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2018年2月13日 (火)

没頭…

 先週水曜の超音波検査に引き続き、本日は義父の3科検診。息子の受験真っただ中の我が家を慮って、三男さんがまたも休暇を取ってくださった模様。。。(この連休は、遠方の長男さんも実家に戻り、『クッキング・パパ』で鍛えた腕をふるってくださったようです…m(_ _)m;;;;;)。

 先日、老人ホーム入居がほぼ確定した義父が、電話越しに不安を漏らしていました。「老人ホームに入ったって、面倒みてもらえるのは生きる上での最低限のことだから、他に自分でやりたいこととか行きたいところがある場合、どうすればいいのか、どうやって生きていけばいいのかわからないよ…」――確かに、ホームに入ったからといって、かかりつけの医師にかかりたければ通院が必要で、それをホームの人に付き添ってもらう場合は別途費用がかかるし、ちょっと自主的に外を散歩したいと思っても、脚の調子が悪い時は付き添いが必要で、、、子どもたちも何の気兼ねもなく仕事に没頭できるわけではありません。
 思えば、“没頭”って、スゴく贅沢なことなんだなぁ…と、つくづく思い知らされる毎日です。これまでの男性は、比較的仕事に没頭しやすい状況だったのでしょうが、これからの時代、女性も普通に働き続けると考えると、“没頭”はますます、稀有なブルジョア環境か、はたまた天涯孤独環境でなければ、実現は難しくなるのかもしれません。。。せめて、“短時間没頭”の技術を身に付けて、ココロの充足度を上げられるように工夫していかないと!

 …という記事を書いていたら、『生産性』という本について書かれたブログに遭遇。“限られた資源からこそ、新しい発想が生まれる”という趣旨。確かに、ワーキング・マザーは、何をするにも時間という資源が圧倒的に少ないというハンディがありますが、そんな状況で頑張っている人の“生産性”には、目を瞠るものがありますね。やっぱりこれからは、男性も家事・育児に携わることを、企業は必須にすべきでは?! “没頭”が許される環境は、贅沢なんじゃなく、甘やかされた環境なのかもしれません。

【Lemon】 昨日、父のお見舞いから疲労困憊で帰宅すると、夫が米津玄師さんの“Lemon”をiTunesで購入してくれていました。早速ファミリー共有♪ 疲れていたせいもあるのか、目を瞑って聴いているだけで、涙が次から次へと溢れて止まりませんでした…。昨晩だけで何回リフレインさせ、幾筋の涙を流したか、、、切ない唄声だけれど、心が洗われます――。

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