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2018年2月19日 (月)

Alexandra Elbakyan

 以前から、科学論文のオープンアクセス化や、科学情報のアーカイヴについて考えさせられています。そして、出版社の役割についても――。
 それに付随して、ここ数ヶ月、アレクサンドラ・エルバキアンという女性によるSci-Hubというプラットフォームの活動への関心も高まっています。先週、彼女のこれまでの活動をまとめてくれているサイトの記事を読みました。
 インターネット出現の根本思想から促される、社会の仕組みの再構築に関わる、大きな活動のひとつに見えます。現状は非合法的な手法に頼らざるを得ないようで、残念な結果に見舞われているようですが、彼女の考え方には共感する部分があります。世界中に散らばる科学者の方々は、彼女をどんな風に見ていて、Sci-Hubはどういう人に使われているんだろう…? 当分、目が離せません。

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