2017年12月の31件の投稿
2017年12月31日 (日)
2017年12月30日 (土)
天元突破!
一年の締めくくり記事がアニメ・ネタ…で恐縮です――
来年1月13日からのTVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の広告枠的に再放送された、今年の「天元突破グレンラガン」が、と~っても熱かった…。昔、第2部まで観て、その後忙しくなってしまい見られなかった後半も、今期は見ることができました。アニメの良さが存分に発揮された、稀に見る傑作!と思います♪
最終話で、「人間はそこまで愚かじゃない」という台詞がありましたが、近頃は、そんな風に言い切れないほど、人の愚かさが身に沁みる時代。。。
年の暮れに、核のゴミをめぐる意見交換会への動員問題で、NUMOが外部業者への業務委託を解除した、というニュースがありました。感情的に反対運動する人達には、何を言っても変わらない…という諦観と、無関心な地元への苛立ちが、このような事態を繰り返させるのでしょうか…。
また、増え続ける防衛費にも不穏な気配を感じますが、年末、ついに戦闘機から発射可能なレーザーが開発されたとかいう話も小耳に挟み…(ガセかもしれませんが…)
天元を突破するかのような、まっすぐな正道を貫きたいところですが、何が正しいかすらよくわからなくなることも多く――。せめて、“膝付き合わせて、腹を割って話し合う”という姿勢を、大切にしたいものです。
“中掃除”も一通り終え、本日は実家に、不調のメーラー確認訪問。夕方からはお正月準備の買物やお料理! 年の瀬らしい慌ただしさになりそうです。
(実家のメーラー不調の原因は、Microsoftの、WindowsLiveMailのサポート終了だったようです~! Thunderbirdへ移行して回復♪)
【2017年アニメ】 友人が、ダ・ヴィンチのアニメ・ランキングを紹介してくれていましたが、初期の頃の「ノーゲーム・ノーライフ」と、「サクラダ・リセット」くらいしか知らなかった…。最近の作品はまったく見れてないことを自覚させられましたぁ~。
2017年12月29日 (金)
2017年12月28日 (木)
仕事納め――2017年振り返り
去年の年明けにフリーランスとなって、早2年が経ちました(弁理士登録して3年8か月)。今年は、我が家にとって“介護元年”とでも申しましょうか…(3年前から兆候はありましたが…)、義父母の体調が急激に衰え、何かと事務手続きやら付き添いやらでバタバタとした一年でした。
そんな中、仕事はごくごく細々と、息も絶え絶えに継続。成果を列挙すると…
・1年越しで制作していた書籍が完成
・お客様案件での意見書→登録 初体験(自分のは去年体験済み)
・委員会活動にて知財授業5件(含:母校キャリア授業)
・調査業務開始
・来年度に向けたチャレンジ手続き1つ
うっわぁ~、振り返ってみると、ほとんど何もしていない?! いやはや、今年は介護スキルの研鑽に励んだ一年となってしまいました。。。両実家の両親の体力が、この先も徐々に衰えゆくことを考えると、この先の四半世紀はこんな感じのまま?! なんだか気が遠くなりつつ、2017年の残りの日々は、心静かに、今年の反省と、来年の目標設定をしたいと思います。
お世話になった皆さま、この場をお借りして、一年のお礼を申し上げます。ありがとうございました!
【著作権10大NEWS】 IT Media掲載の「著作権10大NEWS」…今年もイロイロありました。来年も、著作権がらみのTOPICSには事欠かない予感…仕事机周りのカレンダーを入れ替えて、来たる2018年に向けて気持ちを新たにしています!
本日仕事納め。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
2017年12月27日 (水)
団塊世代が傘寿の頃
いわゆる“団塊の世代”というのは、おおよそ1947年~1949年頃に生まれた人たちで、目下70歳目前の前期高齢者。まだまだお元気に人生を謳歌中かと思いますが、あと10年ほど経つと、軒並み80代に突入し始めることになります。
一方、生涯未婚率は年々上昇し、現在は男性のおよそ4人に1人、女性の7人に1人が未婚とのデータもあるようで。団塊世代の未婚率は、今とは違って数%(約2%くらい?)だとしても、来たるべき2030年頃には、団塊世代約806万人のうち、16万人程が独り身ということになります。
先週、会社勤めの友人から聞いたのですが、ある日、同僚から急に「今日は会社を休む」と連絡があったそうで。。。その理由が、お隣さんが倒れたので、救急車に乗って付き添い、後から保険証を探して持っていくなどの対応に追われたからなのだとか?!
未婚の人のみならず、高齢化社会では独居の人もどんどん増えていく傾向になることは否めず、“遠くの親戚より近くの他人”を頼らざるを得ない場面も増えていくことでしょう。これまでには想定し得なかった未曾有の事態が起こりうる時代。。。「介護離職」をしてくれる人がいればまだしも、公的な社会保障だけが頼りの人の増加は、日本をどんな形にしていくんでしょうか…?
――と、身近に老人が増えた私は、悲観的なことばかり考えるようになりつつありますが、若い人にはそんな心配は、まったくの他人事に映るのが世の常。政策立案っていうのも、誰のどんな視点で行うかで、全然様相が変わってきそうですね~。
写真は、夫が昨晩、出張帰りに写した“東京ミチテラス”の一画と、おみやげの日経サイエンス(笑)。久々の雑誌ですが、「胎盤の不思議」という記事がおもしろそうでした!
“ミチテラス”は明日までのようですが、人生の夕暮れも、これくらい華やかに彩れるよう、日々元気に暮らしたいものです~。
2017年12月26日 (火)
今年の漢字
先々週、今年の漢字が発表され、例によって清水寺にて「北」と揮毫されたそうで。まぁ、「北」にはさんざん振り回されており、今年に限らず、、、という印象もありますが、象徴的ではありました。
で、私自身の今年の漢字も一考――
挑
今年は、コレかな?! 思えば、ささやかではありますが、いろいろなものに「挑(いど)」みました(笑)。来年は、チャレンジの結果が実って、「実」になるといいなぁ~!
【wine】 昨日は不思議とワインづいた一日。朝いちばんで、カタログ・ギフトで頼んでおいたボルドー・ワインが届いたのを皮切りに、友人のFBのクリスマス・マーケット・レポートを読んでグリューワインが飲みたくなったり、ウォーキング中に聴いていたラジオから、イタリア語の“ombla”という単語が聞こえ、調べてみたら、「影」の他に「ワイン」という意味があることを知ったり。。。
夫不在のクリスマス・ディナー第2弾は、息子リクエストの手ごねハンバーグ&早春ジャガイモ。アサヒ飲料の「ほっと ゆず・かりん」をワインで割って、電子レンジでチンしたら、お手軽なわりにとっても美味なグリュー・ワイン風飲料になりました~(^0^)♪
夜、10時前になってようやく帰宅した夫が、GIOTTOの巨大なショートケーキをおみやげに…! 夜、こんなの食べちゃってイイのか?!と思いつつ、ペロリ♪ ご馳走さまでした~。
【天地明察婚】 密かにお慕い申し上げる岡田准一さんが()、宮崎あおいさんとゴールインとのニュース。我が家では“天地明察婚”と言っています(笑)。“算哲とえん”のような、素敵なご夫婦になりますよう――
2017年12月25日 (月)
仮面ライダー ビルド
今期、ものすごく久々に“仮面ライダー ビルド”を家族で観ています(苦笑)。物理学者が主人公という触れ込みだったのと、毎回表示される数式をネタに家族で話すのが楽しく、クウガ以来の面白さ!
ところが、昨日の放送で、イケメンの若い天才物理学者でビルドに変身する主人公が、実は、顔を変えられたマッドサイエンティストだったことが判明?!
「え? これってどういうこと?」という、番組内での取り巻きのつぶやきに対し、私が、
「本来の物理学者はイケメンじゃないってことだよ」と応えてみせたら、息子も夫も苦笑いしていました。
私としては、かつて高校生クイズで一世を風靡したイケメン〇村くんを思い出しながら本作を観ていたのですが、実は、天才物理学者のもとの顔は全然違った…という今回の展開に、妙に納得感を持ってしまいました。 人の“見た目”と職業の選び方に相関関係があると考えるなんてナンセンスだとは思いつつ、心のどこかで、「あの外見で天才物理学者はないよなぁ…」と思っていた自分に気付き愕然(苦笑)。カッコいい人は学者にはならない、なんてことはないと思いつつ、少なくとも、性格や考え方は確実に“顔”に現れるとも思え、その中身は周囲の仲間にも大きく影響される。。。ってことは、やっぱり人間は、中身を磨いて、イイ仲間を見つけないと!ですね(笑)。
全国のちびっこは、今期の仮面ライダーから、何を学んでいるのかな~?(笑)
【量子力学と生命】 目下、夫がこんな本を読書中。読了後は私に回ってくるはずですが、どんな内容なのか、興味津々…“顔の変え方”なんて書いてないよね?!(とはいえ、読んでいる時間がなさそうなので、夫にダイジェスト解説をお願いしちゃおうかな~?)
2017年12月24日 (日)
Merry Christmas (Happy Holiday)♪
本日、クリスマス・イヴ。昨晩、ひと足早く、クリスマス風ディナーに。かなり手抜きで、鶏肉と野菜をオーブンでごった焼きして、生協で買いおいてあったスポンジも、デコレーションは省略して生クリームとフルーツを添えただけ(汗)。それでも最近は、外食とか市販のモノより、家で作りたてを食べるのが一番おいしく感じてしまう安上がりな我が家♪
クリスチャンではありませんが、クリスマスは家族や親しい人と家でほっこり…というのが我が家流。この季節になると、母校で聴いたマザー・テレサの講演を思い出します。
皆さま、暖かで素敵な聖夜をお過ごしくださいませ――
【クリスマス・プレゼント】 昨日は夫が実家と老健を訪れ、義父にリュックをプレゼント。義母は「どうして私はココにいるの?」を連発していたそうで、やはり我が子には忌憚なく疑問をぶつける模様です。。。
2017年12月23日 (土)
老健で恋バナ
水曜の午前中、新しい施設に入所したばかりの義母の様子を見に行きました。
9時ちょうどに着くと、朝食後の食休みで、食堂のテーブルにいた義母。私を即座に見つけて手を振ってくれました。意識はとてもしっかりしていて、あいかわらずキチンと話すことができ、短期記憶が飛んでしまうのが到底信じられないほど。
しばし、あれこれとおしゃべりしていたら、どうも義母がチラチラとお隣のテーブルの男性に視線を向けているのに気づきました。ハテ?という顔をして見せたら、「あのグレーのセーターを着た人ね、同じ部屋の人なんだけど、作曲とか作詞とかしているのよ」と話し出す義母。なんでも、昔、何度か、その男性が手掛けた曲を使った舞台を見に行ったことがあるのだとか?! 「よくその人だって気付きましたねぇ?!」と驚きつつ尋ねたら、「そりゃぁ、何回か観てるから顔も覚えるわよ」とのこと?!
興味津々でしげしげと見ると、なるほど、品のいいロマンスグレーのお洒落な紳士といった趣で、若かりし日はさぞやハンサムだったろう…と思われ(笑)。男性の方も、義母が視線を投げているのに気づいている雰囲気で、なんとなくまんざらでもなさそうな面持ちに思えたのは、私の恋バナ好きが高じての錯覚か…(笑)。
「昔、舞台を観た話、されたんですか?」
「してないわよ。だって、こんな風に老いさらばえた姿を見られたと、思われたくないでしょうし…」
「いやぁ、でも、嬉しいかもしれませんよ?」
「そうかしら~?」
「同じお部屋なら、何度か顔を合わすこともあるでしょうから、機会があったら、それとなく話してみたら?」
「そうね~」
義父が聴いたら、ちょっと心がザワザワしてしまうかもしれませんが、このくらいのウキウキ感があってもいいよね…と思いながら、いつになく浮かれたおしゃべりを楽しみました。
(後で確認したら、さすがに男女同室はないようで、義母の“同じ部屋”というのは思い違いだったようです)
この日はさらに、義母の妹さんの若かりし日の恋愛話も拝聴――画家と恋に落ち、身内の反対を押し切って結婚したのだとか。。。お金には苦労しっぱなしの上、最愛の人には先立たれたりで、妹さんを気遣う義母は、「私が元気な頃は、主人に内緒でお小遣いを渡したりできたんだけど、今はこんな風だから、妹が心配でねぇ…」とお姉さんの顔。「苦労するよ、って何度も言ったんだけど、聞きゃぁしなかったのよね…」
よもや老健のお見舞いで、こんなロマンスが聴けるとは思わず、いくつになっても恋心は大事だな…なんて思ってしまったのでした。街はクリスマスのイルミネーションでロマンティックですが、恋心は季節関係なく年中無休のようで♪
【Memo】 もちろん、恋バナ以外にもちゃんと、様子見してきました。夜のパットはまだ必須の模様。ご飯に対する食欲は今ひとつのようですが、なみなみ注がれたおやつの苺牛乳は完飲。リハビリ体操はしっかり取り組んでおられました~!
2017年12月22日 (金)
中国の知財法制度の動き
先日、「中国の知財法制度の動き」という講演を聴いて来ました(cf.)。技術が一足飛びに躍進し、モラルも環境意識も徐々に上がって、法的な整備が急激に進んでいる印象を受けているため、実際のところどんな状況なんだろう?という疑問を抱きつつ――。
講演者の蔡(Sai)先生は、豊橋技術科学大学で教鞭を取っておられる中国人の方でした。母国で機械工学と法学を学ばれた後、日本で法学博士を取られたそうで、既に日本語も流暢に操っておられました!
講演内容は、中国における昨今の知財保護の全体的状況報告から、専利権保護に関する法制の動き、反不正競争法の主要部分解説、商標保護その他に関する改正の動向…と盛りだくさん。
大味の感想にはなりますが、“一帯一路構想”と並行して、中国が、国を挙げて科学技術強国を目指し、司法主導で国民の規範意識を本気で高めていく決意が感じられました。以下、自分用のメモと、後日要確認事項列挙。
・(知財系)民事訴訟事件数継増、刑事事件数減少
・民事一審事件の内訳(著作権64%、商標権20%、専利権9%、技術契約・その他数%)
・審査効率&質アップにより知財行政一審事件は減少傾向(商標5990件、専利1123件)
・北京、広州、上海の知財専門裁判機構に加え、南京、蘇州、武漢、成都にも
・民事賠償額の引き上げと懲罰的賠償適用推進(2-3倍~5倍:最大300万人民元)
cf. Panasonicの著名商標に関する訴訟では300万人民元の全額賠償成立
・裁判結果への満足度向上により、再審率45%減、調停による訴訟取下率大幅増
・専利法第四次改正案:間接侵害(幇助・教唆、従属説)、部分意匠導入、意匠権保護期間延長(15年へ)
・審査指南:ビジネスモデル特許のハードル下がり、専利権無効のハードルは上がる
・FRAND条項に関し、権利者にも被疑侵害者にも明確な非がない場合、差止は認めない(?)
・ダブルトラック問題解消:無効の抗弁は認められておらず、行政で無効の場合、人民法院は起訴却下
・反不正競争法(6~12条):不正行為の対象拡大
・商標の認定方法や審査基準改訂
・国家版権局「著作物の電子登録証の規範化に関する通知」
今回の講演内容は、今月発売の『年報知財法2017-2018』というムックにも書かれているそうなので、不明点を確認すべく、読んでみたいと思います。。。(うっ、お財布が…)
【3月イベント】 来年3月には、以下のようなシンポジウムも行われるそうです。
・3/10:デザイン法制シンポジウム「EUデザイン保護制度の現状と未来(仮)」
・3/30:情報・イノベーション保護国際シンポジウム
アメリカやドイツから錚々たるゲストがいらっしゃるようですが、英語で議論できるレベルでないと、参加不可なのかしらん…?
2017年12月21日 (木)
アニメーション商標?
先日、『別冊Patent 第17号 Vol.70.2017』の、「音の商標の識別性と類似性」という、上野先生の記事を拝読していました。その中に、“「音」が文字や図形等と結合して標章となることは認められていない”との記載――
確かに、商標法第2条1項柱書の商標の定義によればその通り。これまで意識してきませんでしたが、コレは、アニメ・ファンの私にはちょっと看過できません(笑)。アニメーション・ロゴって、既にイロイロありますが(映画製作会社のロゴやモーション・ロゴ等)、まさに、「文字・図形・記号、(3Dテレビが実現すれば立体的形状若しくは)色彩と音との結合」の動的商標ですね。現状は、こうした類いの商標は、音商標と動き商標とで別個に登録を受けていますが、音と動きのリンクのさせ方も固有な特徴の一部と考えると、無駄に広い権利範囲の占有を許している(強いている?)ような感じがしてしまいます。
登録と侵害の場面における類似性判断において、アニメーション・ロゴが、音商標と動き商標とで別個に登録されている場合と、(まだそんな登録はできませんが)アニメーション(映像)として登録されている場合とで、効力がどの程度変わるのか等、つらつら考えてしまいます。
上記記事では、音商標を一つの素材として、商標の類似性判断と、著作物の類似性判断の関係や在り方についても、検討する必要がある旨、指摘されています。
2017年12月20日 (水)
ヘルプマーク
都営地下鉄内のいくつかの駅でもらえる“ヘルプマーク”。脳外科手術を受けた知人から教えてもらい、私ももらってきました。実家の両親に、これを付けた肩掛けカバンをプレゼントしようかと。
間もなく、両親とも80歳を超えるので、両手を空けて歩ける鞄と、万が一どこかで倒れた時のための保険が必要かなぁ~と思いまして。。。
夫も、実家の父に軽いリュックを買ってきていたので、それにも付けてあげることにしました。ヘルプマークにお世話になるようなことがないことを祈りつつ、お守り替わりに!
【老健お見舞い】 本日は老健に義母のお見舞い。最初の2週間はペース配分を様子見するとのことでしたが、ちゃんと起きてレクリエーションに参加しているでしょうか…?!(でもって明日は、実家のリビングの介護ベッドが、自費ベッドに交換されます…)
2017年12月19日 (火)
異なご縁3つ
先週、友人がわざわざ、「普段の会話の中に、“弁理士さん”が出てきたよ~!」と報せてくれました(笑)。
なんでも、仕事で大学の先生と話していた際、「飲み屋で偶然知り合った弁理士さんに、これまでに数十件の特許出願をお願いしているけど、全部通った」とかいう趣旨のお話しだったとか…。“飲み屋で偶然知り合った”ってところが、異なご縁ですね~! やっぱり、仕事は赤提灯の下に転がってるのか?!
世の中、いろんな異なご縁が転がっているものですが、以下の3つは、私が最近直面した異なご縁。。。
ある日、夫が来年度、外部講師として週一で出向くことになった大学の前任者と飲んでいたら、「教え子の中に、弁理士になったヤツがいる」という話を聞いたそうで。名前を訊いてみたら、なんと、近所で事務所を開業していて、私と1度だけメール交換したことのある人でビックリ仰天!! 珍しい苗字の人だったからすぐに気づいたけれど、フツーの苗字だったら、このご縁には気づかなかったかも。
また別の日、委員会活動でご一緒した先生と、仕事の後でランチしながら世間話をした際――その先生が、「今、着物の着付けに凝ってる」という話をされたので、「私がよく拝読している知財系ブログの中に、読書会サイトがあるんですが、そこによく、着物を着て参加されてる女性の先生がいるんですよ~」と話したら、「あ、それ私だ!」とのこと(笑)。ブログの中のボカしの入った写真で見ていた人と、現実に遭遇するなんて、奇遇~!
で、これまた別の日、私が、日頃からお世話になっている先生から紹介していただいた、クラウドソーシング的な仕事をすることにして、その打ち合わせに出向いた時のこと――数人集まった人たちの中に、委員会活動でご一緒している先生の顔が?! この先生とは、研修でもちょくちょく顔を合わせるのですが、なんだか神出鬼没のフットワークの軽さ…。
まぁ、それだけ知財業界が狭いってことかもしれません。(狭い割に、私の耳にはEPAの妥結内容の詳細は聞こえてきませんが…?)
【佇む鳥】 ひときわ冷え込んだ昨朝のウォーキング、物思いに耽るかのように、川縁に佇む鳥が2羽…。心が洗われるようなキラキラした朝陽でした。
2017年12月18日 (月)
今年もあと2週間…
早いもので、今年も残すところ、あと2週間――。気張って参りましょう~!
(植木鉢の球根から、ずいぶんと若葉が伸びてきました!)
【介護カテゴリ】 近頃、あまりにも多くの記事を、介護ネタに割いているような気がしてきたため、後で振り返りやすいよう、「介護」カテゴリを作成しました。今年に入って、急激に記事が増えているのが一目瞭然。義父母の変化が時系列で把握できます。。。(2017年4月15日の義父の肺炎騒ぎから、ずーっと事態が悪化し続けている感触)
2017年12月17日 (日)
老健入所
昨日、夫と義父とともに、義母の老健入所手続き付き添い。朝一で実家に向かい、荷物を揃えて介護タクシーで向かいました。
一昨日リハビリ病院を退院し、脳神経内科で認知症の診察を受けてから、約4か月ぶりくらいに自宅に戻った義母は、それはそれは嬉しそう&なつかしそうで、とても元気に見えました。病院内での食欲のなさが嘘のように、お昼のコロッケパンも、夕食に準備したビーフシチューも、ペロリと平らげ、「すごい食欲ですね!?」と言ったら、「みんなで食べるからおいしいのよ」と言っていました。食卓にもトイレにも、手を軽く支えてあげるだけで、自分の力で歩いて行くことが出来、本当に目を瞠るほどの回復に感動してしまいました。とはいえ、義父の足の調子が悪く、義母を支えるのは到底難しそうなことから、やはり二人で暮らすのは無理と判断し、今回の老健入所を決めたのでした。。。
昨日の朝の義母は、短期記憶がないため、「今日はこれから私はどこに行くの?」と、何度も尋ね、不安な様子。「あと少しリハビリを続けて、お義父さんの補助なしで歩けるようになったら、また帰ってこられますよ。お正月とか休日にも、時々帰ってこられるから、頑張りましょうネ」と繰り返し答え、また新たな施設へ。。。この1年で4か所目なので、若い人でもきっと、記憶が混乱してしまうような目まぐるしさ。。。
子どもたちは皆、両親揃って暮らせるのが一番だと思っており、誰か介助者が一緒に暮らせば、それが最も二人も幸せなのだろうことはわかっているのですが、自分たちの年金もおぼつかず、まだまだ働かないといけない世代なので、同居して多くの時間を介護だけに捧げる生活に踏み切る勇気は到底ありません。再び伸びた猶予期間に、義父が老人ホームに入る決意を固めてくれるよう、引き続き説得を続けることになりそうです。――心配なのは、義父までもが最近、だいぶ認識力が衰えてきたこと。私の実の親がこんな状態だったら、すかさず全収支を聞きだし、データ整理を始めるところですが、男三兄弟というのはどういうわけか、まだ義父が自分でなんとかすると思っているフシがあり、、、。息子というのは、男親に遠慮があるものなのかなぁ…???と、不思議でなりません?????
老健からは、「週に1度はお見舞いに来てください」と言われており、まだまだ多難な三か月になりそうです(リバスタッチという高価な認知症薬を持ち込みで使うため、老健から3ヶ月限定と言い渡されています…)。洗濯も、家族が持ち帰ってするのがデフォルトで、業者に依頼すると、クリーニングよりちょっと割安…くらいの費用が掛かってしまいます。
本日は、長男さんと三男さん夫婦がお見舞いに行ってくださる予定。手分けしてガンバロー!
2017年12月16日 (土)
Patent2017.11(著作物性と著作権)
2017.11の『Patent』は、「著作権」についての特集でした。とかくわかりにくい著作権について、典型的ケースの概略だけでも示してもらえると、だいぶ助かります。
ただ、著作権の捉え方・考え方は、一筋縄ではいかない、というのが本音かもしれません。「こういう場合は著作権が認められ、こういう場合は認められない」と、白黒ハッキリ表明するのは難しいし、グレーの度合いも保証しきれるものではない。。。
たとえば、一般的に、「図形商標に著作権が認められるケースはあまり多くない」と言われますが、私が自分の事務所用の図形商標を作成する際、ラフスケッチは自分で描き、ブラッシュアップはデザイナーさんに依頼し、素案10点ほどの中から私が選択し、さらに色味や曲線などの調整を依頼――という経緯があります。このようにして生み出した図形商標に、著作権はないのか? さらに、この図形商標を商標登録出願する際、私はデザイナーさんに、自身の創作範囲の著作権は主張しないことを依頼し、飲んでもらいましたが、こういう手続きは不要だったと言えるか…?(※) つまり、権利判断をするタイミングやフェイズによっても、判断は変わると思われます。
一方、CRICのサイトにもある通り、一般的に、「子どもの絵も立派な著作物」というのが通例です。著作物とは、(1)思想又は感情が(2)創作的に(3)表現されたもの、であるところ、子どもが天真爛漫に描きなぐった絵であっても、著作物であるということ。にもかかわらず、イスだの机だの、プロが丹精こめてデザインした、いわゆる応用美術と言われる範疇の意匠は著作物ではない…という論理を、一般の人は納得できるものでしょうか…? 数々の判例が、ロゴマーク等の著作物性を否定していますが、「著作物性はあるものの、デッドコピー相当の対象にしか権利行使し得ないほどの効力しかない」と言ってもらった方が、納得感があるような気がしてしまいます。
個人的には、「意識のある人が、誰の著作物にも依拠せず(依拠したとは意識せず)、自らの手で何かを形作ったら(表出させたら)、そうして出来た(出てきた)モノには、とりあえず“著作物性”はある」というのをスタートラインにして、その後、「このタイミングやフェイズで、このモノに著作権を主張し得るか?又は認められるのか(認めても社会的混乱はないか)?」と考えるようにしています。
まだまだ勉強不足なので、グレーゾーンを狭めていく努力が、もっともっと必要なのですが、あまり厳密に考えると、世の中が回らなくなる恐れを感じるのも事実。ほんと、著作権はむずかしぃ~!
【アンチ・レッシグ?】 『知財の正義』
2017年12月15日 (金)
今週はドッタバタ(T T)
今週は、頭からイロイロあり、1つの研修を除き、仕事は全キャンセルせざるを得ませんでした。ヘコむ~。。。以下、今週のプライベート備忘録転載;;;。
□リハビリ病院で、退院前の医師との定期面談有無確認
□ケアマネさんとスケジュール調整
□実家に赴き、義母退院時の洋服準備
□某確認書に、義父の署名・捺印・割印受領
□ケアマネさんとの月一の担当者会議に同席
□ケアマネさんと、退院・老健入所時の介護タクシーと、緊急対応の打ち合わせ
□ケアマネさんと、介護ベッドの返却と自費貸与の相談
□介護タクシー予約
□実家のゴミ引き取りサービスの、ビン缶対応の確認
□リハビリ病院に赴き、理学療法士さんから、退院~老健入所までの義母の介助指導受け
・車椅子段差介助:https://www.youtube.com/watch?v=ut4S2l0PCWI
・歩行介助:https://www.youtube.com/watch?v=1JprH8zs9FQ
□室内用車椅子の自費レンタル手配と、実家での受領作業
□退院に備え、病院の備品持ち帰り
□老健入所時の持ち物準備(買物も)
□老健内での服・下着・パジャマの上下5着ずつと靴下に名前付け(40か所ほど)
□退院付き添い
□退院後、認知症病院で義母の診察付き添い&薬受領
□病院から実家へ送り届け、義父母の夕食準備
□老健入所付き添い・手続き
5泊6日分ほどの冬物衣料に、全部名前を付け、それを旅行用のトランクに詰めて実家に運んだ昨朝は、「これが海外旅行の荷物ならなぁ~…」と、成田に向かう自分を夢想…(苦笑)。なんにせよ、息子を放ったままで諸々対応しているので、気持ちはいつも焦っていて、必要最低限のことをしたら速攻ダッシュで帰宅――…忘年会シーズンですが、ほぼほぼ断念。。。…こんな状態でも、まだ「夫婦で自宅で暮らしたい」って、、、お気持ちは本当にわかりますが、無理だと思うんだけどなぁ~? いずれにせよ、今日明日が正念場!
【マッシュド・パンプキン・グラタン】 こんな慌ただしい週は、超簡単なカレーとか南瓜グラタン(笑)。意外にイケる♪
2017年12月14日 (木)
今年最後の知財授業
先日、今年最後の知財授業終了~!
某小学校の高学年のお子さんを対象に、キャリア教育と発明工作の2本立て。複数人の弁理士先生で担当しました。“弁理士”という言葉を聴いたことがある人が数人いたのは驚きでしたが、大部分は“便利屋さん”だと思っていた模様(笑)。
ほぼボランティアベースの活動ですが、子どもたちを相手にすると、なぜかこちらもエネルギーをもらえる気がするのが不思議。今回も、いろいろユニークな発想に触れられて、楽しいひとときでした。
個人的には、「知的財産は、他の有体財産とは異なり、皆で共有できる」という特徴を認識して欲しくて活動している面もあるのですが、知的財産“権”について説明すると、どうしても「ひとりじめできる」とか「いいアイディアを思いついたら、出願するまでは人に話しちゃダメ」とかいう話に。。。もちろん大事なことではありますが、道徳が必修化される中、ちょっと利己的な感じが拭えず、ジレンマを抱えることになります(苦笑)。とはいえ、小学生も高学年ともなると、「儲かりますか?」「お金をかけて出願しても特許が取れないことはありますか?」等、現金な質問も飛び出し、“シェア”と“モノポリー”のバランスは難しいな~、と感じます。
毎度のことですが、ご一緒する先生方のプレゼン・スタイルや、お話しの内容や、これまでのプロフィール等がとても興味深く、特に、育児をしながらどんな風に仕事に取り組んできたか、という話には勇気をもらいました。今後は、“介護をしながらどんな風に…”という話も増えてくるのかなぁ~。
ともあれ、これでようやく年末を迎えられる感触。。。あ~、今年はまだ年賀状が手つかず(印刷だけはしたんですが…)!! 62円に値上がりするタイミングで(12/15~1/7は52円据え置き…)、メールをちょくちょく交換する友人たちへの年賀状送付はやめようかなぁ~?
2017年12月13日 (水)
NHKの存在意義
先週、最高裁で、NHKの受信料徴収は「合憲」との判断がなされました。世の中には、思いのほか多くの不払いの人がいることは、ちょくちょく報道されている通り。今回、最高裁の判断が出たことで、改めて“NHK(技研含む)の存在意義”について考える機会となりました。
先週の“あさイチ”で、ディーン・フジオカさんがゲスト出演した際、「最近のマイブームは“ルービック・キューブ”です」とコメントしたのを受けた有働アナウンサーが、「ホントは、“立体パズル”とかって言わなきゃいけなかったかな…」というようなニュアンスの言葉を発していました。そういえば、昔なら、ブランド名はすべて隠して、極力中立性を重んじていたNHKですが、最近はずいぶんとラフになっています。不可抗力で、特定のブランドの広報を担ってしまうことは、意外に多いのではないでしょうか。
公共放送という位置づけで、TVを持つ世帯から一律に受信料を徴収するというのは、このインターネット時代にあって、どんな意味があるのか…?
我が家は、朝のニュースと、夜のお気に入り番組くらいしか見ないにもかかわらず、それでも、同じ映像がかなり使い回されているのに遭遇するため、受信料は「ちょっと高すぎるな…」という印象ではあります。ただ、NHKの2,3の番組は大好きだし、BBCと同じく、番組制作をプロデュースする人達の“良識”に、ある程度の信頼を置いています(TOPへの信頼が揺らぐ事態はありましたが…)。
NHKの存在意義が、ひとえに中立性にあるとすれば、人間が制作に関わる限り、“完全中立”というのは有り得ないし、国会中継や大相撲中継をするから公共だとも言えない。むしろ、民放が趣向を凝らして、国会中継したっていいと思うし。。。スポンサーが付かないけれど、放送の価値があるというものを一手に担うなら、それだけに特化した国営放送があってもいいんじゃないか…(それは別に、TVでなく、専用のストリーミング・チャンネル開設でもいいような)。。。スポンサーが付かないのは、見せ方に工夫が足りない企画力不足じゃないかとも思えたり。。。
こう考えると、やはり、NHKに求められるのは“良識”に裏打ちされたコンセプトじゃないかと。「地球保全」とか「戦争回避」とか「人権確保」とか「相互扶助」とか、ある意味、大仰に聞こえるような“基本”を、人として当たり前のこととして、思い起こさせてくれる存在。それ以外に、民放と区別する要素があるでしょうか…? 紅白歌合戦の視聴率を云々している時点で、民放と区別する要素って何なんだろう…?と思ってしまうのも事実。
考えても、なかなか本来の意義を見い出しづらくなっている中、我が家が忠実に受信料を払うのは、ひとえに、NHKのプロデューサーが作る番組が好きだから、スポンサーになっているだけ…というスタンスになりそうな感じ。(逆に言えば、「なんじゃこりゃ?」な番組ばかりになったら、払いたくなくなるということですね)
【British-hills】 TVを観るのは、ひとときの異世界感覚を味わいたいため、という場合も多いですが、福島に、こんな施設があるそうですね! その名も、“British-hills”。とりあえず、「ニュートン」という名前の棟に泊まってみたい♪!
2017年12月12日 (火)
2017年12月11日 (月)
著作権法 附則 第5条の2
かねがね、もっと体系的にきちんと著作権法を把握したいと思っている私。今のご時世、複製の技術的ハードルは限りなく下がっているにもかかわらず、現行著作権法には、そうした技術的アップデートが、パッチワークのように反映されているため、わかりづらいことこの上ないからです。生活の中で遭遇するごくごく普通の行為すら、「これって、著作権法的には、セーフ? アウト?」ということが、自信をもって判断できないのは、情けない限り。
先日、よく拝読するサイトで、「図書館とコピーの(実は)複雑な関係 ~スマホで撮っちゃダメですか?~」という記事を読みました。その中で紹介されていて、お恥ずかしいことにその存在を知らなかったのが、“著作権法 附則 第5条の2”。「こんな大事なことが、“附則”~?!」と唖然。世の中の何%くらいの人が、この附則を知って、コンビニのコピー機を使っているんだろうか…??
善良な市民なら、日常生活において法律になんて関知せずともフツーに暮らせるのが、よい社会…という観点からは、コンビニでの日常行為が不法にならないよう、誰かの温情でひっそりと規定された附則なのかもしれませんが、「それでいいのかなぁ~??」という疑問は拭い切れず…。 国民に周知されていない法律を、「守れ」と言われても、どうにも納得できないのは、私だけ…?
最近は、「Googleグラスみたいなものを装着すれば、観るものに関する権利関係や制限状態が一目瞭然!」になるようなガジェットを夢想しています(苦笑)。とりあえず、つまみ読みしている3冊の本を、きちんと読まないとなぁ~!!
【cf.】 JASRACのコンサート使用料計算式
2017年12月10日 (日)
替え歌遊び
先週、息子が、タケモトピアノのCMソングに載せて、
「ケンカ売ってちょ~だい!! みんなまぁるく〇〇ピアノ♪」
と歌っていました。それを聴いた私が、ケラケラ笑うのを見て、
「“ケンカ”と“まぁるく”が絶妙でしょ?」
とニヤニヤ。そこで私が
「油売ってちょーだい!! みんなまぁるく〇〇ピアノ♪」
と応酬(笑)。
「“油を売る”のと“まぁるく”も、なんか絶妙じゃない?」
と言ったら、さらにニヤニヤ。
日常のささいな一コマですが、こういう時間が大好き。
2017年12月 9日 (土)
No Risk, No Fun
先週の「プロフェッショナル仕事の流儀」をご覧になった方、多いのではないでしょうか…。ベルリンフィルのコンマスを務めておられる樫本大進さんの回。いやぁ~、惚れました(笑)。世の中、素敵な人は多けれど、真剣な表情とチャーミングな笑顔のどちらもが、あんなにも自然で、酔うようにバイオリンを奏でるのに、すごく素直―― 当たり前のように努力家で、真摯で、開けた性格―― オーケストラをまとめあげようと奮闘する様は、さながらベンチャー企業の若いカリスマ社長のようでもあり、200年・300年前に作られた曲にも大胆なアレンジを加えて解釈し直す貪欲さ―― 「“音楽”っていう日本語が好き」だそうで――あれだけの厳しいレッスンを繰り返して尚、“楽しい”を追求できるって、スゴイなぁ~。
全編各所に、印象的な言葉の数々が散りばめられていました。。。
「泣いてる暇があったら練習しろ」
「おまえはどうしたいんだ?」
「楽しまなければ、いい音楽は生まれない」
「音楽家は、音楽だけで出来てるんじゃない」
「リスクを楽しめ」
「納得させられた、これからは、君の大ファンだ」
「誰も開けてくれないので、自分で開けるしかない…」
「いつも不満でいる」
「プロフェッショナルとは、自分の仕事を心から愛して、楽しみながら取り組んで、先へ先へと進むこと」
Bravo!!
2017年12月 8日 (金)
新品レンジフードの1週間後
11月末に仮設置してもらった新品のレンジフード。給排気口の左右が逆だったもので、仮設置の1週間後に、改めて交換してもらいました。それに先立ち、たった1週間ではあっても、料理するのは毎日のことなので、それなりに汚れてしまっているだろう…と、レンジフードの中を掃除することに。。。“お掃除しやすい”特徴はさすがに感動モノで、解体した部品を洗剤で洗いました。受け皿に溜まっていた油は5ccくらいだったでしょうか…? 周囲に十数滴の油が溜まっている程度でしたが、「1週間でも、こんなに溜まるのか~!」とビックリ! こりゃぁ、長くキレイに使い続けるには、できれば、このレンジフード掃除を毎週末のルーチンにする必要があるなぁ…、と感じました。でもきっと、来週末くらいには、そんな意気込みは忘れ去って、半年後くらいにやっとこ中を覗いて、悲鳴を上げている自分がいるんだろうなぁ…と予想しつつ…。
2017年12月 7日 (木)
義父のミルセラ注射
昨日は、義父の腎臓機能改善のホルモン注射付き添い。朝、血液検査と尿検査をして、結果が出るのを待ってから、昼前に診察。
クレアチニン値(基準値0.65-1.07mg/dl)については、9/20時点では1.87Hだったものが、10/14には1.56Hまで下がっていたのに、この日は再び1.80Hに戻っていました。これは、先月のCT検査のために造影剤を導入したためですが、医師の診断は「まぁまぁ」とのこと。食事も、注射も、この調子を維持すればOKだとか。「諸々の数値全体のバランスを見ると、いい感じなので、この調子なら100歳までいけますよ!」と陽気に言っていただきましたが、頸動脈狭窄等、あちこちに爆弾を抱えたままの状態の義父は、「そうですかー!」と笑いながらも、複雑な表情。
義父がホルモン注射を受けるのは初めて見ましたが、中外製薬の「ミルセラ」(50μg)という注射を、右腕に打っていました。重篤な人は静脈に打つところ、父のような軽度の場合は皮下注射なのだとか。造血作用を高める効果があるので、いわゆるドーピングに当たり、オリンピックでは、この薬も引っかかってしまうのだとか(葛根湯もNGらしいですね?! キビシ~!)。この注射を、今後毎月1本打たなければならないようで、再び来月の予約をして終了――。
この手の薬も、以前に比べればだいぶ安くなっているようですが、それでも1本1万円以上。医療保険の先行きを心配しますが、注射を打ってくださった看護士さんは、「診療報酬改定で、病院はこれから大変ですよー」と言っていました。(医師会の主張が通ったんじゃなかったっけ?)…と内心思いつつ、「いろいろ大変ですよね~」と相槌。いやいや、ホントにいろいろ大変です。
お昼に、お蕎麦をご馳走になりながら、そぉ~っと、介護付き老人ホームの無料体験入所のパンフを見せてみましたが、「入居金数千万なんて、何年いるかわからないのに、払う気にならないよな」と、一刀両断(苦笑)。(月々払いのプランもあるんだけどなぁ~)と思いつつ、実子でもない私が強硬に主張するわけにもいかず。。。
「やっぱり夫婦は、一緒に暮らさなきゃダメだと思うんだよ」とおっしゃり、あくまで“自宅で”“一緒に”がご希望の模様。。。どのくらいのヘルプがあればそれを実現できるのか、目下の義父母の状況を冷静に見るにつけ、頭を抱えてしまいます(ケアマネさんからは、ケアワーカーさんや家政婦さんの派遣所を何か所かご紹介いただいています)。義母の入院上限日まで、あと2週間ちょっと。。。
(それにつけても、朝食・昼食時に、大量の薬を服用する義父を見ていたら、なんだか人体の自然体って何だろう?と思えてしまいます。薬の力で造血し、薬の力で心筋に血液を送り、薬の力で排泄を促し、薬の力で血糖上昇を抑え、薬の力で睡眠導入する――助けを借りているだけとはいえ、不思議な感じがしてしまうのでした。。。)
2017年12月 6日 (水)
旅先の事故!
先の週末、高校時代の友人から突然のメール。なんと先週、ご両親が旅先で事故に遭われ、お父様は救急車で、お母様はドクターヘリで、それぞれ別々の病院に運ばれて入院されたとのこと!!! 旅先なので、ご両親の自宅からも、友人の家からも遠く離れた場所で、病院にお見舞いに行くのに新幹線を使わなければならないのだとか。
あまりの緊急事態に、とりあえず友人の声を聴いておこうと、電話をかけて様子を伺いました。
すでにかなりご高齢ということもあり、退院後の生活がいきなり心配な状態だそうで、突如、介護生活に突入するかもしれない…と、いろいろ先行きを懸念しているようです。
「親戚間での情報共有の仕方」とか「家のバリアフリー化」とか「ケアマネさんについて」、「介護認定の受け方」等々、「これから、わからないことが山積かもしれないから、その時は教えてね」とのこと。
いやいやいや、我が家もまだそこまで、何から何まで対応しているとは言えず、むしろこちらが参考にさせていただくことが増えそうだよ~、と言いましたが、世代的に、友人同士でいろいろ情報交換して、便利な仕組みで使えるものはどんどん使うようにしたいと思います。無理のない範囲で、がんばって!!!
(ご両親の回復を、心からお祈りします―――!)
【秋空ウォーキング】 昨日の朝は、この秋最後のウォーキング日和のようだったので、風景を堪能しながら…。木の葉や木の実の色付きが、とっても綺麗な季節です。さぁ~て、本日は、義父の腎臓機能改善のためのホルモン注射付き添いからの、義母のリハビリ病院お見舞い! しまっていこー!
2017年12月 5日 (火)
実家訪問
先の週末、実の父母の様子見に実家へ。父母と甥っこ(弟)の誕生日が近かったので、お祝いがてら。部活で忙しい甥っこは残念ながら来られなかったので、プレゼントは弟に預け、大人だけでしっぽり昼食会(笑)。よいお天気で、軒先には渋柿が吊るされ、冬の陽射しを景気よく浴びていました。。。
秋口に千葉の九十九里に遊びに行ってきたという父母から、おみやげをいろいろもらい、私はケーキを、弟はシャンパンを差し入れ。のんびりゆっくりとおしゃべりして、皆の近況報告。
夕方になって、大学生の甥っこ(兄)が駆け付けたので、いろいろインタビュー(笑)。なんと前日、床屋でサッパリと髪型を整え、そのままショッピングモールで彼女さんとデートだったのだとか?! また、数か月前には、お父さん(私の弟)と新橋で生ビールのジョッキを2杯飲んだのだとか。。。「お酒、何が好き?」と訊いたら、「ビールかな~? ワインはちょっと苦手かも…」と言っていました。「でも、なんでもイケるよ」と言うので、皆で飲んでいたワインをグラスに注いであげたのですが、いまだに未成年のような気がして、おかしな気分でした。
姪っ子の就職も決まって、学校のない時はちょくちょく働きに行っているとか、甥っこ(弟)はやたらと背が伸びたとか、部活が忙しいとか、四方山話。
久々に両親や親戚の元気な顔を見て、ほんわかと温かな気分になり、5時頃に帰路につくと、暗い夜空に、大きくまん丸なお月様が浮かんでいました――。
【授業最終日】 今日は息子の予備校授業最終日。7年間作り続けたレギュラーなお弁当も今日が最後。明日以降は、イレギュラーになると思うと、ちょっとだけ肩の荷が下りる感じ…。
2017年12月 4日 (月)
『量子コンピュータが人工知能を加速する』
むか~し昔、お金の勉強と思って、いっとき投資を試みて痛い目に遭った私。先日、その時に作った口座を管理する銀行から、「マイナンバーの登録」を要請する手紙が届きました。法改正によって、過去に投資経験がある人も、登録が必要になったとのこと。登録方法は2種類あり、証明書類と併せて紙で郵送する方法と、スマホで電子的に登録する方法だそうで。。。
そんな折、読んでいたのが、本書『量子コンピュータが人工知能を加速する』でした。これによれば、量子コンピュータがもうちょっと進化すれば、SSL等の公開鍵暗号の肝である素因数分解なんて、あっという間に解けるようになってしまうそうで――。上記のマイナンバー登録の件については、郵送も、電子的登録も、どっちもどっちでリスクはあるものですが、私は郵送を選択(笑)。公開鍵暗号方式より、郵便屋さんの良識を信頼した次第。
それはさておき、本書の面白さ、ハンパない!! “量子アニーリング”という、量子コンピュータの目下の2原理のうちの1つを、最初に提唱したと言われる東工大出身の先生によって書かれているのですが、素人にも読みやすく、とても噛み砕かれています。“アニーリング”というのは“焼きなまし”という意味だそうですが、私は読みながら、刀鍛冶が、熱く熱した鉄を鍛えて、徐々に温度を下げ、堅牢な刀を作るかのような様子を想像しました。量子アニーリングにおいては、この“温度”が横磁場に、“鉄”が量子ビットに、“刀鍛冶”が「ビット同士の相互作用を設定する技術者」に対応しているような感じだったからです。
また、世の中に多数存在する“組み合わせ最適化問題”の、厳密解を求めるために考案された量子アニーリング方式ですが、例えば、山のてっぺんからスキー板を滑らせて、どのようなシュプールを描くか?という問題に対し、従来の計算機や量子ゲート式のマシンでは、シュプール曲線を計算で求めようとしていたのに対し、量子アニーリング方式のマシンでは、実際にスキー板を滑らせてみるかのようなアプローチ!(実際はここに、トンネル効果なんかも入ってくるようで…)。
まだまだ不完全で、数々の課題が横たわっているようですが、フィンテックだのリーガルテックだのに加え、いずれはメディテックとかフィジテックとかスポーツテックとかアートテックとかケアテックとか、とにかくありとあらゆる分野への応用が可能になりそうな気配には、興奮を隠せません(費用対効果の問題はありますが…)。
とはいえ、皮肉なことに、本書を読むことで、人間の脳やヒトの成長・可塑性の凄さが痛感され、シンギュラリティ(汎用人工知能の実現)は、まだかなり遠い未来に思えてしまいました。一方、量子アニーリング方式を採用したD-Waveに当初眉唾だった研究者が、GoogleやNASAがそれを採用した途端、掌を返すように信じ始めたのには、「AI (知性) の研究者が、自分の頭で考えなくてどうする~?!」というツッコミも…(苦笑)。
とはいえ、量子アニーリングにおいて量子ビット同士の“相互作用”の設定が重要なのと同様、量子アニーリングの理論が、分野横断的な相互作用の中から生まれたことは、基礎科学の未知の可能性を示唆するものとして、心愉しく感じられました。当時は怪しげに思われていた理論を、現実化しようと思い立ったD-Waveのローズと、それを後押ししたMITのロイドとファーヒとの、奇跡のような相互作用には、憧憬の念を抱きました。
ともあれ、とかく慎重・厳密な従来の日本のやり方には、もう少し、“とりあえずやってみる”という衝動的な力強さも必要かな~?という、ド素人的な印象が、読後に強く残ったのでした。。。
(次は、『エクサスケールの衝撃』を読もうかどうしようか…??)
2017年12月 3日 (日)
ゲームマーケット at ビッグサイト
先日、ビッグサイトで開催されたゲームマーケットへ。某研究所勤務の友人が、地元の高校生と一緒に「Element Creators」という分子カードゲームを作り、販売するということで、おしゃべりがてら見学に(笑)。
キンキンに冷えた真冬並みの空気の中でしたが、お天気は良く、日差しは暖かでした――。
ビッグサイトでは同じ日、「2017国際ロボット展」も開催されていて、すごい人だったし、この翌日には30回目を迎える「高専ロボコン」も控えており、なんだか熱気ムンムン…!
ゲームマーケットというのは、アナログゲームのイベントです。テーブルトークRPG好きの息子は、きっと来たかったろうなぁ~と思いつつ、キョロキョロとあちこち観察しながら、友人のブースに向かいました。
最近では、様々な研究機関が、アウトリーチの意味も込め、また後進育成の目的もあって、なんらかの形で知財教育に取り組んでいます。今回のプロジェクトは、研究所の一般公開に訪れた高校生たちが、研究所のサークル活動に興味を示し、「コラボして商品開発しませんか?」と持ち掛けたことで生まれたのだそうです! ここ2年ほどの活動の経緯を伺って、すっかり感動してしまいました。
ゲームマーケット自体もかなりの人出でしたが、友人たちのブースもなかなか盛況で、白衣のユニフォームの高校生たちが、開発したゲームについて解説してくれた上、いくつかのゲームをプレイさせてくれました。最近はアクティヴラーニングが徹底しているのか、見ず知らずのお客さんに対しても物怖じせず、実に流暢にプレゼンしてくれて、これまた感動!
ゲームはとてもよく出来ていて、トランプやUNO感覚で遊びながら、自然と化学の分子構造の知識が得られるようになっています。「生体編」と「工業編」の2種類があり、十数種のゲームは1~4の難易度に分かれ、私は、星1つの「C-chain」というゲームと、星2つの「ビタミンハンター」というゲームにトライさせていただきました(化学をゼロから勉強し直したくなりました)。
普通の高校生が、研究所職員にゲーム開発を持ちかけ、アレンジを加え、種類を増やし、デザインして体裁を整え、学校や地域のイベントで紹介してファンを増やし、商品として印刷やパッケージ作り・ネーミング・封入作業もこなし、ゲームマーケットでブース出展するという、ベンチャー的な一連の活動を自主的・能動的に経験しているのが、とても頼もしく感じられました!
おみやげにいただいたグルコース(糖)の分子を模したスワロフスキーのビーズも、キラキラして素敵でした(3年ほど前から取り組んでおられるサークル活動の成果)。宝物にさせていただきつつ、今後の活動も応援します!
2017年12月 2日 (土)
デザイナーが身につけておくべき知財の基本
特許庁サイトに、標題の教材が公開されています。
目下、美大等のアート系のプロフェッショナル養成学校で、卒業後に独立して著作物製作に関わるであろう生徒さんたちに対し、自分自身で自分の権利を守り、他人の権利を侵害しないための処世術を、もっときちんと教えるべきだ!という動きが盛り上がっているようです。(ただ、中にはこんな話も…)
そんな中での本教材のリリース。グッド・タイミングだし、多くの人が一読しておくと良いのでは、と思われます。私も時間を見つけて拝読してみよう~♪
【MEDLEY】 昨日のYahoo!ニュースの中に、MEDLEYという医療情報を提供する会社の記事がありました。これまで、病院にほぼ無縁だった私が、義父母の介護扶助に関わり始めて、何か所もの病院や介護施設を見るようになり、心底、これからの医療の先行きが心配になっているわけですが、この記事を読んで、少し明るい気持ちになりました。
若い人が、古いしがらみに拘らず、どんどんチャレンジするのを見るにつけ、俄然応援したくなります。(それにしても、このMEDLEY創業者の方、中学中退と高校中退という劇的転身をされたようですが、親御さんの太っ腹に舌を巻きます…!)
目下の私は、医師によって言うこと・やることが違う場合の最新情報が欲しい、病院の待ち時間が長すぎる、医療や介護の保険点数の仕組みがわかりづらい、薬が多すぎるし投薬管理がいい加減、医療・介護の各施設で諸々の情報共有をして一気通貫にしてほしい、定期的な通院の代わりにリモート診察は不可能なのか等々、不満疑問はいくらでも噴出します。とにかく何をするにも手続きや同じことの繰り返しが多くて、こんな状況で、男女共同参画とか、無茶ブリもいいところでは?!と憤懣やるかたなし。。。
あ~、自分自身が医療の助けが必要になる頃には、もっともっと、いろんなことが改善されていますように!
(チャレンジングと言えば、PEZY Computingって会社のインパクトもスゴい…)
2017年12月 1日 (金)
弁護士法人事務所へ…
先日、10年ほど前に仕事でお世話になった弁護士さんの法人事務所へ遊びに行きました。“遊びに”というと語弊はありますが、「久々にお話ししましょう♪」ということになり、四方山話をさせていただきにお邪魔した次第(普段はTシャツとジーンズで仕事している私が、久々のピリッとスーツ姿?!)。弁理士になりたての頃、この先生からいただいたお花に、どれほど勇気づけられたことか…。感謝となつかしさの気持ち満載で、伺いました。。。
素晴らしいロケーションの事務所は、クリスマスのイルミネーションでピカピカしており、ビル入り口のセキュリティ・ゲートを通るのに、きちんと登録の必要があって、ドキドキしてしまいました(笑)。やや緊張してエレベーターを上がったものの、久々にお会いする先生は、全然変わらず気さくな雰囲気。あれこれと、ブランク期間のお互いの変化をざっくばらんに話して、「面白いことがあったら、また一緒に何かやりましょうよ」と言っていただき、恐縮至極。本業以外の本の執筆活動にも積極的で、どれだけ睡眠時間を削っているんだろう…?という感じ。
今や、お互いに独立独歩で自身の道を歩いており、とりたてて接点はありませんが、「本が好き」という点だけは変わらぬ共通項かもしれません。友人というのもおこがましいですが、仕事でお世話になった恩人と、こうして再会しておしゃべりできるのは、本当に幸せなことです。またガンバろう~!という気力をいただいて帰ってきました。貴重なお時間をありがとうございました。
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