連休の中日に観てきました。(以下、ネタばれ注意です!)

 本作で提示された最大の謎は、2020年にブレードランナー“デッカード”と恋に落ちた(らしき)レイチェルの“愛情”が、果たしてプログラムされたものであったのか否か…ということ…! 果ては、ヒトとヒトの“性”や“愛”も、生殖の営みとして遺伝子にプログラムされたもの?なんてシュールな感慨も――。

 夫とは前夜に、リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」をBlurayで予習しましたが、彼はそれ以外にも、渡辺信一郎監督の「ブレードランナー ブラックアウト2022」を視聴し、さらに本作の前日譚である「2036:ネクサスドーン」まで観ておいたそうです!
 個人的な印象だけ言えば、前作のインパクトにはちょっと及ばなかったかな~?という感じ。何より、ウォレス社の社長秘書的な女性レプリカントが利己的すぎて、「新型、ダメじゃん…」と思わざるを得なかったところが一番の理由。前作も本作も、レプリカント開発の最大意義は、人間が従事し難い宇宙開発要員を製造するという名目でしたが、「要するに人って、言うなりになる献身的“奴隷”が欲しいんだろうか…?」と思えてしまい、もしそうなら、そこに感情の萌芽まで期待するのは、残酷すぎる気がします。
 また、レプリカントの“従順性”というのは、所有者との二体関係においては定義しやすいけれど、社会という集団の中に投げ込まれた途端、“命令に従う”ということの解析が、ひどく難しくなるものかもなぁ~とも感じました。
 今後も、数々のロボットものやAIものの作品が創作されていくことでしょうが、結局のところそれらは、“奴隷解放”物語に行きついてしまうような気もして、複雑な気分でした(cf.:『権利のための闘争』)。。。自分や他のものや時間を、自分自身の意思でコントロールする力を、より多く手に入れることが、“人間らしさ”につながるような感触――。
 いずれにせよ、タイレル博士が生み出した、生殖機能までも持つレプリカント・レイチェルと、専任捜査官デッカード(←彼もレプリカントなの?!)の間に、(免疫不全ではあるものの)娘が生まれ、感情を備えて成長しているという時点で、“人間”と“レプリカント”との生体的境界は、ほぼ崩れた(曖昧になった?)ように、傍目には見えます。ヒトが“心”と感じているモノの正体は何か…という謎は、依然として観客の考え方に委ねられたままですが。。。果たして続編があるのかないのか、人間の“感情”とか“記憶”とか“公平”って、何なんだろう…?という反芻とともに、心待ちにしたいと思います。

【cf.】 『人工知能と経済の未来』書評(by 「希望は天上にあり」ブログさん)

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2017年11月 9日 (木)

義父の今後の治療方針

 火曜日の脳神経外科の医師との面談で、義父の今後の治療方針が示されました。

・超音波検査の結果では、正確な状況はわからなかった
・視野欠けは網膜動脈閉塞のためだろうけれど、回復しつつある
・頸動脈狭窄については、再度、造影剤を4割減らしたCT検査をする
・その前に、腎臓の検査が必要
・腎臓検査の結果を踏まえ、CT検査のスケジュールを決める
・CT検査ができたら、その次は、カテーテル検査
・その後、手術

 いずれにせよ、手術は年明けまではなさそうです。検査検査の日々です。年内にリハビリ病院を退院する義母のその後も要検討(昨日はまた、義父から、老健への移送には気乗りしない旨の電話あり…)。まだ、道のりは長そうです…。

20171108  【心は平静に…】 落ち着かない日々が続きますが、できるだけ心は平静に保ち、毎日のペースを崩さないように、規則正しく暮らしたいものです。

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2017年11月 8日 (水)

「見て!感じて!学ぼう!」&産業ときめきフェア

20171107  立冬を過ぎて、いよいよ彩豊かな木の葉の饗宴♪
 今週末、来週末と、イベントも盛りだくさんです!
 12日(日)には、弁理士の日記念イベント2017として、幕張のイオンモールにて「見て!感じて!学ぼう!」というイベントがあります。また、17日(金)と18日(土)には、江戸川区主催の第19回「産業ときめきフェア」というイベントも!
 お近くにお住まいの方は、是非遊びに来てくださいませ

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2017年11月 7日 (火)

「血界戦線 & BEYOND」

 今期の「血界戦線 & BEYOND」、滅茶苦茶面白い!! 第3話&第4話は、これまで影が薄めだったチェイン・皇の魅力が大爆発! 第5話の執事ギルベルト氏の話は、さながら『日の名残り』の仕事の美学の再現のよう(笑)。普段は黒子に徹しているサブキャラが、たまに魅せる活躍ほど心躍るものもないですしね~♪ パルプ・フィクション的・時間交錯オムニバスの構成の脚本が素晴らしい上、あいかわらずのBONESハイ・クオリティなアニメーション!――生きててヨカッタ~♪な気分です(笑)。

 タツノコの「InfiniT Force」は、斬新なフルCGアニメ。夫しか見てませんが、チラ見した限り、強烈なインパクト…。

20171106  【脳神経外科面談】 立冬の本日は、これまでに行なった眼科・超音波の検査結果を踏まえた、脳神経外科の先生による、今後の義父の治療方針説明面談。三男さんの奥様が付き添い予定。ドキドキハラハラしながらご連絡をお待ちします。。。

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2017年11月 6日 (月)

文化の日ウォーキング

 10月中、息子は、小学校時代の友人6人でカラオケに行ったり、予備校から数時間かけて家まで歩いて帰ってきたり、Fateの映画を一人で観に行ったりしていました。何をやっているのやら…と思いつつ、元気でいるならまぁいいか、と、うるさいことも言わず。。。
20171103_120171103_220171103_3  そんな中、文化の日の朝、「今日は散歩しよっか?」と言うので、「勉強は?!」の一言を飲み込んで、家族でウォーキング。てくてくテクテクと歩き回りました。
 絶好のお散歩日和で、川縁の紅葉した桜の下を抜け、広い公園を通り抜け、たくさんのBBQ集団に出くわしたり、テントを虫干しする人達を見掛けたり――。皆さん、思い思いの休日を満喫していました。
20171103_720171103_420171103_5  途中、イタリアン・レストランでランチ休憩。私が頼んだ“季節の野菜のチーズ・フォンデュ”の中に、食用ほおずきが入っていたのですが、それを食べてみてビックリ!! 見た目は黄色いプチトマトなんですが、マンゴーとパインとパッションフルーツを掛け合わせたかのような、爽やかで甘~いフルーツの風味!! 秋が深まるごとに甘みが増すのだそうです♪
 全10kmほどの行程を、あちこち寄り道しながら5時間弱かけてのんびり歩き、脚を棒にして帰宅。文化とはほど遠い、アウトドアな半日となりました
 息子が言うには、今年から、11月3日は“TRPGの日”なのだそうで――。なんでも、「若者の間では、空前の創作ブーム」なのだとか…。散歩して、未知の道を歩き回るのも、創作のためなのだそうです(苦笑)。あ~、ホントに、何をやっているのやら…

【義父の超音波検査】 昨日はリハビリ病院訪問しましたが、本日は義父の、頸動脈の超音波検査日。義弟さんが同行してくださるとのこと。そして明日はいよいよ、先々週の眼科検査と、本日の超音波検査の結果を踏まえ、脳神経外科の先生の治療方針開陳。。。いやぁ~、ドキドキハラハラです。

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2017年11月 5日 (日)

お馴染み、巨大にっこり梨♪

20171030_220171102_320171102_4  先週頭に、親戚から、毎年恒例の巨大“にっこり梨”をお送りいただきました♪
 今回は、その巨大さを実感していただくため、ボールペンを傍らに置いて撮影(笑)。おそらく、梨の直径は、ボールペンの軸長とトントンです。
 昨年同様、肉巻きにしたり、すりおろして鶏肉を漬け込んだりして、美味しくいただいてま~す♪(そのままいただいても、瑞々しくて甘~いです!)

20171103_6  後日、お隣さんとご近所さんに1つずつお裾分けしたら、新潟産コシヒカリになって戻ってきてしまい大恐縮。いつもありがとうございます~。

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2017年11月 4日 (土)

日曜劇場「陸王」と弁理士登場本

 元沢登り屋で「力王足袋」愛用者だった夫と、行田市の隣町に長く住んでいた私。そんな二人が、先の日曜日、TBSドラマ「陸王」の第1回アンコール再放送と、第2回放送を観ました。百年続く行田の足袋屋が、新規事業へ打って出るために暗中模索する様に、涙・なみだ・涙~っ!! 中小企業のオヤジさん泣かせの池井戸節全開!!
 原作小説は読んでいませんが、『アキラとあきら』、『半沢直樹』、『下町ロケット』と同様、中小企業や銀行マンの奮闘が、かなりリアルに描かれていて、いろんな登場人物に感情移入してしまいます。
 第1回目は、登場人物たちのそれぞれの苦境が描かれ、「さてはて、これからどうする?」という各々の焦燥感が、ドラマの八方ふさがり感を高めていました。そして第2回は、そんな状況にもがき、あがく、登場人物それぞれの動き――。その中には、「シルクレイ」というクッション材の利用に関し、高額の使用料を吹っ掛ける特許権者と、なんとかロイヤリティ契約で利用を許諾してもらおうと説得を続ける社長の姿も。。。何度むげにあしらわれようと、懲りず諦めず、お百度詣りのように通い詰める社長に根負けして、とりあえず、老舗足袋屋の見学に赴く特許権者。。。こうした交渉は、とかくビジネスライクに進めるべきかと思いきや、やはり“心を掴む”ことこそ、物事を前に進める原動力になるのかもなぁ~、と思わされる展開でした。
 夫の実家の二代ほど前は、着物の卸の仕事をしていたようですが、西洋化の流れに逆らえず、やむなく廃業したと聞いています。また、つい最近、近所の着物屋さんが、宝飾店に代わってしまいました。。。旧態依然とした業態であっても、工夫次第では、従来の価値を見直されて、復活を遂げていたりする中、その陰にどんな奮闘があったのかは、なかなか知る由もありません。わかっているのは、現状に甘んじず、工夫と改善を繰り返す姿勢が、活路を開くんだろう…ということだけ。
 新規事業の開拓に対して、「実績がない」と言う銀行上層部の口ぶりに、新人著者の起用に対して「実績がない」の一言でボツにされた数々の企画の山を思い出し、内心苦笑。。。いずこも同じでしょうが、保守的にならざるをえない立場も理解できるようになり、この種の決断の難しさを痛感するだけに、ドラマが一層面白く感じられます。
 この先の展開を知らないので、シカゴケミカルという全米第一位の化学系の会社が、うまいこと特許のポイントを回避して、類似品を生み出してしまうんじゃ…なんて懸念を抱いたり、弁理士は登場しないのかな~?…という淡い期待も(笑)。個人的には、大地君の変化が一番の見どころですが…!!
 次回もとても楽しみです! スタッフ・キャストの皆さま、がんばって!!(本日、前橋市では、「ニューイヤー駅伝」のシーン撮影で、たくさんのエキストラが招集される模様ですね♪)

【弁理士登場本】 日本弁理士会から、広報活動の一環として、マンガ:『閃きの番人』第1話がリリースされました!(ネーミングは、ジョージ・ウェスティングハウスJr.とマリー・キュリーをもじっているそうです) 是非ご一読をヨロシクお願いします! 
 また、『志高く』という本の中にも、肝腎なところで弁理士が登場していますよ! まぁ、最大のプロモーションは、“感動”や“感謝”を呼ぶイイ仕事に尽きるとは思いますが、仮にも少資源国の国家資格、せめて中高大学生には認知してもらいたいですね~
 個人的には、アニメ「名探偵コナン」の30分枠で、阿笠博士の担当弁理士を登場させた脚本を一話分書いて、日テレに持ち込みたい衝動に駆られています(笑)。あ、「銀魂」の源外さん担当でもいいし、「おそ松さん」のデカパン担当でもいいですけどね。一風変わった発明家が登場するお話はたくさんあるんだから、“黒子の特許”は不可能ではないハズ(笑)!! 誰か一緒にやりませんか~?!

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2017年11月 3日 (金)

アンブッシュ・マーケティング?

 五輪まで1000日を切ったこともあり、一昨日からブログの左フレーム内に、カウントダウン・タイマーを設けました。ただ、五輪関連の知的財産権保護は相当厳しいため、あくまで個人的ブログとはいえ、何かのアンブッシュ・マーケティングと取られ兼ねないという恐れから、文言選びに神経質にならざるを得ませんでした。念のため明言すると、本ブログは、アクセス数に応じた広告料など一切入らない、無料会員ブログです(苦笑)。純粋に大会の開幕を心待ちにする一市民による、大会盛り立ての意思表示でしかありません。
 それでも、「大会ブランド保護基準」の8ページや13ページを読むと、「オリンピック」とか「がんばれ!ニッポン!」とかいう一般名称とも思える言葉まで、厳しく取り締まるような書きぶりに、いかがなものだろう?…と感じてしまいます。公式スポンサーか否かのマーキングを明確にして、もっと、みんなで盛り立てるために、「こういう使い方はOKなので、どんどん使ってください!」というスタンスを押し出した方が、好感度も上がり、素直な気持ちで大会を応援したくなるのではないかと。。。
 仕事柄、本来はこうした権利を尊重すべきなのかもしれませんが、昨年来、「企業法務マンサバイバル」ブログさんでも、福井先生の記事でも、「理系弁護士の何でもノート」ブログさんでも、似たような指摘がなされています。お祭り感でウキウキしたいクチなので、組織委員会のブランド保護基準は、ちょっと度が過ぎているような気がしてなりません。。。だいたいが、開催都市住民も国民も、莫大な税金投入の一部を負担しているわけだし、準スポンサーみたいなもんじゃないんでしょーか?

20171102_120171102_2  【朝陽と木立】 昨日の朝は、秋らしい優しい光に包まれていました♪

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2017年11月 2日 (木)

義父の心情

20171101  昨日は、頸動脈に爆弾を抱えつつも一人で暮らす義父の元へ、緊急ボタン対応者用のキーボックスを設置しに。
 つい先日、義母が入院するリハビリ病院の先生から、「退院後、自宅に戻るのは難しそうなので、老健を探しましょう」との助言をされ、さぞや意気消沈しているだろう、と心配していたのですが、夫の認識と違い、義父は1mmたりとも、義母が戻って来ないとは思っていない様子でした(?)。夫と義父と、揃って、同じ医師から話を聞いたはずなのですが…(?)。

 この日も、実家にキーボックスを設置後、義父と二人で、義母の入院するリハビリ病院へお見舞いに行ったのですが、少し前に夫が計測&写真撮影してまとめておいた、家の中の段差レポートを、意気揚々と理学療法士さんに説明していた義父。別にボケているわけではなく、“義母が自宅に戻れない”という可能性をただただ受け入れ難く、医師が何と言おうと、年内に戻ってくると信じているのでした――。
 来週の、義父自身の頸動脈の治療方針が決まるまでは、強く訂正せず、そのままにしておこう…と、静かに思い、義母のわずかな回復に嬉々としている義父を眺めていました。。。

 義母の昼食時間には、一緒にダイニング・テーブルを囲みましたが、この日の義父は、義母のことを自分のお母さんと勘違いする場面があり、皆で大笑い。「名前も雰囲気も似てるから、間違っちゃうんだよな…」と照れておられました(笑)。「私もちょくちょく、弟のことを息子と間違えちゃうんですよ」と言ったら、「そうだろ、そうだろ」とニコニコ。賑やかに食べると、いつもより食が進むようで、介護士さんが、「今日はずいぶん食べられましたね~!」と言っていましたが、私が見た感じ、200kcalあるかないかといった感じ。。。「食べるのは疲れるよ…」と言っていた義母でした。とはいえ、入院時よりは確実に血色もよく、足のむくみも取れ、起きていられる時間も格段に増えて、リハビリ病院の威力に感服。奇跡の回復を祈ります。

【モトロイド】 ところで、東京モーターショーの記事内で、ヤマハ発動機の“MOTOROiD”の動画を観ました。さながらトランスフォーマー! 変形して人型になり、老人を軽々と抱きかかえる様や、老人と合体してサイボーグ化する様を夢想してしまいました(笑)。

 

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2017年11月 1日 (水)

バベルの塔とCOI

20171031  朝晩の冷え込みが厳しくなり、イチョウやケヤキの葉がずいぶんと色付き始めました。そんな中、昨日の午前中、小一時間ばかりかけて、市ヶ谷のJSTロビーに設置中の、東芸“バベルの塔”を見学してきました。
 「なぜ、JSTロビーに展示??」と思いながら出向いたのですが、ロビーに入って納得。東京藝術大学の宮廻教授による「高精細且つ質感まで再現する文化財復元技術」(特許4559524号)が、JST主導の「センター・オブ・イノベーションプログラム」に採択されていたからなんですね。同発明は、「21世紀発明奨励賞」も受賞しています。
 くだんの“バベルの塔”は、ブリューゲルの絵のパネルと並んで展示されていましたが、高さは2mちょっと位あったでしょうか…。色合いや風合いが、絵画のようで、建造中の塔で働く人々までが、緻密に再現されていて驚きました(というか、ブリューゲルの絵に、あんなにたくさんの人が描かれていたんですね?!)
 帰宅後、特許4559524号がいかなるものか読んでみました。ポイントは、“質感(マチエール)”の再現と”軽量化”のようで。請求項が23にも及ぶ大作で、いったんは一部の請求項について不明確であるとして拒絶理由通知を受けたものの、その後登録になっています。過日鑑賞した「ラスコー展」の壁画も複製でしたが、あれはどんな風に作られたんだろう…?
 いずれにせよ、文化財を復元する活動は、是非とも応援したいと思っています♪ また、今回のような3D化や複製(フェイク作成)についても歓迎! 限りなくリアルな文化財(クローン文化財)を間近で見て、あわよくば触れられたりしたら、血が騒ぐこと間違いなし!ですよね?!
 今回の展示について教えてくれた友人に、感謝!!

 

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