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2018年2月12日 (月)

お見舞い中の笑い話

20180207  先週水曜日、母と共に、CCUの父にCDプレイヤーやら雑誌の差し入れ(雑誌の表紙の桜並木の写真が、まるで新海アニメの1シーンのよう! 完全に虚実逆転の感覚…)。
 まだ絶対安静状態に変わりはなかったのですが、だいぶ血色もよくなっている気がしました。そんな中、笑える話がチラホラ。
 1つは、母がその日のニュースを、メモを見ながら父に解説していたこと。新聞の細かい字を読むのは疲れるものの、ニュースが気になるらしく、母に解説をお願いしたのだとか。母は、自衛隊のヘリの墜落の話や、眞子様の結婚延期の話、株価暴落の話などをしていましたが、新聞記事の解説というよりは、文春砲か?!というような説明をしていて苦笑
 また、父にゴミの日を確認している母にも大笑い。「全然把握してないの?」と訊くと、「そう。お父さんがゴミ係だったから…」だそうで(笑)。「冷蔵庫に、スケジュールとか貼ってないの?」と訊いても、「ない。お父さんの頭の中だけ」だそう。。。
 さらに、前日に母が父に差し入れた本が、カバー付きで置いてあったので、パラパラと見てみたら、なんと、『君たちはどう生きるか』でした(爆笑)。「なんか、こういう時に差し入れる本じゃないんじゃ…?」と言ったら、「お母さんもそう思ったんだけど、(乳がん再発で3度目の入院をしている)友だちが、“こういう時こそ、こういう本がいいのよ”って言うから…」とのこと。ものすごいアンバランス感についつい笑ってしまいました(80歳超の好々爺に本書を勧める母の友人、気が若いな!!)。。。父はおおもとの古い本を、中学生時代に読んだと言ってましたが、ホントかな??
 あとは、、、ちょうど、我々が病院に着いた時に、父がようやく大を排泄できたようで、それにもホッとしました(看護師さま、お世話になりますm(_ _)m;;;;;)。
 病床にいても、笑えることは幸せだなぁ…と、しみじみ。
 今日は、再び弟や母と待ち合わせ、個室へ移動となった父の様子見に行く予定。歩く練習を始めたと聞いてますが、回復具合はどんな塩梅でしょうか…?

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