団塊世代が傘寿の頃
いわゆる“団塊の世代”というのは、おおよそ1947年~1949年頃に生まれた人たちで、目下70歳目前の前期高齢者。まだまだお元気に人生を謳歌中かと思いますが、あと10年ほど経つと、軒並み80代に突入し始めることになります。
一方、生涯未婚率は年々上昇し、現在は男性のおよそ4人に1人、女性の7人に1人が未婚とのデータもあるようで。団塊世代の未婚率は、今とは違って数%(約2%くらい?)だとしても、来たるべき2030年頃には、団塊世代約806万人のうち、16万人程が独り身ということになります。
先週、会社勤めの友人から聞いたのですが、ある日、同僚から急に「今日は会社を休む」と連絡があったそうで。。。その理由が、お隣さんが倒れたので、救急車に乗って付き添い、後から保険証を探して持っていくなどの対応に追われたからなのだとか?!
未婚の人のみならず、高齢化社会では独居の人もどんどん増えていく傾向になることは否めず、“遠くの親戚より近くの他人”を頼らざるを得ない場面も増えていくことでしょう。これまでには想定し得なかった未曾有の事態が起こりうる時代。。。「介護離職」をしてくれる人がいればまだしも、公的な社会保障だけが頼りの人の増加は、日本をどんな形にしていくんでしょうか…?
――と、身近に老人が増えた私は、悲観的なことばかり考えるようになりつつありますが、若い人にはそんな心配は、まったくの他人事に映るのが世の常。政策立案っていうのも、誰のどんな視点で行うかで、全然様相が変わってきそうですね~。
写真は、夫が昨晩、出張帰りに写した“東京ミチテラス”の一画と、おみやげの日経サイエンス(笑)。久々の雑誌ですが、「胎盤の不思議」という記事がおもしろそうでした!
“ミチテラス”は明日までのようですが、人生の夕暮れも、これくらい華やかに彩れるよう、日々元気に暮らしたいものです~。
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