『弁護士はBARにいる』
昔お世話になった方から、『弁護士はBARにいる ~悩める社長の法律トラブル対策』という本をご紹介いただき、先の週末で一気読み!(Barには、“弁護士”とか“法廷”という意味もありますね!)
法律知識のあるBARのマスターが、5人の悩める社長の相談にのり、的確なアドバイスを授けて、相談者が苦境を乗り越えていく様が、BARカウンターを舞台にした台詞劇仕立てで、とても読みやすく展開されています。
一人の相談に1章が割り当てられ、相談者の具体的なプロフィールがリアルで、章末のワンポイントアドバイスも有用。思わず、「こういうBAR、あったらいいな」と思ってしまいます(笑)。メディアミックス展開も模索されているようで、ドラマ化を是非応援したいと思います♪
それにしても、弁理士と違い、弁護士さんの仕事というのは、M&Aや企業間契約のようなものを除けば、常に生臭い現実のドロドロした事件(嫌がらせ、詐欺、パワハラ、浮気、離婚、相続、凶悪犯罪etc,etc…)にまつわる相談事が大半で、癖のあるクライアントにもクールに対応する必要があり、海千山千を相手に動じない肝っ玉が必要で、平気で悪いことをするような人にもニュートラルな気持ちで相対する包容力がなくてはならず、人としての鍛錬が必要な仕事だなぁ…とつくづく感じます…。
巻頭からかなり軽いテイストで、数時間で読み終えてしまえる程、とっつきやすい構成ですが、第5章とエピローグには、結構ホロリとさせられます。弁護士の仕事も多岐にわたり、その取り組み方や姿勢も人様々のようですが、芯になる矜持を失くしてはいけないな~と感じました。
探偵はBARにいる、弁護士もBARにいる、『弁理士はアキバ(コウバ?)にいる』!?
【La Maisonのケーキ♪】 昨日の午後、弟が、両親を車に乗せ、突然我が家を訪問。玄関のチャイムを鳴らして「宅急便で~す」と悪ふざけしてやってきました(笑)。いい天気だったため、両親を明治神宮の散歩に連れ出したとのこと。「おみやげっ!」とケーキの箱だけ手渡すと、「無理しないようにね~」と言ってサッサと帰っていってしまいました
。私が近頃すっかり義父母にかまけている分、弟がしっかり両親をケアしてくれているようで、感謝感謝。
洋梨や和栗やフルーツのケーキに、すっかり幸せ気分。どうもありがとう~♪
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コメント
個人的には、lawyerとattorneyとbarの使い分けがよくわからないんですが、以前patent bar examっていう0円の本をamazonでダウンロードしたことがあったので、アメリカでもthe barって使うのかな?と思っていました。
まぁ、本書のタイトル付けは結構いかしてますよね♪(^0^)
投稿: Taraco | 2017年11月28日 (火) 20時04分
英語で the bar は弁護士業のことだし、司法試験は bar examination と言うから、それに掛けているのかもしれませんね。
投稿: Lotus Flower | 2017年11月28日 (火) 13時14分